早稲田塾で政治の面白さに目覚め、
早稲田大学国際教養学部に合格!
橋本翠優(はしもとみゆう)さん
通塾情報
出身校 | 新宿校 |
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出身高校 | 成城学園高校 |
部活 | チアダンス部 |
夢・目標 | 国家公務員として自由と平等を実現する |
進学情報
受験方式 | AO入試 |
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大学 | 早稲田大学 |
学部 | 国際教養学部 |
――【入学の〈きっかけ〉】自分の内面を成長させられる授業に惹かれて入学
私が早稲田塾に入学したのは、高校2年生の1月ごろ。もともと、評定平均と英語資格を活かせる総合型選抜に興味があったのですが、高校の先輩から「プロに指導してもらって準備をしないと、総合型選抜で合格するのは難しい」と聞いていたので、実績が豊富な早稲田塾で学ぼうと考えました。早稲田塾は単に受験の準備をするだけでなく、答えのない問題に取り組んだり、書類作成講座を通じて進路を考えたりするなど、自分の内面を成長させてくれる場所。その点にも惹かれて、入学を決めました。
――【タメになった〈授業・カリキュラム〉】提出書類作成講座で目標を明確にできた
「総合型・学校推薦型選抜特別指導」の中には、正解のない問題に取り組む授業があります。この授業は、制限時間5分間の中で、ある問題について自分なりの答えを考え、プレゼンで伝えるというもの。このトレーニングを積むことで、面接対策に役立ちました。同講座の「提出書類作成講座」も受験に直結した講座の一つ。志望理由書の書き方を教わるだけでなく、自分が本当に学びたいことは何か、自分とはどのような人間なのかを深く考えることができました。講師やファシリテーター、生徒とさまざまな人と進路について話し合い、アドバイスをもらうことで、自分の目標を見つけることができました。また夏から始めた「早稲田大学(国際教養学部)AO入試〈Critical Writing〉対策講座」も印象に残っています。これは生徒の書いた英文エッセイをファシリテーターの方に読んでいただき、優秀者が表彰されるというもの。毎回わかりやすいアドバイスをいただけるので、英語力がアップすると同時に、人に求められる文章の書き方を学べました。
――【私を支えてくれた〈スタッフ〉】スタッフとの会話で政治の面白さに目覚める
早稲田塾のスタッフは、一人ひとりの生徒としっかり向き合ってくれる方ばかりでした。志望理由書の書き方を指導してくださるだけでなく、私が自分について見つめ直すために、私の過去の話などについても耳を傾け、私自身の進路について親身になって一緒に考えてくださいました。現役大学生のスタッフから「この大学・学部にはこんな授業もあるよ」といった情報を伝えていただけたことも、大学・学部選びに役立ちました。早稲田塾に入学した当初、自分が何をしたいかわかっていなかった私に、政治の複雑さや面白さを教えてくださったのもスタッフの方。「自分は漠然と国際的な学問が学びたいと感じていたけど、本当に興味があったのは政治や宗教、ジェンダーの問題だったんだ」と気づき、探究テーマを絞ることができました。
――【私の〈ハイスクールライフ〉】おもてなし親善大使として学んだ国際感覚
私は課外活動として、高校1年生から「おもてなし親善大使」の活動をしていました。これは、外国人旅行者への接し方や「おもてなし」の手法を学んだうえで、観光客や留学生向けの観光ガイドを務めるというボランティア活動です。もともとは総合型選抜向けに実績をつくりたくて始めた活動でしたが、じかに多くの外国人とコミュニケーションをとることで、世界と日本について多くのことを学べました。
――【大学・学部を選んだ〈理由〉】政治、宗教、ジェンダーを多角的に学びたい
私が早稲田大学国際教養学部を選んだ理由は、政治、宗教、ジェンダーを多角的な視点から学べる場所であること。さらに、英語を深く学べることも魅力的でした。私の夢である国家公務員として活躍するためには、世界中の人々とコミュニケーションをとり、英語で専門用語を学ぶ必要があるからです。早稲田大学国際教養学部には留学生もたくさんいるので、国際的なコミュニティに所属することで、日常的に世界のためにできることを考えられるのではないか、と期待しています。
――【将来の〈夢〉】世界の自由と平等を実現したい
私の将来の夢は、国家公務員として世界における自由と平等を実現することです。そのための探究テーマとして、「自由と平等に必要な政治と、その過程にある民意に影響を与える宗教とジェンダーについて(特にドナルド・トランプとヒラリー・クリントンについて)」を選びました。私が自由や平等に関心を持ったきっかけは、小学生のころにアメリカのカリフォルニアに住んでいたこと。アメリカでは自由と平等のために国民が戦った歴史があり、学校の先生も自由と平等の素晴らしさをよく説いていました。その言葉が知らないうちに自分の中に浸透していたのだと思います。ところが2016年にドナルド・トランプ氏が大統領に就任して以来、アメリカにおける自由と平等が不完全であることが露呈。これを機に、私は国家公務員として女性の地位向上に役立つ政策に関わりたいと考えるようになったのです。 民意に影響を与える宗教とジェンダーについて探究したいと考えた理由は、トランプ大統領がイスラム教徒を主とする移民排斥政策を掲げていたことと、トランプ氏と選挙で争ったヒラリー・クリントン氏が、ジェンダーステレオタイプにとらわれ過ぎて女性らしさを排除し、かえって女性からの支持を失ってしまったこと。トランプ政権誕生の要因となったポピュリズム、宗教、ジェンダーという3要素を総合的に研究することが、自由と平等を実現する鍵になると考えました。