部活と勉強をしっかり両立!
第一志望の上智大に現役合格

第43期生

大城 碧斗(おおしろ あおと)くん

通塾情報

出身校 津田沼校
出身高校 高輪高校
部活 サッカー部
夢・目標 外国人と日本人が共生できる街づくり

進学情報

受験方式 公募制推薦
大学 上智大学
学部 総合人間科学部

――[早稲田塾入学の〈きっかけ〉] 勉強と部活を両立させたくて早稲田塾へ

僕が通っていた高輪高校は大学受験に対して積極的で、早い時期からオープンキャンパスへの参加を勧められます。高1の夏休みに上智大学を訪れたとき、雰囲気がとても良くてたちまち一目ぼれ。時期を前後し、ちょうど早稲田塾の方々が学校に来て説明会を開いてくれました。そこで総合型・学校推薦型選抜を意識するように。僕は中学から続けてきたサッカー部をずっと続けたかったし、勉強と部活を両立していきたい。そのためには推薦入試も視野に入れようと思い、高1の夏休みに早稲田塾へ入学しました。

――[タメになった〈授業・カリキュラム〉]論文力の基礎が鍛えられる「論文作法(ろんぶんさっぽう)」

国語は苦手科目で、きちんとした文章も書いてこなかった自分にとって、はじめは「論文作法」の授業が苦痛でした。この講座では塾生同士書いたものに対して意見を言い合うのですが、何もわからないうちから忌憚なく指摘され、何も言い返せない。それも落ち込みましたが、もっと悔しかったのは、自分が相手に対して質の高い意見を出してあげられないこと。流れを把握し、他の塾生が書いた文章をよく理解しようと努力し続けました。

もちろん演習もガッツリで、授業ごとに一度は論文を書き、論文に使える言葉のチョイスや構成など基礎的なところから鍛えてもらいました。すると、1年くらい経って急に講師から褒められる回数が増え、授業がわかりやすいと感じるように。他の塾生に対しても、スタート時は間違いなく人から“教えられる側”でしたが、1年かけて“教える側”になれたと実感できました。

――[私の〈受験ストーリー〉]留学の経験から研究テーマを発掘

研究テーマの軸は、外国人と日本人の共生です。中3から高1になる春休み、アメリカ・サンタクルーズに留学しており、そこでの経験を下地にしました。ホームステイ先の家族が、食事前に手を繋いで“「ありがとう」の歌”みたいなものを歌っていて、すごく違和感を覚えたんです。もちろん、10日間ずっと一緒にやりましたが、最後まで慣れなかった。今、振り返ると宗教的行動だったとわかるし、自分に受け入れる力がなかったと反省しています。同時に、これは逆パターンもあり、日本に来た外国人が日本文化に違和感を持ち、トラブルに発展する場合もあるかもしれません。新型コロナウイルスが落ち着けば、また訪日外国人が増加していく可能性も考えられる。外国人との共生社会の実現に向けて何かできればと、研究テーマを磨いていきました。

――[私を支えてくれた〈スタッフ〉]スタッフのアドバイスで進路発見

長年、サッカーを続けてきた僕は、やはり欧州サッカー王国のスペインが好き。そこにこだわり、上智大学外国語学部のイスパニア語学科を第一志望にしていました。けれど、研究テーマを志望学部の学びに結び付けることができず、悶々とした日々を送ることに。こだわり過ぎているとわかっていても自分では軌道修正できず、校舎長に相談しました。すると、社会と人間の関係性を学びたいなら社会学科はどう?とアドバイスが。

そもそも、自分は上智大学の学部をしっかり理解していなかったと気付きました。指摘されてから調べたところ、文化社会学の研究や社会的不平等との関係性などを研究している教授が在籍されており、ここならやりたいことが学べると確信。特に高3の夏休みは毎日塾に通い、スタッフと密にコミュニケーションを取って、大変助けてもらいました。

――[後輩に〈ひと言〉] やりたいことは諦めず、ベストを尽くすべき!

高輪高校のサッカー部は、かなりストイックに練習していたほうだと思います。けれど、やるならとことんやろうと覚悟を決めていたので、引退する高3の9月までしっかりやり遂げました。毎朝5時起きで朝練に参加し、授業を終えてからは6時頃まで練習。その後に早稲田塾へ通う生活を高1からずっと継続。上智大学の推薦入試は、すべて評定平均4.0が必要だったので、通学時間や休み時間など、隙間時間はすべて勉強に充てていました。我ながら厳しい道のりでしたが、サッカーを続けてきたから強いメンタルが鍛えられたと思う。皆さんも、やりたいことがあるなら諦めず、ベストを尽くすべきだと思います。

将来の具体的な職業は決めかねていますが、現場で直接外国人と接しながら課題解決に努めたい。誰もが幸せに生活できる街づくりに貢献していきたいです。

私の「高輪高校 自慢」

面倒見の良い先生が多いです。僕は受験前に面接の練習や、提出書類のチェックなどもしていただきました。

私の「上智大学 総合人間科学部 現役合格アイテム」

講座で使用していたノート

「総合型・学校推薦型選抜特別指導」で使っていたノートです。研究テーマで調べたことはもちろん、面接対策として、過去の傾向をまとめたり。振り返って読むと「これだけやったんだ」と自信につながりました。試験会場にも持って行きました。

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