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AO入試・推薦入試とは

AO入試は、新時代型の大学入試。

AO入試というのは、大学のAdmissions Office(アドミッションズ・オフィス=入学選考事務局)による自由応募入試を指します。AO入試・推薦入試は、「目的意識と意欲」が評価される入試です。
今や、大学入学者のおよそ半数が、AO入試・推薦入試による合格者だと言われています。

大命題は、「なぜこの大学・学部で学ばなければならないのか?」。現在、大学受験における大きな潮流となっているAO入試・推薦入試で求められるのは、自分が研究したいテーマと大学の学問とを結びつける構築力、その仮説を立証していく展開力、そして大学に向けての発信力です。

イラスト:AO入試とは

「考え方」を変えなければ、これからのAO入試・推薦入試には通用しない

AO入試・推薦入試の広がりによって、受験生の負担が軽くなった=大学のハードルが低くなったと思ったら、それは大きな間違いです。

推薦合格までの道のりで最重要かつ、ハードな点は、“一般受験に対する取組みによって得た知識”を、自らの視点で縦横無尽に組み合わせ、小論文や面接・口頭試問で表現しなければならない、ということ。

早稲田塾が提案する「AO・推薦合格指導」は、従来の偏差値偏重時代の大学受験に見られた付焼き刃的な、知識の受け売りを否定し、未知の事象に対する問題解決能力となる、実戦的な学力を高めることを主眼としています。

「 ザ! AO入試・推薦入試」 by大学プロデュ−サ−ズ・ノ−ト

5万 5, 497人

ある年の1年間に、全国の私立大学を中退した大学生の総数。最も多い理由は、「進路変更」(21%)。※(日本私立学校振興・共済事業団私学経営相談センターの調査による)

様変わりした大学の授業

一生懸命に受験勉強をして入学した大学を、「こんなはずではなかった」とすぐに去ってしまう大学生が少なくありません。

偏差値という一面的な尺度だけで大学を選び、難度と知名度の高い大学が“良い大学”と考えて入学してくるから、実際の学びのイメージをほとんど持っていない。だからちょっとでも違和感を覚えると、すぐに辞めてしまう。大学関係者からはそのような指摘が聞かれます。

もう一つ耳にするのは、「大学の変化に対し、進路指導や受験勉強のあり方が追いついていない」という声です。

大学はこの10年の間に、驚くほど姿を変えています。テクノロジーの進歩や、従来はなかった新たな社会問題の発生に対応する形で、既存の枠組みを超える新しい学部・学科がいくつも誕生しました。

学びのスタイルも様変わりし、専門知識の量だけではなく、自ら問題を発見し、解決していく能力も重視されるように。一人で机に向かって勉強すれば優等生になれたのは昔の話で、仲間とグループワークを進め、プレゼンテーションで周囲を説得する能力が問われるのが、今の大学の授業です。社会の変化に伴い、大学で求められる学力も多様化しているのです。

今の大学では、一般入試で高得点を取れる学生が、必ずしも入学後に活躍しているとは限りません。むしろ偏差値の値を上げることだけを考えて大学受験を突破した学生の中には、確たる夢や目的意識もなく、学びに必要なコミュニケーション能力も磨いてこなかった結果、早々に大学を去ってしまう者もいるのです。

Infinity(無限大)

AO入試・推薦入試は、偏差値では測れない、無限大の可能性を秘めた人材を丁寧に探す大学入試のスタイルです。

相思相愛になれる相手を探すのが、AO入試・推薦入試

「この生徒のような人材こそ、私たちは教えたい」
「この生徒を我々の大学に入学させたら、伸びるに違いない」

そこで、大学がこの10年で積極的に取り入れてきたのが、AO入試・推薦入試です。一面的な筆記試験の結果だけではなく、大学ごとに異なるアドミッションポリシーに従い、多面的・総合的に人物を評価するAO入試・推薦入試は、大学が本来求めている人材を選べる入試方式として、注目を集めています。

一般入試が学科試験の点数という一つの評価軸だけで受験生を選抜する試験であるのに対し、AO入試・推薦入試は様々な方法で、可能性を秘めた人材を丁寧に探す大学入試のスタイルです。

大学入学を結婚に例えるなら、一般入試の難易度だけで大学を選ぶのは、収入や勤め先のランクを優先して結婚相手を選ぶお見合いのようなもの。結婚してから相手の良さを発見することもありますが、実は性格が合わない人かもしれないのです。

これに対し、AO入試・推薦入試は恋愛結婚。「この相手以外は考えられない」と相思相愛になることで初めて成立する関係です。だからこそ一生懸命に相手のことを知ろうとするでしょうし、相手にも自分を知ってほしいと思うから、自己アピールの方法を磨くでしょう。

大学はこのように、相思相愛になれる受験生を求めているのです。

50.3%

平成19年度に私立大学に入学した学生のうち、AO入試・推薦入試で合格した学生の割合(文部科学省発表)

国立大学でもAO・推薦が増加

文部科学省によると、平成19年度に私立大学に入学した学生のうち、AO入試・推薦入試で合格した学生が50.3%。今や従来型の一般入試で合格する学生は5割を切っています。 また全国に561校ある私立大学の中で、AO入試を導入しているのは402校。7割を越える大学がAO入試を実施しています。今や、AO入試・推薦入試が大学入試の主流なのです。さらに国立大学でも、従来は3割以内に抑えるとされていたAO入試・推薦入試による入学者の上限を、今後は定員の5割まで拡大していくことになりました。

AO入試・推薦入試では、自らテーマを設定し学習・研究にあたれる明確な目的意識と、それを的確に表現し、相手に伝えられるコミュニケーション力が問われます。ここでのコミュニケーション力とは、主として文章力とプレゼンテーションの能力、それに英語力です。

優れた教育、研究を行っている大学のAO入試・推薦入試では、優秀な受験生が全国から集まります。ですからそうした大学に合格するためには、ただ意識が高いというだけではなく、それを大学に伝えられるコミュニケーション力も磨いていく必要があるのです。「AO入試はラク」と誤解されることもあるようですが、むしろ一般入試以上に、丁寧に対策していくことが求められるのです。

これからの大学受験の鍵を握るのは間違いなく、AO入試・推薦入試です。

また、総合的に人物を評価すると言っても、各科目の学力が重要でなくなるというわけではありません。文部科学省中央教育審議会は2008年1月に、AO入試・推薦入試でも学力試験を実施すべきという提言を行っています。今後は、目的意識と基礎学力の両方を兼ね備えた受験生が、AO・推薦を利用して大学受験現役合格を果たしていくようになるでしょう。

現在の大学受験ではまず、学力と表現力の両方をバランスよく備えた、「AO入試・推薦入試で合格できる受験生」になっておくことが重要です。多くの大学と対話し、これだと思える一生モノの出会いをつかみ、AO入試・推薦入試のチャンスを自分のものとして活かせるよう、準備しておきましょう。



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