好きな学問を究めたい!
夢は歴史研究者になってヨーロッパを「知る」こと
西崎匠(にしざきたくみ)くん
通塾情報
出身校 | 藤沢校 |
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出身高校 | 藤嶺学園藤沢高校 |
部活 | 生物部 |
夢・目標 | 歴史の研究者 |
進学情報
受験方式 | 自己推薦 |
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大学 | 明治大学 |
学部 | 文学部 |
――【早稲田塾入学の〈きっかけ〉】母の言葉と叔父の勧めで早稲田塾へ
早稲田塾に入ったのは、高2の11月です。高校入学時は総合型選抜を受けようという気持ちはありませんでした。しかし高2のとき、母に「大学で歴史を学びたい」という話をしたところ、「だったら総合型選抜も視野に入れたらどうか」と言われ、その後叔父と話をしたときに「総合型選抜をやるなら早稲田塾がいいらしい」と教えてもらった、というのが入学の経緯です。
――【タメになった〈授業・カリキュラム〉】対面の面接練習が実践に活きた!
早稲田塾入学後、まず受講したのが「総合型・学校推薦型選抜特別指導」と「大学への小論文」です。「総合型・学校推薦型選抜特別指導」は、とても刺激的な授業でした。自分で回答を考えるのも、人の回答を聞くのも面白い。ダジャレで回答した友人がいて、それがずっと印象に残っています。またそれを発表する態度・姿勢といったところにも気をつけることも学びました。僕の回答を読んだ友人からは、「発想が独特だね」とコメントをもらったことがあります。その日の一番良い回答を選ぶ「Student of the day」にも2回ほどなりました。
早稲田塾に入るまでは文章を書く習慣がなかったので、「大学への小論文」は文章力アップにかなり役立ったと思います。最初のころはわからないことだらけで、基本的な書き方から学ぶレベル。そこから読解の正確さが重要だと気づき、現代文の教科書を読むなどして練習しました。授業を重ねるたびに課題点が見つかり、それを解決する努力をすることで自分の成長を実感。あるとき講師に文章上達の近道について聞いたところ、「結局、自分で問題を解くのが一番の近道だ」と言われ、その言葉に深く納得し、制限時間内にしっかりと考えて書く、という練習を繰り返しました。
僕は対面の授業が多かったのですが、特に対面で良かったと思ったのは「本番直前授業<ホンチョク>」の面接対策です。実際の面接は、コロナ禍ということもあり、アクリル板越しで面接官の距離も教室の端と端、くらいの距離。普通だと、どのくらいの声のトーンで話せば伝わるのかをとっさに判断するのが難しいでしょうが、僕はホンチョクで似たようなシチュエーションを経験していたので、しっかりと対応できました。
――【早稲田塾で〈学んだこと〉】メンタリングで真剣に集中して考える時間が持てた
親しい友人とは、何度もメンタリング(意見を交わしあう)をしました。メンタリングの難しいポイントは、「相手にとって良い質問をすること」。相手の話を集中して聞き、それに対してどう答えるかを考える必要がある。それを続けていくと、頭の中が高速でギュンギュン回転しているような感じになる。真剣に集中して考える時間を持てたことは、自分にとってプラスになったと思います。
――【後輩に〈ひと言〉】能動的・積極的に取り組んで!
総合型選抜に挑戦するなら、まずは大学でやりたいこと、好きなことを見つけて、それを学ぶためにはどうすればいいのかをじっくりと考えてほしい。早稲田塾は、ヒントや方法を教えてくれるけれど、やるのは結局自分です。受動的ではなく、能動的、積極的な態度で学ぶことが大切。塾に入って安心するのではなく、「塾に入ったから頑張るぞ!」という気持ちで取り組んでください。
――【将来の〈夢〉】西洋史の研究者になりたい!
小学生のころから歴史が好きで、高校生で世界史を学ぶようになってからさらに楽しくなりました。歴史のなかでも、特にヨーロッパ史に興味を持つようになったきかっけは、イングランドのジョン王について調べたこと。彼はいくつかの大きな失策をしているのですが、なぜそのようなことをしたのか調べてみると、様々な歴史的な出来事が関連していることがわかった。一見関係ないようなことが、実はつながっている。そんな歴史の面白さに気づき、一生学びたいと考えるようになりました。
大学では史学地理学科の西洋史学専攻です。西洋史の中でも西欧史、その中でもフランス史を特に学びたい。西欧の中でフランスは中心的な役割を持っています。まずフランス史を学べば、そこから西洋史全体に発展させていくことができる。目指しているのは研究者。これからもずっと歴史研究を続けていきたいです。