早稲田塾で進路を発見!メイクの力で誰もが輝ける社会を作りたい

第44期生

林真鈴(はやしまりん)さん

通塾情報

出身校 津田沼校
出身高校 千葉敬愛高校
夢・目標 メイクの力で心身ともに生き生き過ごせる社会を作る

進学情報

受験方式 夏秋AO
大学 慶應義塾大学
学部 環境情報学部

――【早稲田塾入学の〈きっかけ〉】SFCに興味を持ち、実績のある早稲田塾へ

知人が一般選抜で慶應義塾大学総合政策学部に合格したことで慶應義塾大学SFCを知り、興味を持ちました。SFC合格のチャンスを広げたいという思いから、総合型選抜(AO)実績のある早稲田塾に見学に行ったのが、高2の1月末頃だったと思います。

――【タメになった〈授業・カリキュラム〉】「慶應義塾小論文」で頭が良くなった気がする?!

「総合型・学校推薦型選抜特別指導」は、最初のうちは5分間で答えるのが大変でしたが、毎週やるうちに慣れてきて、できるようになりました。さらに、グループディスカッションで発言力もついたと思います。また、この授業を通して私は、今まで偏った視点、ありきたりな視点でしか物事を考えていなかったということに気づけました。私より前から受講している生徒たちのユニークな意見や書き方を、真似してみようと積極的に取り入れました。

「慶應義塾小論文」は、「とても難しかった!」というのが率直な感想です(笑)。授業を通して世界情勢や政治、経済の知識がつくので、物知りになったかな?頭が良くなったかも?!という気になりました。物事を学問的に捉える力も身についたように思います。

――【大学・学部を選んだ〈理由〉】メイクを様々な視点から研究したい!

早稲田塾に入学した当初は、明確な研究テーマが決まっていませんでした。当時の私は、研究テーマというものは社会問題を扱わなくてはいけないと思っていたので、興味があったジェンダー問題に取り組んでいましたが、行き詰まってしまって……。スタッフに相談したところ、「林さんの強みは、メイクだよ!」と言ってもらえたのです。

私は小2からメイクが好きで、自分なりにメイクを探究してきました。TikTokでメイク動画の配信をしていて、結構な数のフォロワーもいます。それが私の強みだし、そこを伸ばせば研究テーマになる、とスタッフに言われてビックリ。「ただ自分が好きでやっていることが、研究テーマになるの?」と。そこからメイクをどのように学問と結びつけるのかを考え、論文や書籍を読み、たどり着いたのが心理学と表情分析、そしてパターン・ランゲージの3つの観点からメイクを深めていく、というテーマ。メイクには心理学的にどのような効果があるのか、コロナ禍でマスクを付けている状況のなか表情はどう変化するのか、そして「メイクセンス」が良い人たちの共通点を見出してパターンとして提供できないか…など。これらを複合的に調べることで、容姿や表情で悩んでいる人のサポートができないか、社会問題の解決につなげられないのか、と考えるように。SFCでは学域の制約がなく、幅広く自分の興味があることを学べる。また学生それぞれが異なる自分のテーマを探究しているので刺激がもらえる。改めて、この大学に行きたい!と思いました。

――【早稲田塾での〈生活〉】私の強みを引き出し、伸ばしてくれた早稲田塾

スタッフには、本当に助けてもらいました。テーマに迷っていた私の強みに気づかせてくれ、それを引き出し、さらに生かし方までも教えてもらった。精神的に追い詰められて、泣いてしまうこともありました。そんなときは親身になって励ましてくれた。自分自身を見つめ直し、成長につなげられたのは早稲田塾のサポートのおかげ。後輩に聞かれたら、「早稲田塾は絶対にオススメ!」と自信を持って言えます。自分一人の力や、高校の進路指導だけでは、SFC合格は手に入れられなかったと思う。早稲田塾にはとても感謝しています!

――【将来の〈夢〉】メイクの力で、誰もが生き生きと過ごせる社会を作る

小1のときに事故で目頭を切り傷跡が残ったので、それを冷やかされるようになりました。中学でも容姿をネタにしたいじめがあり、それが辛くて、自分に自信を持ちたいと試行錯誤してメイクを研究。10年かけて「これだ!」というメイクにたどり着きました。

私と同じように、容姿で悩んでいる人はたくさんいます。そういう人たちに、私はメイクを通して自分に自信をつけて欲しい。私のように10年も研究する必要はないから(笑)、その人に合ったメイクを見つける方法を、伝えていけたらいいな。病気の人が薬を飲むように、男女問わずメイクが必要な人にそれを届けたい。私の経験を何らかの形で伝えることが、誰かの助けになったら嬉しい。今現在は、SNSのアカウントでそのような話はしていないのですが、大学生になったらそういったメッセージも発信していけたら、と考えています。

私の「千葉敬愛高校 自慢」

1学年500人いて、13クラスあります。人数が多いから色々な人と話せるし、友達の輪が広がりますね。いい子ばっかりで、私のSNS活動も応援してくれました。また、施設がとてもきれい。まさに「ザ・JK」の、キラキラした高校生活が楽しめる場でした。

私の「慶應義塾大学 環境情報学部 現役合格アイテム」

提出資料、お守り

SFCに提出した資料です。メイクの歴史や研究内容、また自分の経験やTikTokでの実績など、100枚くらい資料を作りました!早稲田塾の先輩たちの資料を参考にし、見やすさやデザインにもこだわっています。 お守りは、塾でもらったものと、近所の神社のもの。定期入れに入れていつも持ち歩いていました。

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