地方から早稲田塾を活用。留学経験を
活かしてICUに現役合格

第46期生

バーゴイン 野花ララ(ばーごいんやはならら)さん

通塾情報

出身校 池袋校
出身高校 明徳義塾高校
部活 ESC(イングリッシュスピーキングクラブ)
夢・目標 先住民族の言語の保護に努める

進学情報

受験方式 総合型選抜
大学 国際基督教大学
学部 教養学部

――[入学の〈きっかけ〉]カナダ留学の経験を大学受験に活かしたい

高2から1年間、カナダのマニトバ州に語学留学しました。現地校では生徒同士で意見交換する機会が多く、英語力はもちろん、自分の意見を言語化する能力も養われたと思っています。 帰国後、留学で培った経験を大学受験に活かしたいと思い、総合型選抜での受験を検討。志望する大学は、国際基督教大学(ICU)という明確な目標ができました。どこの塾に通おうかとあれこれ探していたところ、早稲田塾のYouTubeを見て、自分がやりたいことを探究し、大学に合格した先輩方のエピソードを見て「自分もそうなりたい」と早稲田塾への入学を決意。高3の7月のことでした。

――[私の〈受験ストーリー〉]身近な人や留学先の学びがきっかけで探究テーマ発見

私は、衰退しつつある先住民族の言語の保護について探究を深めてきました。発端は、私の父がオーストラリア人で、家系にもアボリジニ(オーストラリアの先住民を指す)の人がいたから。さらに、留学先のカナダで先住民族について学ぶ授業があり、そこで言語が消滅の危機にさらされているということを知ったのです。私自身、生まれたときの主言語は英語だったのに、幼稚園に入ったら日本語しか話せなくなりました。そのような経験を自らしているからこそ、“言語の消滅”に関心を寄せるようになったのだと思います。 身近に先住民族の方はいなかったので、過去のインタビュー記事やニュースなどを読み、知識を蓄えてきました。また、日本ではアイヌ語が同じように消滅危機とされているので、アイヌについての論文・書物も読破。これは全世界に共通する問題であり、先住民族の言語や文化の保護について、今後も長く時間をかけて考えていきたいと思っています。

――[大学・学部を選んだ〈理由〉] 多角的な視点で消滅危機の言語について学びたい

消滅する言語について学ぶためには、単に言語そのものを学ぶだけでなく多角的な視点が必要になります。歴史学から“その人たち”がどのように今まで生きてきたか、そして言語がどのように形成されてきたか。それら幅広い教養に触れられるリベラルアーツ教育と、グローバル人財の育成を軸においたバイリンガル教育を掲げているICUが、もっとも理想的な環境だと思いました。何より、Instagram等に投稿されているメッセージを見て、私がその場にいることをもっともイメージできた大学がICUだったので、この想いを大切にしたい。大学ではさまざまな学問を履修し、そもそも先住民族の言語の保護が正しいのか、保護するにはどのような方法があるのかを含めて勉強したいと考えています。

――[タメになった〈授業・カリキュラム〉]面接試験に効果を発揮した本番直前授業

役に立ったのは本番直前授業の面接対策です。私は首都圏外生でしたが、オンライン授業で手厚く指導していただきました。ファシリテーターの方から予想もしないような質問を投げかけられるので、最初は戸惑うこともありました。けれど、それに答えられるように鍛えたからこそ、本番の面接では臨機応変に、堂々と自分の考えを伝えることができました。本直は、同じようにICUを志望する塾生が集まるので、お互いにやる気を高め合えたことも良かったです。

――[後輩に〈ひと言〉] 首都圏外生でも十分、早稲田塾を活用できる!

早稲田塾に通って成長したところはたくさんありますが、書類や論文を書く上でのリサーチ力と、自己分析力が向上したと思います。毎回、授業のあとに成長を感じることができ、やる気にもつながりました。 私は首都圏外生だったので、最初のうちは不安もありました。しかし、ICUの入試に詳しいファシリテーターと担任助手についていただき、十分なサポートを受けられました。オンライン面談で提出書類を何度も見ていただき、適切なアドバイスが心強かったです。校舎に行けなくても、電話するといつも明るく対応してもらいました。同じように地方で総合型選抜に挑戦するか迷っている人には、校舎に通えなくても早稲田塾を十分活用できると伝えたいです。

私の「明徳義塾高校 自慢」

野球や卓球など、さまざまなスポーツの強豪校です。また、留学生が多く国際色豊か。留学生との交流を通して私も英語力を伸ばすことができました。

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