日本の農業を救いたい!
慶應義塾大学総合政策学部に合格

第44期生

福田隆之介(ふくだりゅうのすけ)くん

通塾情報

出身校 自由が丘校
出身高校 桐蔭学園高校
夢・目標 日本の農業を救う

進学情報

受験方式 一般選抜
大学 慶應義塾大学
学部 総合政策学部

――【早稲田塾入学の〈きっかけ〉】親と塾生の友達に勧められて

早稲田塾には高2生の12月に入学しました。親から勧められたこともきっかけの一つですが、早稲田塾に通っている友達が、慶應義塾大学を目指すなら、と早稲田塾を勧めてくれました。私の周りにいる早稲田塾生は、皆元気がよくて明るくて楽しそう。また、面談の際にスタッフや担任助手の方が褒めてくれたことで、自己肯定感が上がるし勉強のやる気も出るなと感じました。ここなら第一志望に合格できると思ったことが決め手です。

――【大学・学部を選んだ〈理由〉】SFC生に憧れて

早稲田塾にいる現役SFCの担任助手と話したり、オープンキャンパスに行ったりしてみて、実際に慶應義塾大学SFCに通っている人や教授からオーラみたいなものを感じました。「自分もこの環境に行けたらもっと人としても成長できる」と思い、慶應義塾大学総合政策学部を第一志望に。

大学では東京の森林での農業を軸としながら、多様なアプローチで持続可能な農業体制について研究したいです。農業に興味を持ったきっかけは、大好きなアサイーがアグロフォレストリー農法で作られていることを知ったから。アグロフォレストリーは農業(アグリカルチャー)と林業(フォレストリー)の造語で、森林農業とも呼ばれています。日本の農業が衰退し、新しいスタイルが必要とされる今、農地だけではなく、森林や山に着眼しながら農業を進めていくアグロフォレストリーを東京で展開できたらと考えています。まだ東京では事例がないため大学で研究していきたいと思います。

――【タメになった〈授業・カリキュラム〉】「総合型・学校推薦型選抜特別指導」で多様な力が鍛えられた

「総合型・学校推薦型選抜特別指導」では、5分間答えのない問題に取り組み、毎週投票でベストアンサーを決めます。私は負けず嫌いなので、どうやったらベストアンサーになれるのか毎回こだわっていました。「もっと時事問題やSDGSについて知っていたら面白い回答を書けるんじゃないか」と思ったことをきっかけに、いろんなことに触れたり本を読んだりする機会が増えました。この講座を通して、表現力や発表力、スピーチ力などもとても鍛えられました。

――【早稲田塾で〈学んだこと〉】志望理由書の作成を通して国語力がアップ

元々国語が苦手で、高1生の時は模試の偏差値が40くらいでした。でも、志望理由書を書くには国語力はとても重要なので、自分で勉強をするように。100回くらい志望理由書を書き直したことで、自分で添削する力をコツコツ積み重ねで身に付けることができたと思います。また、「慶應義塾小論文」や「東進講座」の「過去問演習講座」なども活用。講師の方がどのようなプロセスで考えているのか、どんなマインドで問題を解いているのかを自分の中に叩き込みました。その結果、高3生の時には模試で国語の偏差値が60くらいまでアップ。読解力や書く力を早稲田塾では鍛えられたと思っています。

――【合格の〈勝因〉】切り替えの早さと周りの応援!

合格の勝因は二つあると思っています。一つ目は切り替えの早さです。AO入試がダメだったときはとても辛かったのですが、一般選抜で入学するという決意をもって一般選抜の勉強をすぐに始めました。SFCの一般選抜は小論文の配点がとても高いのですが、AO入試の対策として受講していた「慶應義塾小論文」の教材やノートなどを活用して対策できました。二つ目は親や友達、早稲田塾の方々からの応援です。一般選抜は孤独な戦いだと感じることも少なくありませんでした。そんな時に早稲田塾の人から何回も電話がかかってきて、最近の様子を聞いてくれたり、相談に乗ってくれたり。周りの人からの応援は合格の大きな勝因だったし、早稲田塾は自分の夢を一番応援してくれた場所だと思っています。

――【将来の〈夢〉】日本の農業を救いたい

日本の農業が衰退していく中で、これから新しい農業のスタイルが必要です。農地だけではなく、森林や山に着眼しながら農業を進めていくことで、持続可能な農業体制をつくっていけるんじゃないかと考えています。自分はこれまで農林関係者を含めて20名以上の方々とお話をしてきました。その中で、他道府県に比べて人口密度が高く、市場がたくさんある東京は、農業で稼げる可能性があると感じています。東京のどこに農地があるかを考えたときに、森林をうまく活用して農業を行う研究をしてみたいと思いました。自分一人では解決できないと思っているので、早稲田塾で出来た友達やこれまでにお話をした農家の方など、いろんな人と協力して日本の農業に貢献したいです。

私の「桐蔭学園高校 自慢」

とにかくみんながとても優しいです。特に高3の時は、みんなで第一志望に受かろうという雰囲気がとてもよかった。

私の「慶應義塾大学 総合政策学部 現役合格アイテム」

お守り

本当にいろんな人がくれたので、受験会場で誰よりもお守りを持っていた自信があります。たくさんの人に支えられました。

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