芝浦工業大学
デザイン工学部 デザイン工学科
増成 和敏教授
テレビなどの家電や情報通信機器のデザインの歴史などを研究テーマとする増成教授は、大卒後の約30年間、パナソニックのデザイン部門に勤務し、プロダクトデザイナーとして大活躍していた。液晶テレビの立ち上げにも携わり、ほぼ5年きざみでAVC(オーディオ・ビジュアル・コミュニケーション)の新分野に移り続けていたという。デジタル機器進化の最前線でデザインに長年携わり、輝かしい受賞歴をもつデザイナーだった増成教授が教育の分野に転身した理由からまず聞いていこう。