好きを突き詰めて学習院大学に合格!
将来は美術の魅力を伝える広報に

第45期生

田村 桃花(たむら ももか)さん

通塾情報

出身校 新宿校
出身高校 関東国際高校
部活 陸上部
夢・目標 美術館の広報として活動し、美術の魅力をより多くの人に伝えていきたい

進学情報

受験方式 学校推薦型選抜(公募制)
大学 学習院大学
学部 文学部

――【入学の〈きっかけ〉】早稲田塾のレベルの高さを実感し、入学を決意

私の通う高校には指定校推薦があったのですが、指定校の中に自分が行きたいと思う大学がなく、総合型選抜や学校推薦型選抜で大学受験をしようと考えていました。早稲田塾の体験授業のDMが届いたことをきっかけに、体験授業に参加。体験授業では「総合型・学校推薦型選抜特別指導」を受講。さまざまなテーマを題材とした答えのない問題に対して、解決案を数分でまとめて発表するという内容でした。学校では受けたことのない授業スタイルに驚きましたが、生徒全員が真剣に取り組み、高校生とは思えない表現力でプレゼンを行う姿に感動。早稲田塾のレベルの高さを実感しました。その際、隣に座っていた子もその日初めて体験授業に参加したことがわかり、意気投合。「授業も面白いし、ここなら友達と切磋琢磨しながら楽しく受験生活を送れるかもしれない」と思い、高2の9月に入学しました。

――【大学・学部を選んだ〈理由〉】大好きな美術史を緑豊かな学校で学びたい

私が美術に興味を抱いたのは、中3のときに学校の行事で訪れた国立西洋美術館と、そこで見たゴッホの『ひまわり』がきっかけです。実物の『ひまわり』を見ることはもちろん、美術館に入るのも初めてでしたが、作品と美術館という空間があまりにマッチしていて、とても不思議な感覚を覚えました。その時から漠然と「美術作品や美術館っていいな」と思うように。それからは学生証と、訪れた美術館を自分なりにまとめた「美術ノート」を携えてさまざまな美術館に通いつめ、見聞を広めていきました。美術館は学生証を見せると入場料が無料になるところが多かったので、高校生の特権を活かせましたね(笑)。 学習院大学を選んだ理由は2つあります。一つは、2022年の学校案内パンフレットの表紙が緑一面の大自然で、表紙を見た瞬間に「こんなに自然いっぱいの大学があるんだ!」と衝撃を受けたこと。もう一つが、文学部哲学科で大好きな美術史を学べることです。他にもいくつか大学の候補はあったのですが、緑豊かな環境で美術を専門的に学べる大学はここしかないと思い、進学を志望しました。 決意が固くなったのは、学習院大学の文化祭に参加したときのこと。哲学科のブースにいた学生さんに「どういう努力をして学習院に入学したんですか?」と聞いたところ、「今まで行ってきた美術館や鑑賞した美術作品をノートにまとめて知識をつけたよ。そういうことをやってみたらいいんじゃない?」と言われ、思いがけず自分も同じことをしていることに驚嘆。俄然やる気が出て、美術ノートを熱心に作るようになったとともに、学習院大学に進学したい気持ちがより一層高まりました。

――【タメになった〈授業・カリキュラム〉】国公立・早稲田小論文で苦手を克服できた!

「国公立・早稲田小論文」の授業を通して、小論文への苦手意識が払拭されました。私はもともと小論文が苦手で、文章の型や使う言葉など、何をどのように書けばいいのかわからず、学校の試験でもあまり良い成績を取ったことがありませんでした。ですが、学習院大学の入試は小論文がとても重視されているため、避けては通れません。少しでも書けるようになりたいと思い、難関大学の小論文を対策できる国公立・早稲田小論文を受講しました。難関大学のための講座なので、スパルタ的にみっちり鍛えるのかと思っていましたが、いざ受けてみるとまったくそんなことはありませんでした。A4用紙3枚分くらいの文章を読み、先生から指示された問題に対して解決案を論述するという内容だったのですが、とにかく先生の話が堅苦しくなく、小論文ってこんなに面白かったっけ?と思うほど、楽しい授業内容でした。でも指摘は鋭く、私が不安に思っている部分はすぐに見抜かれてことごとく論破。指摘を受けた回答の穴を埋めるように新たな解決策を考え、論述。これを繰り返すことで思考力と読解力、そして文章力を養っていきました。自分の論説は何が良くて、何が足りていないのかを明確に指示してくれるとともに、気付きを与えてくれたので、レベルアップしている実感が持てましたね。実際の入試でも「次の文章を読み、自分の意見を述べよ」という小論文の設問がありましたが、何回も講座を受講してさまざまな知識と文章の型を身につけていたので、自信を持って臨むことができました。苦手だった小論文をここまで書けるようになったのは、この講座のおかげだと本当に感謝しています。

――【早稲田塾での〈生活〉】明るい雰囲気と担任助手・生徒に支えられた

早稲田塾はとにかく雰囲気が明るく、担任助手や生徒との距離感が近いこと。私は人と話すことが大好きなので、校舎に行く度に担任助手の方が「おはよう!」「今日は何の授業があるの?」といつも話しかけてくれて本当に嬉しかった。授業が終わって帰る時も、「お疲れ様!」「気をつけて帰ってね!」と元気よく見送ってくれて、今日も頑張って良かったなと。体調不良で塾を休んだ時には、「具合は大丈夫?」「明日はこんなことがあるから、念のため確認の連絡をしたよ」など、そこまでしてくれるのというところまで、本当に生徒一人ひとりのことを見て、気にかけてくれているんだなと思いましたね。 学習環境はもちろんですが、温かく見守ってくれるスタッフの方や、同じ目標に向かって一緒に努力できる友達などたくさんいて、勉強面でもメンタル面でも安心できるのが早稲田塾の魅力なのかなと思います。

――【将来の〈夢〉】美術館の広報として美術の魅力をより多くの人に伝えていきたい

将来の目標は、美術館の広報として活動し、美術の魅力をより多くの人に伝えていくこと。広報を志したのは、美術館で目にしたあるパンフレットと、探究テーマで調べた画家がきっかけです。母と上野の美術館に行った際、美術館の出口に企画展などの告知パンフレットがたくさん置かれていました。さらっと流し見して通り過ぎようとしたとき、『睡蓮』で有名なクロード・モネの企画展のパンフレットが目に留まり、「綺麗すぎる。絶対に見に行かなきゃダメだ!」と衝撃が走りました。展示内容はわからなくても、一目見ただけで心を奪うパンフレットのすごさと、それを世に出してきっかけづくりを行う広報の仕事に興味を持ち、自分も美術館の広報になって感動を伝えていきたいなと思うようになりました。 そのためには、美術についての知識をもっと深める必要があります。大学に入ったら、19世紀の西洋美術史についてしっかり学び、現代まで影響している美術様式やブーダンをはじめとする画家の考えなどを深めたいと思っています。そして西洋美術史の知識を深めた後は、本場フランスのオルセー美術館に行き、19世紀の作品に触れたいです。実際に見ることで気づくこともあると思うので、留学も視野に入れて、より一層知識をつけていきたいと思います。

私の「関東国際高校 自慢」

制服が可愛いことが自慢です。女子はセーラー服なので特に可愛いと思います。あとは生徒がみんな元気なので、とても明るい校風だなと感じますね。

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