早稲田塾で探究を続け
将来の夢を発見できた!
上原海乃(うえはらうの)さん
通塾情報
出身校 | 藤沢校 |
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出身高校 | 聖園女学院高校 |
部活 | 弓道部 |
夢・目標 | 国籍問わずケアできる看護師 |
進学情報
受験方式 | 総合型選抜 |
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大学 | 東邦大学 |
学部 | 看護学部 |
――【入学の〈きっかけ〉】早く合否がわかる総合型選抜に魅力を感じて
早稲田塾に入学したのは高校入学してすぐの事です。大学受験は一般選抜を考えていましたが、総合型選抜は一般よりも早く合否が出るため、大学入学に向けて早めに準備できるのがいいと思い、学校近くにある早稲田塾に見学に行きました。その際、早稲田塾の特徴である「正解のない問題」について話を聞きました。5分間で難題を解いて自分事で考える力や瞬発力を鍛える講座だと知り「これは私の苦手分野を克服できるな」と感じました。実際、本番の面接では、講座を3年間続けて養われた対応力を大いに発揮することができ、合格を掴むことができたと思っています。
――【早稲田塾で得た〈一生モノ〉】出願ギリギリまで悩み、選んだ将来の道
早稲田塾では毎週、さまざま講座を通して、将来について探究する時間がありました。その中で私はしっかり自分自身と向き合い、看護学部を選ぶことができたと思っています。 私は家族の勧めもあり、幼い頃から医学部志望でした。高校入学後、すぐ早稲田塾に入学したのもそのため。医学部へ現役合格するために、早く勉強を進めたかったからです。けれど学年が上がるうちに、徐々に「なりたいのは医師ではなく看護師なのではないか?」と悩むように。まず医師になる自分が想像できないし、なるべく患者さんやご家族に寄り添い、不安や緊張を和らげ、支えたいという気持ちがある。看護師になるなら、今後どのように進んでいくのが良いか、担任助手に何度も相談にのっていただきました。そのうえで家族を説得し、結論が出たのは、第一志望大学の出願の締切4日前。かなり切羽詰まった状態でしたが、自分の人生なのでギリギリまで悩んで良かった!担任助手や、早稲田塾で出会った友人にいつも支えてもらいました。
――【大学・学部を選んだ〈理由〉】英語教育が充実している、祖父の出身大学
私は語学を身に着け、海外の方にも言葉の壁を感じさせない看護師になりたいと思っています。そのため、英語教育に力を入れている大学に進学したいと考えました。いろいろな大学のオープンキャンパスに参加したところ、条件に見合っていたのが東邦大学です。東邦大学は1年~4年次まで毎年、英語を継続して学べます。私が調べた限り、看護学部でそのように英語のカリキュラムが設けられているのは東邦大学でした。また、海外の大学等との交流や連携が活発で、留学制度も充実。高校ではコロナ禍で留学できなかった分、大学ではぜひ挑戦したいと考えています。そして、東邦大学は私の祖父の出身校なので、同窓生子女入試を利用できました。祖父も通っていた大学に、どのような入試方式でも絶対合格するのだという気持ちで挑みました
――【刺激的だった〈未来発見プログラム〉】将来必ず役に立つ対話のやり方を学ぶ
未来発見プログラムは「人生の意味と役割を探究する~死からいのちを考える、あなた自身のケア~」を受講。昭和大学医学部の髙宮教授を講師に迎え、医者や看護師になった後、自分のマインドをどのように保っていけば良いかを教えていただきました。具体的には、ストレスを受けたときや、ネガティブ・ポジティブなどさまざまな感情との向き合い方など。看護師も人と接する仕事ですから、とても勉強になることばかりでした。たとえば、患者さんに一言「大丈夫ですか」と問いかければ「大丈夫」と答えてしまう人が圧倒的に多い。けれど、もう一歩踏み込んで「体調はいかがですか」と聞けば詳しく説明してくれる人もいます。相手の本音を引き出す対話のやり方を学び、自身の成長につなげることができたと思います。
――【私の〈ハイスクールライフ〉】部活動も課外活動も、すべて受験に活かすことができた
学校では中1から高3まで弓道部に所属していました。高2では部長に就任。部員をまとめる力、他人の意見を聞いて物事を進める力など、看護師として働くうえでも役立つ経験ができたと思います。また、課外活動では海の清掃のボランティアに参加。これは、人間が捨てたゴミによる海洋生物への影響をしっかり考えたうえで取り組んできたことです。東邦大学は「自然と生命の科学で貢献する人材の育成」をアドミッション・ポリシーとして掲げているので、私がやってきたことはとても親和性が高いと自負しています。学校の勉強と早稲田塾、部活動の両立と、大変慌ただしい高校生活でしたが、今では頑張って正解でした。
――【将来の〈夢〉】外国人にも「言葉の壁」を感じさせない看護を
早稲田塾であきらめずに探究を続け、本当にやりたかった看護師への第一歩を踏み出せました。大学では第二外国語までしっかり履修し、語学を身に着けたい。近年日本で増えている外国人労働者に対しても、言葉の壁を感じさせない看護を提供できるのが目標です。誰にでも優しく、思いやりの精神を忘れない人間でありたいと思っています。