地元愛を活かして憧れのSFCに合格!
中高生の自発的な活動を受け入れる地域づくりを目指して
石橋 ひより(いしばしひより)さん
通塾情報
出身校 | 津田沼校 |
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出身高校 | 市原中央高校 |
部活 | バドミントン |
夢・目標 | 中高生の自発的な活動を受け入れる地域づくりに貢献したい |
進学情報
受験方式 | 夏秋AO |
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大学 | 慶應義塾大学 |
学部 | 総合政策学部 |
――【入学の〈きっかけ〉】進路指導の先生のアドバイスで早稲田塾を知った
中学の探究学習の授業で、自分の好きなことを深めていく楽しさを知りました。自分が楽しいと感じた探究学習を活かせる総合型選抜に挑戦することを決め、進路指導の先生に「総合型選抜で大学入試に挑戦したい」と相談したところ、「それなら早稲田塾で準備してはどうか」とのアドバイスをもらい、早速体験授業へ行きました。塾と聞くと「講師に言われたことをやる」「机上の勉強が多い」というイメージが強かったのですが、早稲田塾は真逆でした。積極的に自分から発言したり、相手の意見を聞いて、それを自分の考えに反映させたりするアクティブな授業スタイルに、衝撃を受けました。学校とは全く違う雰囲気に惹かれ、「早稲田塾で受験対策を頑張りたい」と思い、高2の2月に入学しました。
――【大学・学部を選んだ〈理由〉】「ここで学びたい!」と思い、SFCへの進学を決意
慶應義塾大学は、早稲田塾に入学する前から進学したいと思っていた憧れの大学です。 総合政策学部は、一つの学問領域にとらわれず、多様な研究分野の中から学びたい科目を選択できるため、自分の探究テーマを深める環境にぴったり。また、私は千葉県・大網白里市という自然あふれる町で生まれ育ったので、SFCの緑豊かなキャンパスにも魅了されました。 開放的なキャンパスで、自分のやりたいことや探究に誇りを持って取り組んでいる大学生の姿を見て、「ここで大学生活を送りたい!」と思い、進学を決意しました。
――【タメになった〈授業・カリキュラム〉】「度胸」と「言語化能力」が身についた授業
「総合型・学校推薦型選抜特別指導」で、人前に出て話す度胸がついたと感じています。この授業では、答えのない問題に対して、5分間で自分の意見をまとめて発表したり、グループで考えたりします。毎週、人前に出て意見を発表する機会があったことで、話のまとめ方や伝え方が身につき、臆せずに話せるようになりました。 また、「慶應義塾小論文」では、自分の考えを言語化する能力が身につきました。これは、慶應義塾大学の過去問を使い、小論文の書き方を学ぶという授業です。問題文を正しく読み取る力(読解力)はもちろん、時間内に自分の考えを確立させ、言語化してまとめるという力を養うことができました。何度も練習したことで、本番の試験も落ち着いて望めました。
――【早稲田塾での〈生活〉】“第2の家”になった早稲田塾に感謝
早稲田塾は、第2の家のような存在です。塾生一人ひとりが好きなことや探究したいことを持ち、自分の専門分野でなくてもアドバイスしあったり、励ましあったりする。悩みがあれば担任助手やスタッフに気軽に相談でき、すぐに解決できる。そんな温かい雰囲気が本当に良かったです。自分を成長させてくれた早稲田塾の環境に感謝しています。
――【将来の〈夢〉】中高生の自発的な活動を受け入れる地域づくりに貢献したい
私の探究テーマは、「大網白里市で、中高生の自発的な活動に寛容でない原因と、その解決策を考える活動」です。 地元の大網白里市では、中高生が自発的に行うさまざまな活動に対して、あまり寛容ではないという原因を探るために、フィールドワークを中心とした活動を行ってきました。具体的には、市議会議員や市長、県知事へのインタビューを行ったり、インタビューを踏まえて、中高生と大人たちが意見交換できる場を設けたりして、情報を収集していきました。 そうした活動を通して様々な人たちが、「若者は市政に興味がないだろう」という先入観を持っていると感じました。私は地元が大好きなので、何とかして現状を打破したいと思い、この探究テーマを持ちました。モデルケースとして、山形県・遊佐町に「少年議会」という、若者の力によるまちづくりを推進している事例があります。少年議会では、中高生が議員・町長を務め、割り当てられた予算の中から政策を打ち出し、実行しています。 将来は、少年議会のように中高生の自発的な活動を受け入れる地域づくりに貢献していきたいと考えています。そのために大学では、政策評価と事例分析の2点を軸に、「中高生が考える政策は有効なのか」というところを研究し、深めていきたいです。