早稲田塾
GOOD PROFESSOR

「福祉に関連する仕事」に関する教授インタビュー一覧

日本女子大学
人間社会学部 社会福祉学科

小山 聡子 助教授

やさしいだけでは障害者も健常者も分かり合えない

「大学の社会福祉学科にみなさんが進学しようというなら、いわゆる“弱者”をメインにとらえた社会福祉をイメージしないほうがいいと思います。あまり小さく固まらないで、社会福祉について広い視野をもつことのほうが大事です」

この小山先生のことばを聞いてちょっと驚く高校生諸君も多いことだろう。つい社会…

お茶の水女子大学
大学院 人間文化研究科 発達臨床心理学コース

青木 紀久代 助教授

よりよく生きるためのカウンセリングを追求する

かつて拒食症や過食症などの摂食障害の患者を診療内科でカウンセリングしていた青木紀久代先生は、これを学校教育の場で予防的にアプローチしようとしたとき、従来の心理学や医学のアプローチに限界を感じたことがあったという。

「なぜ摂食障害になったのかを、多くの心理学や医学の研究では患者さんの中に答え…

お茶の水女子大学
生活科学部 人間生活学科

藤崎 宏子 教授

「家族」と「福祉」の視点で高齢者問題に迫る

お茶の水女子大学生活科学部は「食物栄養」「人間・環境」「人間生活」の3学科からなる。その人間生活学科の生活社会科学講座で教べんを執る藤崎宏子教授は「オモチャ箱をひっくり返したよう」だと同講座の学生の興味・関心を表現する。

「ここで研究されているテーマは家族や子ども・高齢者・女性・消費者などの問…

学習院大学
文学部 心理学科

吉川 眞理 助教授

カウンセリングの目的は、自分の人生に直面する勇気を与えること

初対面の吉川先生と名刺交換を終え、先生がソファに腰を降ろし、視線を上げた途端、時間の流れがちょっと変わったような気がした。強く冷たい風が吹きすさぶ冬の日、震えながら暖かな日差しが降り注ぐカフェに飛び込んだ様子を想像してもらうと、少し感じがわかるかもしれない。

そんな吉川眞理先生のたたずまい…

明治学院大学
社会学部 社会福祉学科

松原 康雄 教授

福祉研究を通して自己実現をめざす

明治学院大学は、キリスト教による人間教育を建学の精神にして、創設からすでに1世紀半の歴史を刻んでいる大学である。同大学に社会福祉学科が誕生したのは戦前の1928年で、これも日本の大学の福祉系学科としては最も古い開設だといわれる。 その長い伝統に培われた社会福祉学科の特徴について、同学科教授の松原康雄先…

立教大学
経済学部 経営学科・大学院ビジネスデザイン研究科

児玉 桂子 教授

福祉研究のキッカケは東京パラリンピック

日本全国を熱狂させた東京オリンピックが閉幕して2週間後、東京・代々木で日本初の大会が幕を開けた。22ヵ国・369人の選手が参加した東京パラリンピックだった。

「不可能を可能にするパワーがありました」

学生のボランティアとして参加した児玉桂子先生は、当時をそう振り返る。1964年といえば、東…

法政大学
現代福祉学部 現代福祉学科

岩崎 晋也 助教授

いまや狭い社会科学分野ではありえない

法政大学多摩キャンパスは、多摩丘陵に近代的な校舎が建ち並ぶ開放的で伸びやかなキャンパスである。その奥まった小高い丘にそびえる17号館の建物が「現代福祉学部」棟。同学部が開講したのは2000年4月で、スタートからまだ2年という新しい学部である。

「21世紀の福祉の問題を考えると、従来型の社会福祉学部の…

立教大学
大学院 コミニュティー福祉学研究科

坂田 周一 教授

1年次から少人数によるゼミ教育

立教大学のコミニュティ福祉学部(単科学部)は、4年前の98年に開設されたばかりの新しい学部だ。

「少子・高齢化の時代を迎え、人口構成が変化して福祉をめぐる状況、抱える課題は大きく変わってきています。そこで社会福祉という狭い枠にとらわれないで、従来からの福祉サービス・援助の研究に加え、臨床的な心…

ルーテル学院大学
文学部 社会福祉学科

福山 和女 教授

「弱点を力点に変える」型思考

もし自分の家族がある日突然交通事故に遭い、植物状態になったら……。植物人間でも、自力で呼吸ができ、心臓は動いている。だが、周りの状況に対して反応できず、喜びや悲しみなど感情も感じられない。自分が呼びかけても全然反応してくれない。「こんな状態で生きている意味はあるのだろうか」と、生きる価値に確信が持…