歌を聴くことで幸せになれる社会を創りたい!
音楽神経科学を学べる慶應義塾大学環境情報学部へ

第44期生

森野茉奈(もりのまな)さん

通塾情報

出身校 吉祥寺校
出身高校 学習院女子高等科
部活
夢・目標 鬱症状を歌で改善したい

進学情報

受験方式 夏秋AO
大学 慶應義塾大学
学部 環境情報学部

――【早稲田塾入学の〈きっかけ〉】校舎長との面談で勇気づけられた!

早稲田塾に入学したのは、高1生の冬頃です。早稲田塾の講座を体験できるというDMを見て、校舎長の方と面談しました。そこで「総合型選抜に向いているよ!」と励まされ、チャレンジしてみようかなと。結果的に、高1生で入学したことで、自分がどの大学で何をしたいのかについて時間をかけて考えることができたのでよかったです。また、英語資格や学校の成績などに早い時期から力を入れることができたことも、早期入学のメリットだと思いました。

――【早稲田塾の〈魅力〉】アットホームな雰囲気でみんなが仲間!

早稲田塾の一番の魅力は、アットホームな雰囲気で、全員が高めあえる仲間のような存在であるところだと思います。志の高い人たちと関わったことは、合格の勝因の一つにもなりました。

また、早稲田塾は親身になって自分のことを考えてくれる人にたくさん出会える場所でもありました。私は週に4、5回行って色んな人と話すようにしていました。自習室もよく利用していましたが、ただ勉強するだけではなく、自分の悩みについても話すことで息抜きにもつながったと思います。自分のことを見てくれていて、声をかけてくれる人の存在がとても心の支えになったと感じています。迷った時には面談をして、自分の心の整理や次のステップへのきっかけを作ることができました。

――【大学・学部を選んだ〈理由〉】自分の学びたいことが学べる魅力的な環境

慶應義塾大学環境情報学部は、音楽神経科学について勉強しながら、心理学についても勉強することができます。自分の一番興味のある分野について学べる環境は、私にとってとても魅力的でした。

また、学生が自主的に研究することを認めてくれるのも慶應義塾大学環境情報学部に惹かれた理由の一つです。1年次から様々な研究会に入ることができるなど、一つのテーマに対して様々な観点から研究できるのは、慶應義塾大学環境情報学部ならではだと思いました。

――【タメになった〈授業・カリキュラム〉】ターニングポイントになった「TIME CUP」

英語プレゼンテーション大会「TIME CUP」に出場したことが、受験におけるターニングポイントになりました。出場するきっかけとなったのは、「未来発見プログラム」の「サイバーフィジカルテクノロジープログラム」。このプログラムで取り組んだ、「10年後のAIやVRがどうなっているか」という課題について、「TIME CUP」のテーマに取り上げました。

「自分の研究に対する思いを伝えて賞を取りたい」という気持ちがすごく強かったので、原稿を何度も書き直したり、塾の部屋を借りて動画を何十回も録り直したり。こうした過程を経て、研究について発信する力がついたと感じています。さらに、研究テーマに対する自信もつきました。

志の高い仲間との出会いも「TIME CUP」で得られたことの一つです。その後の自分のモチベーションにもつながりました。

――【タメになった〈授業・カリキュラム〉】総合的な人間力が鍛えられた「スーパーハイレベル論文作法(ろんぶんさっぽう)」

高2生から「スーパーハイレベル論文作法」を受講していました。この講座では、塾生同士お互いの論文を読み合い、ディスカッションをする時間があります。他の塾生が書いた原稿について指摘するため、原稿の趣旨を理解し、自分の意見に責任をもち、人にわかりやすく伝える力、相手を尊重しながら意思疎通をする力が身につきました。総合的な人間力を鍛えてくれる講座だったと思っています。

――【将来の〈夢〉】歌を聴くことで幸せになれる社会を創りたい

大学では、歌を聴くことによってどのようにポジティブな感情を取り戻せるのかについて、音楽神経科学の観点から学んでいきたいです。今は、うつ病に関する先行研究から、歌を聴くことと感情に関わる脳の領域には深い関わりがあるのではないかと考えています。歌を聴くことがどのように人を変えられるのかを明らかにして、より多くの人が、歌を聴くことによる幸せを得られる社会づくりに貢献したいです。

私の「学習院女子高等科 自慢」

女子高で1学年200人、1クラスに40人いるのですが、その中で自分と気の合う仲間を見つけられる環境です。また、国語教育に力を入れており、文章を考えて発表する機会がとても多かったので、自分の考えを持つ力が鍛えられました。

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