初心を貫き、一般で筑波大に合格。
大好きなサッカーを続けたい。
平林 涼花(ひらばやし りょうか)さん
通塾情報
出身校 | 津田沼校 |
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出身高校 | 千葉県立小金高校 |
部活 | なし |
夢・目標 | 女子アスリートのサポート |
進学情報
受験方式 | 一般選抜 |
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大学 | 筑波大学 |
学部 | 体育専門学群 |
――――[早稲田塾入学の〈きっかけ〉] サッカーの経験を活かして総合型選抜にチャレンジ
小学3年生のときにサッカーをやり始め、中学からは本格的にクラブチームに入りました。個人スポーツではなく、チームの仲間と喜びを共有し合えるサッカーが大好きです。
一度、慶應義塾大学の女子サッカーチーム(慶應義塾体育会サッカー部女子)の講習会に行ったことがあり、雰囲気の良さに惹かれました。以来、慶應でサッカーを続けたいと思うようになりましたが、一般選抜で受験するのはどうにも不安。
そんなとき、早稲田塾の広告を目にし、総合型選抜なら自分のスポーツの経験を活かしてチャンスを掴めるかもしれない、と思いました。スタッフにも背中を押していただき、高3の6月に早稲田塾へ入学しました。
――――[私の〈ハイスクールライフ〉] 最後の大会は準優勝し、有終の美を飾る
クラブチームでの活動は高3の12月まで続けました。週5日、夜18:30~20:30まで練習があったので、学校を終えて早稲田塾へ直行し、勉強してからグラウンドに駆け付けていました。好きでサッカーを続けてきたので、勉強との両立は苦になりませんでした。
今、千葉県では女子サッカーチームが増えており、最後の大会もリーグ戦の参加校がとても多かったです。その中で、私の所属チームは見事、準優勝!来年は1部リーグへ昇格です。私はこれで引退ですが、後輩たちがより高みを目指してがんばってくれると信じています。
――――[私を支えてくれた〈スタッフ〉] 入学が遅い私でも全力でサポートしてくれた
最初の第一志望は慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)でした。けれど、入学したのが遅かったので、SFCを目指す塾生たちはずっと先を走っている。不安になりましたが、早稲田塾には私のような境遇の塾生に対して少人数のSFC特化型クラスがあります。そこでイチからメンタリング(塾生同士意見を交わしあう)を行い、研究テーマを深めていけたので希望が持てました。
時間がなかったので論文対策講座は受講せず、志望理由書は津田沼校のスタッフにマンツーマンで見ていただきました。論文など書いたことがなかった私を指導していくのは大変だったと思います。何度も「この大学でしか学べない理由をきちんと書きなさい」と言われ続け、心が折れそうになったことも。最終的には自分が納得できるような書類に昇華させることができ、スタッフにはとても感謝しています。
――――[タメになった〈授業・カリキュラム〉] 効率よく英語力を伸ばせた「英語特訓道場」
残念ながら総合型選抜は良い結果を得られなかったので、途中から一般選抜に切り替えました。学力向上に重点をおき、「英語特訓道場」の受講をスタート。5分間で単語を覚えることを繰り返していく短期集中型は、思っていたよりも記憶が定着し、私には合っていた勉強法でした。文にスラッシュを入れて分解して読むやり方を学び、またネイティブの速さで英語を聞くことでリスニングにも役立つなど、効率よく英語力が伸ばせたと思います。
――――[将来の〈夢〉]女子アスリートをサポートしたい
最終的に進学先に選んだ筑波大学には、実は高1のときからひそかに憧れていました。途中で講習会に行って慶應に目移りしましたが、サッカーを続けたいし、その先の自分の目標を叶えるなら、研究力が強い大学がいいだろうと初心を貫くことにしました。
早稲田塾で見つけた研究テーマは、女子アスリートのサポートです。栄養や休養のとり方、トレーニングの方法など、男女の違いを理解しなければ支えていくことはできません。筑波大学体育専門学群は、体育関連分野のリーダー育成を軸におき、体育全般の知識・技術はもちろん栄養学や生理学といった身体の仕組みまで、幅広いカリキュラムが揃っています。貪欲に学び、将来はなんらかの形で女子アスリートに携わっていきたいです。
ただ、大学で一番やりたいのは、女子サッカーを続けること。将来、プロ選手になるほどの自信はありませんが、可能な限り現役を続けたいです。