意思を貫いて横浜市立大合格!
将来は中学の英語教師になりたい
浦田 萌音(うらた もね)さん
通塾情報
出身校 | 町田校 |
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出身高校 | 日本女子大学附属高校 |
部活 | 吹奏楽クラブ |
夢・目標 | 中学の英語教師になり、生徒が英語を楽しめる授業を行う |
進学情報
受験方式 | 総合型選抜 |
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大学 | 横浜市立大学 |
学部 | 国際教養学部 |
――[入学の〈きっかけ〉]海外生活で身につけた英語力を受験に活かしたい
早稲田塾に入学したのは高2の9月頃です。私は小学1年から4年までアメリカに住んでいました。そのおかげで英語のリスニング力を養うことができ、小学2年で英検準2級、高校2年でIELTSスコア7.0を取得。その英語力を受験に活かすべきと、母が早稲田塾を勧めてくれました。早稲田塾は、個々の分野において専門性の高い講師やスタッフがたくさんいます。さまざまな人との出会いを経て、私自身とても成長できた場所でした。
――[将来の〈夢〉] 英語教師として、生徒の英語への苦手意識を克服したい!
将来は漠然と、先生になりたいと考えていました。ではどの教科を教えたいかと考えた時に思い出したのがアメリカから帰国して目の当たりにした、“英語が嫌い・英語を話すのが恥ずかしい”という日本人特有の苦手意識。そこから、生徒一人ひとりに寄り添い、苦手意識を克服できる英語教師を目指したいと思うようになりました。英語に苦手意識を持つのが中学生からという調査報告も出ているので、中学の英語教師になりたいと考えるようになったのです。 私の探究テーマは、苦手意識を克服する学習指導法。早稲田塾で教えていただいた論文や、図書館に通い、いくつも文献を読み込みました。すると、苦手意識を克服するひとつの方法として、英語圏の文化の理解が不可欠だという説を知りました。文法や単語も大事ですが、その国の行動やコミュニケーション方法を理解することで英語をもっと楽しめると思いに至り、自分の気づきにもなりました。
――[大学・学部を選んだ〈理由〉] 言語学を中心に幅広く学べる理想の環境
横浜市立大学国際教養学部は、言語学を中心にさまざまな学問分野を学べるのが特徴です。私は自身の探究活動から心理学に着目しており、幅広く知識を得るのに理想的な環境だと思っています。特に、第二言語習得論(人が外国語をどのように習得していくかを科学的に研究する分野)の専門教授がいらっしゃるのが進路の決め手となりました。
――[タメになった〈授業・カリキュラム〉]持前えの英語力や、提出書類の質を高めることができた
横浜市立大学の総合型選抜の特徴は、二次選考で課されるプレゼンテーションです。志望理由書などの書類を一次選考で提出し、二次選考でその内容を発表します。早稲田塾には横浜市立大学に特化した提出書類作成の講座があり、受講しながら準備を進めてきました。塾生同士のメンタリングや、担任助手と何度も対話しながら、書類の質を深めていくことができました。 もうひとつ印象に残っているのは、未来発見プログラム「グローバルコミュニケーションプログラム」です。大学教授から英語で行うプレゼンテーションの方法や、英語で書くエッセイの執筆方法などを学びました。私自身、英語には自信があったのですが、このプログラムを通してさらに英語力を磨くことができたと思っています。
――[私の〈受験ストーリー〉]緊張や迷いのなか、最後まで自分の意思を貫き通す
私の高校は、8割程度の生徒がそのまま附属大学に進みます。外部受験をするにあたり、附属大学に進学しやすい併願制度もありますが、私は自分の志望を貫くためにその制度は使わず、総合型選抜に挑戦。緊張感や迷いはありましたが、担任助手から「好きなことに注目し、進路を決めればきっと満足のいく結果が得られる」と後押しをいただき、最後までやり抜くことができたと思います。 総合型選抜は提出書類がカギになります。自分の探究テーマに関わる専門分野の教授が目を通すので、言葉の定義等をよく理解したうえで、かつ語弊を生まないよう書き込まなければなりません。私も何度も書いたものを推敲しました。 自分の強みを見極め、信じ、相手に伝えることができるのが総合型選抜という入試だと思います。