“第二のホーム”で国語力も メンタルも強化された!

第40期生

黒田采良(くろださら)

通塾情報

出身校 吉祥寺校
出身高校 国際基督教大学高校
部活 テニス
タイプ 学力・成績向上が目的
夢・目標 中国について学ぶ

進学情報

受験方式 AO・推薦入試
大学 慶應義塾大学
学部 総合政策学部

──[入学の<きっかけ>]帰国生ならではの悩みを抱え、自分にあう塾を探して

高1の頃、学校の成績がとても悪く、なんとかしないとと思い塾を探していたときに、早稲田塾を見つけました。ウェブサイトを見てみたらAO・推薦の合格実績が高く、興味を持ちました。私は中国の大連に留学経験があって、帰国してから高校に入りましたが、その当時は国語力が全然足りませんでした。でも英語は得意だったので、自分の実力にあう塾がいいからと、親も早稲田塾入学を賛成してくれました。
それから早稲田塾に行き、最初に面接をした時、スタッフに慶應義塾大学に憧れていると伝えたら、学部のことなどを具体的に提案してくれ、その話を聞いて、AO入試への挑戦を決めました。

──[タメになった<授業・カリキュラム>]早稲田塾の論文講座で国語力・記述力アップ

最初の頃は、早稲田塾の授業で新聞の社説を読むように言われたのですが、社説どころか講師の言ってることも理解できませんでした。英語の授業でも、文章の意味はわかるのに日本語訳ができなくてすごく落ち込みました。でも、ずっと社説を書き写す作業をやり続け、最終的には100本以上書き写し、その結果、日本語に慣れるだけじゃなくて、知識も身についたし、文章を書くスピードも速くなりました。慶應小論文の授業もついていくのにすごく苦労したけど、絶対休まないと決めて、2000字の志望理由書を、60回以上は書き直しました。
また、高2の時には未来発見プログラムの「竹中平蔵 世界塾 世界を知るサマースクール in 香港」に参加しました。このプログラムで出会った友達がすごく頑張っているのをみて、自分も勉強しなきゃいけないと思いました。このプログラムを通じて、勉強するという事の本当の意味を理解することができた気がします。

──[私の<現合ストーリー>]仲間からの厳しい意見に感謝。早稲田塾は“第二のホーム”

高校2年の春から、自主的に課外活動に参加しました。そこで経験したことを早稲田塾の授業で発表して、書類を作成。最初は受験のためだけに活動をまとめていたわけではなかったのですが、最終的にAO入試にも役に立ちました。
ポートフォリオを作成するときは、早稲田塾の担任助手や友達にいろいろと相談に乗ってもらいました。友達の方が割と鋭いことを言うんですよ(笑)。私は最初、思っていることを書くだけで内容もぐちゃぐちゃだった。そのことを友達に、これ結局何が言いたいのかわからないって言われて。グサッときたけど、それで本当に伝えたいことってなんだろうと考え直すことができて、資料をまとめることができました。
受験期は、同じ大学を目指している塾の友達と書類を見せ合ったり、相談したりして、家族のような存在に。家にいるよりも塾にいたい。早稲田塾は、第二のホームという感じでした。

──[私の<ハイスクールライフ>]スケジュール管理を徹底して、部活もやりきった

学校、塾、部活、課外活動に参加していた時は、時間があっという間に過ぎていきました。つい部活を休みがちになり、辞めてもいいかなと思うこともありました。でも、やっぱり部活は楽しかったし、思い出もたくさんあったので、しっかり引退するまでやり遂げたいと最後までやることを決意。大変なことも乗り越えよう、辛い思いから逃げたくないって。
そこで、スケジュール帳に時間刻みのスケジュールを書いて、今日は何時から何時までこれをやる、ということをすべてリストアップして、終わったものからマーカーで引いていきました。そうしたらタイムマネジメントができるようになりました。
最終的には部活の引退試合にも出場して、きちんと結果を残して部活を引退することができました。

──[受験を通して得た<一生モノ>]受験でメンタルを鍛え、ポジティブな自分に変わった

AO入試に挑戦したことで自信を持つことができました。いろいろな活動をして周りから評価されても、自分ではどこか不満があり、自信もなくて、すぐネガティブ思考に。面接対策をしていても、周りの友達がハキハキと答える姿を見ると、自分はダメだ、と焦ってしまって……。
でも、本番前最後の面接練習で失敗して落ち込んだ時は、絶対自分にも良いところがあるはずだと、ポジティブな考えに切り替えて本番に臨むことが出来ました。私は受験を通じて、メンタルが強くなったと思います。嫌なことから逃げなくなったし、自分もやればできると思える自信をつけることができました。

──[将来の<夢>]SFCで多面的な知識をつけ、中国について学びたい

将来は中国について学びたいと思っています。「なぜ中国がこのように発展し続けて、今でも成長しているのか」それを明らかにするためには、中国の社会学や政治、メディアなどを学ぶことが必要だと思いますが、SFCならすべて同時に学べます。あと、幼少期から絵も好きで、受験のための資料を作るのもすごく楽しんでいたので、デザイン系もやりたいなと思っています。プログラミングも挑戦してみたいですね。

私の「慶應義塾大学 総合政策学部 現役合格アイテム」

出願書類とノートPCとお守り

出願書類は自分の今までの活動すべてをまとめたもの。ノートパソコンは志望理由の作成や論文をまとめる時に使った大切な相棒です。お守りは肌身離さず持っていました。

フォトギャラリー