NY研修で自分が変わった! 美しくて人に伝わる雑誌を作りたい

第40期生

岩崎はなえ(いわさきはなえ)

通塾情報

出身校 自由が丘校
出身高校 東京女学館高校
部活 バスケットボール
タイプ 学力・成績向上が目的
夢・目標 雑誌を作る

進学情報

受験方式 AO・推薦入試
大学 慶應義塾大学
学部 環境情報学部

──【入学の〈きっかけ〉】AO入試で大学に入学したい

早稲田塾に入学したのは、高2の9月。私はずっと、一般入試の形式に疑問を持っていました。古文や漢文などの知識を一生懸命覚えても、合格した後はその知識はほとんど使われないのではないかと。それって、なんだかおかしいと思っていました。大学受験そのものをどうしようか迷っていたとき、AO入試を知りました。過去・現在・未来の自分を評価して選んでもらえるのなら、挑戦する意味があるのかな、と思うようになり、AO入試にチャレンジすることにしました。
早稲田塾を選んだのは、AO入試に強いというだけでなく、学校の先輩が通っているからという理由も大きかったです。

──【刺激的だった〈スーパープログラム〉】「アート」についての見方が変わった

高3になってすぐ未来発見プログラム『NYメディア&アート特別研修』に参加しました。1週間ニューヨークに滞在し、美術館や大学などに行き、起業家やアーティストの人とディスカッションを通し自己を表現する力を身につけることができるプログラムです。そこで私の考えは、大きく変化しました。
もともとアートが好きで、大学では自分の目指すアートに関わることを学びたいと思っていた私でしたが、遊びの要素が強いアートを志望理由書に入れることには少し抵抗がありました。しかしニューヨークでさまざまな人の話を聞き、実際にアートに触れることで「アートで勝負ができるんだ!」と気づいたのです。
またある起業家の方に「将来は雑誌を作りたい」という話をしたところ「将来じゃなくて、今から作ってみれば?」と言われ、ハッと気づきました。帰国してからは『ZINE(ジン)』というリトルプレスの小冊子を自分で作り、イベントで販売。雑誌作りの一歩が踏み出せたのは、ニューヨークでの経験があったからこそだと思います。

──【タメになった〈授業・カリキュラム〉】生徒同士で高め合うことができた

『AO・推薦入試特別指導』では、自分の書いた志望理由書について、他の生徒からアドバイスをもらいます。自分一人で書いているとその世界に閉じこもってしまうので、うまく客観視できなくなる。そんなときに他の生徒からのちょっとした指摘が、大きな気づきになりました。また、自分が他の生徒に感じたことを発言することで、自分の中の考えがまとまることもありました。また、一次試験合格後の面接対策では自分の言いたい事を表現することができず悩む事もありましたが、他の生徒からアドバイスをもらうことで乗り越えることができました。お互いに高め合うことのできるAO講座があったから、現役合格につながったのだと思います。

──【早稲田塾での〈生活〉】友達の存在が受験生活の支え

自宅では勉強できないタイプだったので、授業のない日も毎日自習室に通いました。夕食は友達と食べて、おしゃべりをするのが何よりの息抜き。みんな、自分の好きな何かに向かって頑張っている。そんな友達と話をすることが、自分自身の向上心につながったのかな。「最近、こんなものを見たよ」「こういうの、どう?」と私が興味を持ちそうな情報を教えてくれたりして、早稲田塾の友達は受験生活の一番の支えでした。

──【早稲田塾で〈学んだこと〉】本気で遊んで、成長する!

私にとって早稲田塾は「本気になれる場所」。一般入試の勉強は「やらなくちゃいけない、一人で勉強するもの」になりがちですが、AO入試で自分が楽しいと思うこと、好きなことに本気で向き合って、本気で遊ぶ。それが合格につながるのだから、こんなに良いことはないんじゃないかな。
また早稲田塾は、スタッフがとにかく話しかけてくれてケアをしてくれるし、ディスカッションなど人前で話す機会も多い。塾以外の場所で、「若いのにちゃんと話ができるね」と褒めていただくこともありますが、それは早稲田塾のおかげだと思います。
早稲田塾は、受験だけではなく、今後の人生に役立つことを高いレベルで学べる、人間的に成長できる場だと思います。

──【将来の〈夢〉】アートを通じて社会問題を考える雑誌づくり

将来は、社会問題とアートを結びつけた雑誌を作りたいと思っています。今、雑誌はwebにおされ販売数が減っていますが、それでも残っているものは、写真が美しくてアートとしても楽しめるものが多い。美しいものは、人の心に伝わります。私は、美しいアート、ファッション、カルチャーと一緒に、社会問題を扱う雑誌を作りたい。難しくてあまりイメージが良くない社会問題も、美しいものと一緒に伝えることで、伝わりやすくなるのではないかと考えています。

私の「東京女学館高校自慢」

制服が可愛いと、よく褒められます(笑)。明るい生徒が多くて、受験期でも勉強ばかりでなく、コミュニケーションを多くとっています。

私の「慶應義塾大学 環境情報学部 現役合格アイテム」

雑誌

面接の待ち時間に、この雑誌を読んで気持ちを落ち着かせていました。フセンも、そのときにつけたもの。その後の面接では、この雑誌を使って自己PRができました。

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