「自分史」から見据える未来
楽しくクリエイティブな人生を目指したい!

第46期生

谷 健士朗(たにけんしろう)くん

通塾情報

出身校 新宿校
出身高校 玉川学園高等部
部活
夢・目標 楽しくクリエイティブな人生を送る

進学情報

受験方式 夏秋AO
大学 慶應義塾大学
学部 環境情報学部

――【入学の〈きっかけ〉】内部進学から自分の経験を活かせる受験にチャレンジ

高1の春頃に早稲田塾へ入学しました。きっかけは母の勧めです。もともとは高校受験で大学まで進学できる学校を選び、そのまま進学するつもりだったのですが、母から「今までの経験を活かしてみない」と言われ、総合型選抜での受験に挑戦することにしました。 早稲田塾を選んだ決め手は、合格者の多さに魅力を感じたことです。実際に通ってみると、校舎長や担任助手が生徒一人ひとりに親身に接してくれる塾だと感じました。面談をお願いするとすぐに対応してくれたり、一対一で丁寧にサポートしてくれたりする点がとても心強かったです。特に志望理由書の作成では、文章を書くのが苦手な私に対して、担任助手の方が細かくアドバイスをしてくれたことがとても助かりました。

――【刺激的だった〈未来発見プログラム〉】未来について考えるワクワクを実感!

私は「宇宙ビジネスを考える」と「スーパーAIプログラム」の2つを受講しましたが、新しい知識を得る楽しさだけでなく、自分と同じ興味を持つ塾生と出会える環境がとても魅力的でした。学校には宇宙やAIに興味のある友人が少なかったため、このプログラムは貴重な機会になりました。 各分野の専門家による講義を受けた後、塾生同士でグループを作り、最後にプレゼンテーションを行う形式で、「宇宙ビジネス」では現在の宇宙ビジネスの状況や将来の展望について学び、「AIメタバース」では、さまざまなメタバースの事例を学んだ後、2030年のAIメタバースがどのようになっているかを考え、発表しました。 このプログラムを通じて感じたのは、未来について考えることの大切さです。目の前のことだけでなく、未来を想像することは楽しく、より前向きになれると感じたことは、この先にも活かせる経験だったと思います。

――【私の〈受験ストーリー〉】留学時に没頭したクリエイティブ体験がターニングポイントに

小さい頃から絵を描いたり物を作ったりすることは好きだったのですが、本格的にクリエイティブに興味のスイッチが入ったのは、マレーシアに留学していた中2の時です。 中1の冬頃から1年半ほどマレーシアに留学していたのですが、コロナの影響でロックダウンになり、日本に帰国もできず、授業もなくなってしまったため、寮に引きこもる生活になった時期がありました。私は中学受験からずっと勉強ばかりしていたのですが、この時に初めて勉強から離れて動画編集をしたり絵を描いたり、自分の好きなことに没頭できる時間ができました。動画編集は「音源に合わせてアニメをつなぎ合わせて一つの動画を作る」というものだったのですが、初めてスマートフォンで編集をしてSNSにアップした動画が100万再生ぐらいされました。好きなことに没頭し、たくさんの人から反響があったこの経験が、クリエイティブな活動に深く興味を持つようになった「人生のターニングポイント」だったと思います。 高1で総合型選抜を視野に入れて早稲田塾に通い始めたのですが、受験までは長い期間があったので、「とりあえず実績を積んでいこう」と行動に移してきました。高2の時には、英語を教えてもらっていた先生のご主人がハリウッド映画祭を主催している方で、私が「クリエイティブなことが好き」と話したことがきっかけで、ハリウッド映画祭の広告制作をしてみたり、スタッフとしてロサンゼルスに行ったりもしました。異文化に触れることができてすごく視野が広がり、とても貴重な経験になりました。そんな経験や実績を親も認めてくれて、高校生活では自分の好きなことを自由にやらせてもらっていたと思います。 高校受験までは、「受験は自分の嫌いなことばかり」だと思っていました。しかし総合型選抜という自分の「好き」を追求して、それを武器に戦える入試方式を選んだことで、好きなことに向き合い続けることができました。他の塾生たちの、それぞれの「好き」からも刺激をもらい、すごく充実した受験生活を送れたと思います。

――【大学・学部を選んだ〈理由〉】探究テーマの「ロゴ」について多角的に学びを深めたい

例えば「デザイン×医療」のように、デザインと認知療法などあまり関わりがなさそうなものを組み合わせて考えることに興味があり、そのようなクリエイティブな研究が横断的にできると思ったので慶應義塾大学の環境情報学部を志望しました。 探究テーマは、「企業のロゴにおいて、印象に残るロゴと印象に残らないロゴがあるのはなぜか」です。大学では認知科学や心理学を学び、自分のロゴに関する探究を深めていって、将来的には企業ロゴのブランディング支援などに活かせたらいいな、と思っています。

私の「玉川学園高等部 自慢」

のびのびと過ごせる環境です。「自由研究」という授業では、自分の好きなことを深めて、最後に論文にまとめます。私は「映像とAIの関係性について」というテーマで、今後のAIやクリエーターについての考察をまとめました。

フォトギャラリー