ラグビーと勉強を両立し、
ずっと憧れていた慶應に合格!
森航希(もりこうき)くん
通塾情報
出身校 | 青葉台校 |
---|---|
出身高校 | 桐蔭学園高校 |
部活 | ラグビー部 |
夢・目標 | ラグビーと人材育成に携わる |
進学情報
受験方式 | 総合型選抜(夏秋AO) |
---|---|
大学 | 慶應義塾大学 |
学部 | 環境情報学部 |
――[早稲田塾入学の〈きっかけ〉]ラグビー部で培った経験を受験に活かすために
僕の高校は文武両道がモットーで、所属していたラグビー部も強豪校。先輩は推薦で大学を決める人が多く、早稲田塾に何人も通っていました。いろいろな話を聞き、自分も部活で培った経験を活かして受験したいと、早稲田塾に入学したのが高2の2月です。
僕がやっていたのは、スクラムハーフというポジションです。パスを出して走り回ることが多く、体力的にはキツイですが、司令塔の役割も担うためやりがいは大きい。高2の大会ではチームの分析班を任され、夜な夜な対戦相手の映像を観ながら攻撃の研究をしていました。ラグビーを知らない人は、「身体をぶつけ合うスポーツ」のイメージかもしれませんが、実際は一手、二手先を読む力が問われる頭を使うスポーツです。こうした、物事を先読みして備える力は受験勉強にも活きたのではないかと感じています。
――[大学・学部を選んだ〈理由〉] スポーツバイオメカニクスを存分に学びたい
幼稚園の頃、ラグビー好きな父に連れられ伝統の早慶戦を観に行ったときから、慶應のラグビーに憧れていました。だから、第一志望は慶應一筋。
もともと自分のラグビー経験を活かしたいと始めたAO受験なので、研究テーマは「日本ラグビーの発展と向上」に決めました。特に自分がやっていたスクラムハーフのパフォーマンス力が重要と捉え、動きを分析してより効率的な身体の使い方やパスの出し方を研究。この動作分析を明らかにするには、スポーツバイオメカニクスという学問があります。慶應の環境情報学部にはスポーツバイオメカニクスを専門に研究している教授がいると知っていたので、そこを意識し、最後までモチベーション高く出願書類をまとめることができました。
大学では、スクラムハーフを含め他のポジションでも攻撃と防御を効果的に行う方法を、一連のつながりで研究したいと思っています。環境情報学部では、視覚情報や眼球運動など、様々なアプローチで研究できる環境がそろっているので、とても楽しみです。
――[タメになった〈授業・カリキュラム〉] 常に手を差し伸べてくれた早稲田塾のスタッフ
研究テーマを深めていくうえでは、「総合型・学校推薦型選抜特別指導」で担任助手から受けたアドバイスがとても役立ちました。出だしは「日本ラグビーの発展と向上」をケガ予防の観点から模索していたのですが、話しが医学的な方向に膨らみ、自分のやりたいことから離れてしまう。迷うたびに軌道修正していただきながら、軸がブレることなく研究を仕上げることができたと思います。
また、「慶應義塾小論文」では論文力・読解力を身につけることができ、自分の中では受講して一番良かった講座です。特に読解力が上がったのは、高校の定期テストでも実感できたほど。「慶應義塾小論文」は課題文が難しく、これまでの自分ならじっくり読んでしまって思考停止状態になっていました。けれど、講師に何度も言われたのは「(わからなくても)楽しんで読みなさい」ということ。意識しながら続けるうちに、難解な文章に対して苦手意識が払拭されました。
――[オリジナルの〈勉強法〉]他校舎の塾生同士で出願書類を添削
早稲田塾のメリットは、AO対策についてスタッフから効果的なアドバイスがいただけるのはもちろんのこと、所属校以外の塾生と交流が持てるところだと思います。僕は夏期授業で一緒に学んだ塾生同士でグループをつくり、週1回、出願書類を添削し合ったり面接練習を行っていました。違う視点からの指摘は新鮮だし、良いモノは自分の研究内容に取り入れることができる。塾生同士で高め合えるのは、早稲田塾ならではの雰囲気だと思います。
――[将来の〈夢〉] ラグビーを支える側でスタープレイヤーを発掘したい
動作分析の研究を活かし、人材を育成する立場になりたいです。今はプレイヤーとしてがんばりたいけれど、アスリートのセカンドキャリアは常に問題視されており、自分も引退後の人生をしっかり見つめていきたい。そのために大学でしっかり学び、将来は自らの手でスターを生み出したいですね。