早稲田塾を最大限に活用してSFCへ!
人々の記憶に残る広告を作りたい
廣瀬 凜(ひろせりん)さん
通塾情報
出身校 | 自由が丘校 |
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出身高校 | 都立田園調布高校 |
部活 | 陸上競技部 |
夢・目標 | 広告代理店に入り、より人々の記憶に残る広告を作る |
進学情報
受験方式 | 夏秋AO |
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大学 | 慶應義塾大学 |
学部 | 環境情報学部 |
――【入学の〈きっかけ〉】早稲田塾の未来発見プログラムに興味を持って
早稲田塾に入学したのは高1の6月です。きっかけは母が見た早稲田塾のDMに、未来発見プログラムが紹介されていたこと。その中の「ハーバード流リーダーシップ・ベーシックス」を絶対に受講したい!と思い、早稲田塾への入学を決めました。また、もともと私は人前に出て話すことが好きで、中学生の頃から委員会や部活など、学内の活動に力を入れていたため、総合型選抜で受験しようと思ったことも理由のひとつです。 高1の早い時期から入学したことで様々なプログラムを受講できたほか、多くの合格例を見ることができたのが良かったです。
――【大学・学部を選んだ〈理由〉】広告・音・脳科学を組み合わせた研究ができる
私は、「より記憶に残る広告の背景音とは?」というテーマで探究を重ねてきました。父が広告代理店に勤務しているため幼少期から広告に触れることが多く、自然な流れで「広告」が探究テーマになりました。現代人は広告を「ながら視聴」することが多いのですが、広告の制作現場では視覚からのアプローチが主流です。より記憶に促す広告にするためには、視覚からのアプローチではなく聴覚へのアプローチが望ましいのではないかと考えました。 慶應義塾大学環境情報学部は、脳科学について学べる研究室があるので、脳科学と広告を組み合わせた研究がしたい私にとって最適な学部でした。広告・音・脳科学の3つを組み合わせた際にどのような化学反応が生まれるのか、数理的に分析したいと考えています。
――【早稲田塾での〈生活〉】仲間やスタッフとともに過ごせる“第2の家”
私にとって、早稲田塾は第2の家。学校には総合型選抜を目指す仲間がほとんどいなかったので、早稲田塾に来ることによって士気を高めることができました。早稲田塾には、言語学からスポーツまで、自分とは全く違う分野を探究している仲間がたくさんいます。塾生同士で話す時間を通して、色々な知識を付けられました。 また、担任助手がすぐ近くにいたことも良かった点の一つ。特に自分の志望大学に通っている担任助手の方だと、大学の併願戦略や受験対策のアドバイスだけでなく、普段の学校生活についても聞くことができました。大学に入学した先の将来像が想像しやすく、モチベーションアップにもつながりました。
――【タメになった〈授業・カリキュラム〉】早稲田塾を隅から隅まで使い切る!
私の合格の勝因は、早稲田塾を隅から隅まで使い切ったことだと感じています。講座をしっかりと受講するのはもちろん、日頃から周りのスタッフとの会話を大切にしてきました。 特にタメになったのは、「総合型・学校推薦型選抜特別指導〈提出書類作成〉」です。この講座では自分の志望校の資料を見ながら、講師の方や担任助手が良い点・悪い点を的確にフィードバックしてもらえました。書類を毎週ブラッシュアップしていくことで、自分自身の成長を感じられました。 現役合格を確実なものにするためにも、総合型選抜6割、一般選抜4割という割合で対策をしてきました。どちらも受験するうえで大切にしてきたのは小論文で、高1から「慶應義塾小論文」の講座で論文力を高めました。また「東進講座」では、日本史の講座を受講。総合型選抜対策でなかなか一般選抜に時間を割けないこともありましたが、東進講座は映像授業のため好きな時に受講することができるので、とても調整がしやすかったです。
――【刺激的だった〈未来発見プログラム〉】様々な有識者の方から国際開発を学んだ
未来発見プログラムは、4つ受講しました。中でも一番印象的だったのは、「FASID国際開発プログラム(現:途上国開発援助レポート)」です。3ヶ月間のプログラムで、毎回様々な講師の方が来てくださるので、国際開発を多角的な視点で見ることができました。また3ヶ月間を4~5人のグループで過ごすので、他校舎の塾生とも仲良くなることができました。 未来発見プログラムは、専門的な分野ごとにプログラムが設置されているので、その分野に対して興味のある塾生がたくさん参加していました。そのため共通の話ができたり、自分にはなかった視点をもらえたりと、非常に有意義な時間だったと感じます。
――【将来の〈夢〉】「公共広告」をより効果的なものにする
現在私が着目しているのが「公共広告」です。私たちが普段よく目にする「商業広告」とは違い、公共広告とは利益追求を第一の目的としていない広告です。公共広告は制作費が少なく、著作権のかかる音楽を使えない傾向にあるため、どうしても人々の記憶に残らないという特徴があります。そこで、この「公共広告」と「人の記憶に残りやすい音」を組み合わせた研究をし、「行動」まで促せる広告を作ることが私の目標です。 より人々の記憶に残る広告を作るため、まずは大学で脳科学を中心に学んでいきます。