
早稲田塾でチャレンジし続けた! 立命館大で小学校教員へ
福澤 瑛巳(ふくざわ えみ)
通塾情報
出身校 | 藤沢校 |
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出身高校 | 清泉女学院高校 |
部活 | なし |
タイプ | AO・推薦入試対策が目的 |
夢・目標 | 小学校教員 |
進学情報
受験方式 | AO・推薦入試 |
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大学 | 立命館大学 |
学部 | 産業社会学部 |
――【早稲田塾入学の〈きっかけ〉】苦手分野を克服してAO入試にチャレンジしたい
早稲田塾入学は高3になる直前の春。時代とともに大学への受験形態がいろいろ変わっていくなかで、AO入試にも目を向けようと思ったのがきっかけです。インターネットでAOについて調べていくうちにヒットしたのが早稲田塾でした。ただ、体験授業で「英語特訓道場」を受けてみましたが、私はグループワークが苦手なタイプで……。早稲田塾は半学半教で塾生同士が教え合うことをモットーにしているから、ちょっぴり不安になりました。ですが、苦手分野をがんばってこそ、その先にうれしいことがきっとある。自分を信じてがんばろうと思い、入学を決意しました。
――【私を支えてくれた〈スタッフ〉】担任助手のアドバイスで進路発見
以前の私は、大勢の前で発表したり自分の意見を言ったりすることが苦手でした。どうせ自分がやってもうまくいかないだろう……そんな想いがいつも先行してしまっていました。そんな自分が変わるきっかけが、生徒会への立候補。生徒会会長に指名された友人に、どうしても手伝ってほしいと言われ、立候補することになりました。指名前の演説は、清水の舞台から飛び降りる覚悟。就任後は生徒会活動の予算切り盛りを一手に担い、学校行事の資金繰り等、慣れない仕事が山積み……。心が折れそうになりましたが、一生懸命やったことに対して周囲が褒めてくれてうれしかったし、今までにない達成感を味わうことができました。
私のように、ネガティブに考えてチャレンジせず、損をしている子どもたちもたくさんいるはず。こうした自己体験から、自己肯定できない子どもたちを支えていきたいという想いも芽生えました。
自分の想いを担任助手に相談し、そこから小学校教員の夢を発見。また、“地域”という包括的な目線で子どもたちの教育に携わるのはどうかとアドバイスが。それまで漠然と志望していた大学をもう一度調べ直し、教員免許も取得できて社会学も学べる立命館大学にたどり着くことができました。
――【大学・学部を選んだ〈理由〉】横断的な学びで課題を多面的に捉える
立命館大学産業社会学部は、5つの専攻をクロスオーバー・ラーニング(横断的な学び)できるのが最大の魅力です。子ども社会をはじめメディア社会やスポーツ社会など、現代社会の課題を多面的に捉えることができます。人間福祉専攻ではきっと障がいのことも学べるでしょう。今は貧困問題など、子どもたちの自立する力を育む地域の在り方が問われています。私には想像もできないような体験をしている子どもたちが、大勢いるはず。それらの課題を、社会学で身につけた理論や知識で解決したいと思いました。
――【早稲田塾での〈生活〉】塾生同士で自主的に意見交換も
立命館大学は700字程度の志望理由書や自己PRの資料、小論文試験もあったので「AO・推薦入試特別指導」「大学への小論文」で対策していました。「大学への小論文」では、小論文の書き方はもちろん、時事問題を扱うので世界情勢なども含めて知識の幅が広がりました。
「AO・推薦入試特別指導」はグループワークが多かったのですが、勇気を持って取り組んでいくうちに相手にも意見をはっきり言えるように。また、回数をこなしていくうえで友達ができたことも大きかったです。講座以外で懇意にしている塾生同士5~6名で集まり、自主的に意見交換をしたこともありました。
そんな場に自ら加わっていくなんて、以前なら考えられなかったことです。思えば、早稲田塾は私にとってチャレンジの連続でした。環境が私を大きく成長させてくれたと思います。
――【将来の〈夢〉】子どもの自己肯定を養える先生
夢は小学校の先生です。個人的に、今の日本人を見ていると、自信が持てない大人が増えていると思います。子どもの頃から自己肯定できる精神状態にしてあげられれば、少しは日本社会も変わるのかな、と。私ができることは小さいことかもしれませんが、先生になって物事をポジティブに考えられる子どもたちを育てていきたいです。