米ぬかに含まれる菌に着目!
まちにも環境にも優しい建築を実現したい

第44期生

三嶋柚佳(みしま ゆずか)さん

通塾情報

出身校 吉祥寺校
出身高校 実践女子学園高校
夢・目標 農業と人を繋げる町づくり

進学情報

受験方式 早稲田建築 AO 入試 (創成入試)
大学 早稲田大学
学部 創造理工学部

――[早稲田塾入学の〈きっかけ〉]今までにないような早稲田塾の授業に魅力を感じた

高1の3月、早稲田塾で体験授業に参加した際に、素直に「楽しい!」と思うことができ、ここであれば自分自身を成長させることができそうだなと感じて、入学を決意しました。比較的早い時期での入学のように感じるかもしれませんが、早稲田塾でスタッフや担任助手、そして塾生と関わっていくなかで、徐々に大学受験に対する強い意識が芽生えましたし、周囲の人も私を見て「すごく変わったね!」と褒めてくれることが多くなったので、早いうちから対策しておいて良かったと思います。

――[大学・学部を選んだ〈理由〉] 自分自身と大学の雰囲気、研究テーマがマッチしていた

私が高校2年生のとき、父が秋田県にある田んぼを受け継ぐことになりました。ですが、川の氾濫によって田んぼだけでなく家屋にも影響が出てしまったことから、「命の安全を確保できる基盤を作りたい」と考えるように。そこで私が思いついたのは、「米ぬかを建築資材とした河川改修」です。私の身近に米ぬかがあったため、米ぬかに含まれる菌を河川改修に使用することが出来たら水質改善に繋がるのではないか?と思い、建築学科を志すようになりました。早稲田大学を選んだ理由は、高1のときに早稲田大学の展覧会にいったことがきっかけ。大学の雰囲気が私とぴったり合っていると感じて、志望校に決めました。

――[タメになった〈授業・カリキュラム〉] 建築学科を目指す人のための講座で基礎知識を深められた

私は早稲田塾の数多くある講座の中でも、特に「建築・芸術系教養講座」と「実技講座」が役立ちました。もしこの授業を受講していなかったら、絶対に早稲田大学に合格できていなかったと思います!「建築・芸術系教養講座」では、講師の方々から建築についての講義を受けた後、次の週までにレポートを書いて提出することになっていました。講義での内容や、そこから学んだことを踏まえて執筆する必要があるので、かなり専門的な知識が身についたと思います。実技講座では、実際に自分で絵を描きます。絵には自分の考えなどがそのまま表現されるので、絵を分析することで自分が何をやりたいかが明確になりました。また毎週繰り返し自分の作品について説明する訓練をしたことで、早稲田大学受験の際のプレゼンテーションに、緊張することなく臨むことができました。

――【早稲田塾での〈生活〉】早稲田塾が「第二の家」になった

塾のドアを開けた瞬間にほっとするような、まさに「第二の家」だったと思います。気軽に相談できる大学生の担任助手や、同じ塾生の友達がいてくれたことで、大変だった受験期を乗り越えることができました。受験直前、担任助手の方が「頑張ってね」と書いたメモを渡してくれたり、英語プレゼンテーション大会「TIME CUP」ではひたすら練習に付き合ってくれたりと、優しくサポートしてくださいました。また、早稲田塾には自分にしかない魅力を理解している人が多く、レベルの高い人ばかり。そのような人たちに囲まれる環境はなかなかないので、良い刺激になりました。それまで、私は自分で自分自身の上限を決めてしまいがちだったのですが、早稲田塾のおかげで、様々なことに対して積極的に行動することができるようになりました。新聞を読む習慣がついたのも、早稲田塾で総合型選抜対策をしたことがきっかけ。1日ごとに変わる世界の情勢を、常に自分の頭の中に入れておこうと心がけるようになりました。

――【将来の〈夢〉】秋田の農家代表として、農業と人を繋げる町づくりを行いたい

私の将来の目標は、農業と人を繋げる町づくりを行うことです。現在は「RBセラミックス」という米ぬかを原料とした素材は開発されているので、そのセラミックスをどう建築に応用していくかを研究したいと考えています。その上で、将来は秋田の農家代表として、秋田県の「八郎潟」という湖の水質改善ができるよう、米ぬかを使った河川改修をしたいと思っています。

私の「実践女子高校 自慢」

中高一貫校で6年間メンバーが変わらないので行事の時は助け合ったりして強い友情関係を築けるところです。また、礼法を学ぶ機会があり挨拶の作法が身についていたので面接のときに役に立ちました。

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