「横浜愛」をアピールして横浜市大に現合! 外国人生徒を教育面でフォローしたい
宮澤 夏海(みやざわ なつみ)
通塾情報
出身校 | 横浜校 |
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出身高校 | 中央大学附属横浜高校 |
部活 | 書道部 |
タイプ | AO・推薦入試対策が目的 |
夢・目標 | 在日外国人が住みやすい横浜にする |
進学情報
受験方式 | AO・推薦入試 |
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大学 | 横浜市立大学 |
学部 | 国際教養学部 |
――【早稲田塾入学の〈きっかけ〉】AO入試で自分自身を見つめ直したい
私が早稲田塾を訪れたきっかけは、高2の1月に開催された「センター試験同日体験受験」でした。模試の後に「横浜市立大学・横浜国立大学ガイダンス」が開催されていたので参加したところ、お話してくださった先輩がとても良い方だったのを覚えています。AO入試に興味を持つ機会にもなりました。
私の通う高校は大学附属なので、そのまま上がることもできます。しかし当時の私にはやりたいことが特になく、学びに関する具体的なビジョンが見えませんでした。 大学に行くなら、ちゃんとその意味を考えたい。そんなときに早稲田塾でAO入試の話を聞きました。自分自身を見つめ直すキッカケになること、そして自分自身を評価してもらえることに魅力を感じ、AOへのチャレンジを決め、早稲田塾にも入学しました。
――【タメになった〈授業・カリキュラム〉】自分を客観視することができた
入学当初の体験授業で「グループミーティング」に参加し、衝撃を受けました。生徒がみんなの前で堂々と発表していて、話下手で人見知りだった私は「これは、私が入っちゃいけないヤツだ!」と感じたんです(笑)。その後正式に受講した際、最初のうちは大変でしたが、志望理由や研究テーマが決まってくると、話す内容は自分の考えだけだと気づきました。「正解があるわけではないから、そのまま素直に話せばいい。上手に話せる子は何回もやって慣れた結果なので、私も慣れよう」そう考えられるように。講師や生徒からズバズバ指摘されることもありましたが、かえって有り難かったですね。ずっと一人で書類を書いていると、それが面白いのか、人に伝わっているのかわからなくなることがあります。そんなときに、客観的に見てくれる存在は、とても助かりました。
――【私を支えてくれた〈スタッフ〉】担任助手のアドバイスで出願資格をクリア!
国際教養学部を志望した当初は、出願資格が「英検2級レベル」だったのですが、春に行ったオープンキャンパスで「準一級レベル」になったと知り、驚愕!その後はスケジュールを組み直し、塾の授業も英語中心にし、学校の休み時間や放課後、自宅でもとにかく英語勉強一本。塾では「英語特訓道場」と「TOEFL講座」を受講しました。塾では担任助手に定期的に単語テストをしてもらったり、私は最終的にTOEICを受検したのですが、TOEIC経験者の担任助手に時間配分のアドバイスをしてもらったりと、とてもお世話になりました。
――【早稲田塾での〈生活〉】ラスト1週間で大幅書き直し…。決断は間違っていなかった
高3の春は英語資格に集中していたので、書類を本格的に書き始めたのは夏休みに入ってから。文章を書くことがあまり得意ではなかったので、キーワードをツリー状に書いて構成を考え、書く内容一つひとつに「なぜ?なんのために?どうやって?」と5W1Hを考えていきました。その内容を整理し、書き進めました。ところが、出願1週間前のファイナルチェックで、講師のアドバイスから「テーマを大幅に変えたほうがいいのでは」ということに気づいてしまいました。そこからの書き直しだったため、最後の1週間は本当に大変で……!でも、基本的な軸はブレなかったし、採用しなかったもう一つのテーマで調べたことも役に立ったので、決して無駄ではなかったです。最終的に納得のいく書類を提出でき、合格につながりました。 あのときの決断は間違っていませんでした。
――【将来の〈夢〉】外国人の子どもたちをフォローしたい
私が通っていた小・中学校は横浜中華街の近くにあり、外国人の生徒が多く在籍しています。中国人の生徒との交流を通じて、これから国際化がますます進むにあたり、外国人へのフォローが必要なのだと強く感じていました。
高2の夏には、サンフランシスコに短期留学をすることに。もちろん英語学習が大きな目的でしたが、小中学校での経験から「自分がマイノリティである場所に行ってみたい」という思いもありました。言葉が通じない不安、文化が異なることでの戸惑いを実感し、日本にいる外国人の気持ちが、少しだけ理解できたように思いました。
私は中国人のクラスメイトがいたことで、とても素敵な経験ができました。国語の時間に、漢詩『春暁』を学んだ際、原文の中国語での読み方を教えてもらったんです。美しい韻の響きが、とても印象的でした。お互いの状況を想像し、理解することで、より良い関係が生まれます。変わるべきなのは、外国語教育だけでなく、受け入れる私達日本人の気持ちなのではないでしょうか。
将来は、外国人の子どもたちを教育や環境でフォローしていきたい。どのような形になるかは具体的にイメージできていませんが、将来的には市役所など、行政的な面で取り組めたら良いな、と思っています。