個性を大切にしたSFC提出書類
探究テーマは自身の経験から

第47期生

外所 もみじ(とどころもみじ)さん

通塾情報

出身校 池袋校
出身高校 S高等学校
部活 マイプロジェクト部/起立性調節障害同好会
夢・目標 誰もが学び続けられる社会実現に貢献したい

進学情報

受験方式 夏秋AO
大学 慶應義塾大学
学部 総合政策学部

――[入学の〈きっかけ〉]オンライン授業の充実とサポートの手厚さが決め手

早稲田塾に入学したのは、高2の12月頃です。当初からSFCへの進学を希望しており、すでに探究活動に取り組んでいました。私は群馬県在住のため、オンライン授業の充実や、手厚い個別サポートが入学の決め手です。また、中学時代から総合型選抜という受験方式を知っており、自分が続けてきた探究活動を、どのように受験へと昇華させていくかを考えていました。通信制の学校に通っていたこともあり、自分の学び方や探究活動を深めるうえで、早稲田塾はまさに理想の環境でした。

――[大学・学部を選んだ〈理由〉]SFCならではの独自カリキュラムで探究活動したい

早稲田塾に入学する前から憧れていたSFC。自分の探究テーマを追究していくには、一つの学部の学びだけではなく、教育や心理など、さまざまな分野を横断的に学ぶ必要があると考えたからです。SFCには、分野に縛られず自由に学びを組み合わせられる独自のカリキュラムがあり、まさに理想的な環境だと思いました。また、総合政策学部では、産官学民の多様な関係者と連携しながら、社会課題の解決やイノベーション創出に取り組む実践的な学び(アクター連携)が盛んです。大学生のうちから企業や行政との共同研究に参加すれば、さらに自分の探究テーマを深く掘り下げられるはず。NPOを研究対象にしている教授も在籍されているので、教育とNPOの在り方についても専門的に学びたいと思っています。

――[タメになった〈授業・カリキュラム〉]充実したオンライン授業が受験に役立った

「実戦小論文」では、さまざまな大学の過去問をもとに、小論文を書くうえで必要な基礎知識を学びました。学校でも小論文には取り組んでいましたが、早稲田塾ではより専門的に、書き方の型を身につけながら、思考力や読解力を総合的に鍛えることができます。論文力が向上しただけでなく、提出書類の作成にも大いに役立った講座でした。 また、早稲田塾独自のイベントとして「THE FORUM」という3分間プレゼンテーションがあります。500人の塾生の中から10人が選出され、自分の興味・関心を発表できる場です。私はその10人に選ばれ、さまざまな立場の方から評価をいただきました。大人数の前で自分の考えを伝えた経験は、本番の受験にも活きたと感じています。 私は基本的にすべての授業をオンラインで受講していましたが、不便さやストレスを感じることはなかったですね。特に面接対策では、SFCの一次合格発表から二次試験までの約1週間、毎日4時間ほど指導していただきました。厳しい応答練習を通して、答えに詰まった部分を一つひとつブラッシュアップしました。どんな質問にも対応できるよう準備を重ねたので、本番は気持ちに余裕を持って面接に臨むことができました。

――[合格の〈勝因〉]総合型選抜は、丁寧な準備とオリジナリティが不可欠

SFCのAO入試では、多岐にわたる提出書類が求められます。提出できる資料は最大10点ですが、私はそのうち4点、合計160ページほどの資料を作成しました。探究活動のプロセスで得た知識や経験、そこから見えてきた今後の目標までを、できるだけわかりやすく可視化して書類の完成度を高められたことが、合格の大きな勝因だったと感じています。 SFCのAO入試で重視されるのは、「どれだけ当事者意識を持って活動してきたか」ではないでしょうか。私自身が不登校を経験しており、当事者だからこそわかる感情や視点があります。それは面接官の方々にとっても、実際に経験しなければ見えない情報であり、自分ならではのオリジナリティにつながったと思います。 さらに私は以前から、探究活動には「伝える力」も必要だと考え、独学でデザインを学んできました。情報をわかりやすく整理し、人に伝わる形で発信するスキルを磨いてきたことが、結果的に提出書類の作成にも大きく役立ちました。総合型選抜は、単に知識量を問うだけでなく、自分自身をどのように相手へ表現するかを総合的に考える入試方式だと思います。

――[将来の〈夢〉]不登校の子どもたちが活躍できる社会づくりに貢献したい

私は、教育委員会とNPOの官民連携による不登校支援の実態について探究活動を行っています。小学生の頃、私自身が起立性調節障害を発症し、不登校になりました。このつらい経験から、同じような気持ちでいる人たちの手助けをしたいと思ったのが探究のきっかけです。これまで、群馬県高校生リバースメンターという政策提言プログラムに参加し、不登校支援について意見してきました。しかし、そこでわかったのは官民連携が形骸化し、必要としている人たちに情報が行き届かないという現実です。一方、行政とNPOがうまく連携し、ノウハウを蓄積しながら現場に落とし込んでいる良い事例も全国にはありました。そうした事例を取り入れながら、まずは地元・群馬県の課題に取り組みたい。群馬県は、県庁所在地などはある程度栄えていますが、山間部が多く情報が届きにくい傾向があります。目標は、成功事例をモデルケースとした新たな支援の構築。そして、将来は教育委員会の立場から、障がいのある子どもたちも含め、不登校の子どもたちが自分の居場所や役割をもって活躍できる社会づくりに貢献したいと考えています。

私の「S高等学校 自慢」

自由度が高く、自分のやりたいことをとことん追究できる環境です。学校主催のイベントも多く、目的意識があれば充実した高校生活を送ることができると思います。

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