慈善事業を活性化するための 方法を、同志社大学で学ぶ!

第40期生

久保 良介(くぼりょうすけ)

通塾情報

出身校 吉祥寺校
出身高校 国際基督教大学高校
部活 テニス
タイプ 学力・成績向上が目的
夢・目標 世界中の慈善事業の活性化

進学情報

受験方式 AO・推薦入試
大学 同志社大学
学部 商学部

──【入学の〈きっかけ〉】AO入試に興味を持った父の勧めで入学

高校に入ってすぐ、父の勧めで早稲田塾に入学しました。父は新しいものに興味がある人で、自分のときにはなかったAO受験というものに注目していて、AO受験に強いと評判だった早稲田塾を薦められました。僕自身は親に言われるがままで、「高校に入ったばっかりなのにもう勉強するのか……」とあまり乗り気ではなかった(笑)。「東進講座」の数学と「論文作法(ろんぶんさっぽう)」を受講し、早稲田塾生活がスタートしました。

──【印象に残った〈イベント〉】自分の改善点を見つけられた未来発見プログラム

国際基督教大学高校(ICU高校)は、帰国生や外国人が多い学校ですが、僕自身は全くの純粋な日本人。幼いときから英会話を習っていて英語が得意だったこと、海外への漠然とした憧れがあったことで選びました。いざ入学してみたら、当然ですがみんな英語がすごくできる。自分の英語力はまだまだだということに気づかされました。また高校に入学したことで気が緩んだのか、友達と楽しく過ごしてしまい成績は下がる一方…。塾も休みがちでした。そんな僕を心配したのか、担任スタッフから未来発見プログラム「スーパークロスカルチュラルプログラム」への参加を勧められました。
「スーパークロスカルチュラルプログラム」は3日間ずっと英語で行われ、データ収集の基本について学びました。英語力不足はもちろんですが、自分は「聞き出す力はあるが、グループメンバーの意見をまとめる力が弱い」ということに気づきました。自分の改善点を多く見つけられた、良い機会だったと思います。

──【刺激的だった〈スーパープログラム〉】NYで自由な働き方に衝撃を受けた

未来発見プログラムを経て塾内で友人も増えて充実していたのですが、なかなか結果には結びつかず、学校ではさらに成績がダウン。ここで再び、未来発見プログラムに参加しました。
高2の夏に参加した「NYメディア&アート特別研修」は、NYに1週間滞在して、国連や世界的企業などを見学するプログラムです。日本とは全く違うビジネス環境に驚きの連続でしたが、中でも「Kickstarter」というクラウドファンディングを扱う企業は衝撃的でした。決まったデスクではなく、どこで仕事をしてもいい。床に座っている人もいて、その自由さに憧れた。自分もこういう風に仕事をしてみたい、と思いました。また、ブロードウェイで観た本場のミュージカルには感動しました。「本物って、すごい!」と改めて感じた1週間でした。
その後、秋には「ドラッカープログラム」と「ネゴシエーション アンド リーダーシップ プログラム」に参加。自分のやりたいことが徐々に明確になってきた時期だったので、将来に繋がる知識を手に入れようと、前向きな姿勢で参加できました。

──【早稲田塾での〈生活〉】AO講座と担任スタッフにより自分の内面が引き出された

AO入試は、自分の実績をアピールできる入試。当初は、小学生で英検2級を取得したことや、ピアノや水泳の実績を書類のメインにしようと考えていました。しかし、AO講座やケアスタッフと面談を重ねるうちに、違うモノが引き出された。僕は、子どものときから母が献血をするのに同行していて、高2からは献血ルームでボランティアをしています。単に募集の声かけをするのではなく、若者の献血を増やすためにどうすればいいのかを自主的に研究していたのです。ケアスタッフと話しているうちに、その経験こそがやりたいことに活かされるのだと気づきました。漠然としか見えていなかった自分の将来が、面談を通してハッキリしてきた。自分の中にある、自分でも気づいていなかった一面を引き出してくれたスタッフに、感謝しています。

──【私を支えてくれた〈スタッフ〉】3年間支えてくれた担任助手に「ありがとう」

僕が3年間塾を続けられたのは、担任助手のおかげと言っても過言ではありません。3年間ずっと同じ人に担当していただいたのですが、僕のダメなところを良く知っている(笑)。塾に行かなかった時期や、AOの模擬出願で結果がでない時も根気よく連絡をくれてサポートしてくれました。多分、他の生徒の倍は面談していると思います。この担任助手と仲良くなれたことが、塾に来るモチベーションの一つになりました。ダメな僕を、最後まで見捨てずにいてくれた。合格を伝えたときは両親よりも感動してくれて、本当に嬉しかったです。
この担任助手を含め、僕は早稲田塾全体の力を使って合格できたと思います。わからないことがあったら、すぐに受付にいるスタッフとか、友達に聞く。出願用のビデオ撮影も手伝ってもらったし、書類へのアドバイスもたくさんもらった。いつでも塾のみんなに「助けて!」と言える環境にいられたからこそ、現役合格できたのだと思います。

──【将来の〈夢〉】企業と慈善事業を繋ぐ存在になりたい

将来は、企業に慈善事業を仲介する仕事がしたい。大手スーパーのイオンが実施している「幸せの黄色いレシート」という地域ボランティア支援のチャリティ活動があるのですが、これにより募金者全体の数が大幅に増えたという実績があります。僕が関わっている献血活動の広報にも、企業を絡められたらもっと効果が上がるのではないか。企業のCSR活動と慈善事業を結びつけるハブとなって、世界中の慈善事業を活性化するのが僕の夢です。

私の「国際基督教大学高校自慢」

校則がほとんどなく、自由度の高い学校です。日本語よりも英語が得意な生徒が多いくらいなので、友達と会話をするだけで英語力が上達します。それぞれ違うバックグラウンドを持っているので、世界の文化や歴史についての知識が増えました。

私の「同志社大学 商学部 現役合格アイテム」

お守り

入試の前日に、京都の金閣寺で買ったお守りです。入試の前の日から京都入りして、1日目はしっかり観光しよう!と決めていました(笑)。

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