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東洋大学ライフデザイン学部 白石弘巳教授に聞く 生活支援学科自己推薦入試の特徴1

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  東洋大学ライフデザイン学部は、生活支援学科と健康スポーツ学科、人間環境デザイン学科で自己推薦入試を行っています。 

 そのなかで生活支援学科は生活支援学専攻と子ども支援学専攻に分かれており、生活支援学専攻は、社会福祉のプロとして幅広く社会貢献できるようになることを目指し、支援についての基本的な考え方と技術を学ぼうとする学生を求めています。子ども支援学専攻では、保育・幼児教育に加え、子どもに対する福祉的支援についても専門知識を持つ実践者となることが目指されています。 

 自己推薦入試では、例えば2016年度入試であれば生活支援学の募集人員が10名、子ども支援学が5名。志望理由書や自己アピール、客観資料を提出し、小論文と面接の試験を受ける形式です。 

 福祉と共生の精神に満ちた人材を育て上げるこの学科にふさわしい学生であるとジャッジされるには、どのような心構えが必要なのでしょうか。精神医学と精神保健学を研究テーマとし、精神保健福祉士養成コースで教鞭をとっている白石弘巳教授に、自己推薦入試の特徴とポイントについてうかがいました。 

 

まずはオープンキャンパスに参加しよう 

 何よりもまず見たいのが「やる気」です。皆さん、もちろんやる気は表明しますが、我々はそれがいかに本気かどうかをきちんと判断しています。学びたいこと、将来の展望を大いに語っていただくとともに、入学したら本当に実践するのかどうか。その本気度を、ぜひ伝えてください。 

 やる気を判断する材料の一つに、きちんとオープンキャンパスに参加しているかどうかがあります。本当に勉強したいのであれば、どこの大学に入れば自分のやりたいことができるかをそれなりに比較検討するのが当たり前。当然、複数の大学のオープンキャンパスに参加しているはずです。その中で、東洋大学を選んだ理由は何なのか。その点を具体的に説明していただきたいのです。 

 

志望理由には具体的な福祉体験を 

 判断材料の二つめは、ボランティアやそれに準ずるアクティビティをやっているかどうか。夢や希望を語ってくれても、それを実現するために実際に活動を行っているかを確認できないと、「本当だろうか」と首をかしげてしまいます。 

 出願書類には、推薦書と志望理由書があります。推薦書には「資格・特別な経験」を記入する欄がありますから、介護体験のようなボランティアを行っているとしたら、それを記入しましょう。自主的に参加したようなものでなくても構いません。志望領域に関して興味を持っているということの裏付けが欲しいのです。 

 また、1000字以内で作成してもらう志望理由書にも、やはりボランティア経験などに基づいた志望理由や自己アピールが望ましいです。そういう機会が得られなかったとしても、何らかのクラブ活動において経験したことは書いてもらいたいですね。「やりたい」と思って、実際に「やりました」といえる体験があることが大事なのです。 

※記事の内容は執筆者個人の見解であり、早稲田塾の公式見解ではありません。

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