早稲田塾
GOOD PROFESSOR

「その他」に関する教授インタビュー一覧

首都大学東京
大学院 都市環境学部 地理環境コース

岩田 修二 教授

ブリザードのなかで氷河研究を心に決める

1969年2月、南米チリのパタゴニア、海抜2000~1500mに広がる広漠たる氷原はブリザードに見舞われていた。  

強い風と激しい雪がテントを埋めた。前進も後退もままならず、雪の下に穴を掘って天候の回復を待つ。外は数メートル先さえ見えない真っ白な世界に飲み込まれていた。 雪穴の入り口にも、容赦なく雪は…

明治学院大学
国際学部

原 武史 教授

「その渦中にいたらどう選択するか」という視点で歴史をとらえる

今回登場する原武史先生は気鋭の政治学者である。同先生が2000年に出版した『大正天皇』は、日本の近代史を塗り替えるほどの著作として大評判になった。同書は、これまで病弱とされて歴史上あまり語られることなかった大正天皇にスポットを当て、その実像に迫ったものだ。

「これまでの天皇制についての研究は、…

慶應義塾大学
文学部 図書館・情報学専攻

上田 修一 教授

慶應義塾ならではの図書館・情報学とは?

慶應義塾大学・文学部には、「図書館・情報学」という専攻がある。他の大学にはない珍しい専攻だが、前身の図書館学科が創設されたのが1951年だから、すでに半世紀以上の歴史を有することになる。

この図書館学研究を標榜するユニークな学科に、情報学が併設されたのは66年。これも文科系の学科で情報学を教える…

東京工業大学
大学院 社会理工学研究科

山室 恭子 教授

40人が夢中で議論する講義

「本年度も前期コラムランドが盛り上がった場合に限り開講します」

東京工業大学のホームページには、そんな説明が付されていた。まるでイベント告知のようだが、実はある人気講義の解説だ。講義名は「コラムランド2」。同大の山室恭子教授が、学生の文章力を向上させるために作り上げた講義である。

青山学院大学
理工学部

秋光 純 教授

大発見は自由な研究環境から生まれる

2001年2月24日『朝日新聞』の夕刊一面トップは、秋光純教授の研究成果を報じた。「超伝導の新材料発見―金属では最高温27年ぶりに更新―」。その見出しの大きさが、研究の偉大さを物語っていた。
研究室の高いレベルにおののきながら、私が先生に挨拶を済ませたちょうどそのとき、学生が廊下から教授の研究室の様子…

聖心女子大学
文学部 外国語外国文学科 英語英文学専攻

マーシャ・クラッカワー 助教授

M・クラッカワーを育てた聖心女子大伝統のディスカッション

聖心女子大学は東京・広尾の高台にある単科(文学部)大学で、緑に包まれたキャンパスに約2000人の女子学生が学ぶ。同大学の前身校が外国人修道女によって開設されたこともあって、同校の英語教育の充実ぶりには定評がある。 その外国語外国文学科英語英文学専攻(いわゆる英文科)で教鞭を執っているのがマーシャ・…

東京大学
大学院 人文社会系研究科

上野 千鶴子 教授

あなたは“男らしい”男?“女らしい”女?

東京大学文学部・同大学院人文社会学系研究科教授の上野千鶴子先生の専門は、ジェンダー研究と女性学である。

「意識してなくとも、同性に話すときのあなたと異性に話すときのあなたとでは、違うのではありませんか? 社会学では『関係の定義』と呼ぶのですが、この『関係の定義』にジェンダー(性差・性別)が…

東京工業大学
地球惑星科学科・大学院 理工学研究科 地球惑星科学専攻

井田 茂 助教授

惑星系の研究は楽しくてたまらない

東京工業大学の地球惑星科学科で教鞭を執る井田茂先生の専門は、太陽系をはじめとした惑星系の誕生と進化についての理論的な研究である。

「いま、いろいろな惑星系が次々に発見されています。そうした惑星系や太陽系がどのようにして生まれ、どう進化しているのかを、コンピューター・シミュレーションなどを使…

東京農工大学
工学部 生命工学科

大野 弘幸 教授

ポリマー研究は可能性の宝庫

大野教授が、IDカードのようなものを小さな扇風機につないだ。扇風機は私の目の前でクルクルと回り出す。動力は、この薄っぺらいカード。プラスチックに塩を溶かし、フィルムで包んだ電池である。金属で包まれた重い電池を使わなくなる日も近いのかもしれない。この技術の基礎となっているのが、ポリエチレンオキシド(…

早稲田大学
文学部

兼築 信行 教授

高校時代に大学で師事する教授まで決めていた?

大きい人である。横にも縦にも大きいが、何より度量がデカイ。

文学部でホームページを立ち上げる責任者に抜擢されたときには、大学と関係ない人にまで開かれた掲示板を立ち上げた。結果、イタズラから激しい論争まで、あらゆる問題が兼築信行先生を洪水のように飲み込んでいったという。

「いやー、空…