日本初、オンライン授業の受講で参加者を選抜!
早稲田塾と慶應義塾大学環境情報学部は、バイオ分野に続き、IT(Information Technology)分野における新たなプログラム、「スーパー IT プログラム」を共同開講する運びとなった。
このプログラムは、専門的な知識と技能を習得させ、理系・文系の枠にとらわれず、インターネットを取り巻く可能性や諸問題に対し、強い関心を持つ人材を発掘することを目的とする。
受講生の選考プロセスにおいて、慶應義塾大学・環境情報学部 村井 純教授が代表を務めるWIDEプロジェクトの一環として、オンラインで提供される講義(SOI=School On the Internet)の中から「インターネット概論」を受講。そこで課される2回の課題を二次審査として、約15名を選抜するという新たな試みも取り入れ、参加希望の現役高校生自身が、その過程でITへの理解を深めることも狙う。
この選抜に合格した受講者は、7月上旬から、土日を中心に開講される特別講義に参加した後、夏休み期間中の合宿を通じて、ネットワーク作り、ソフトウェア開発、ハードウェア開発に実際にチャレンジする。
こうした頭と手をフルに動かす実践の場を通じて、ITを取り巻く諸問題を自ら発見・設定し、その解決策を編み出せる「問題発見・解決型」の人材を育んでいく。
また、高校生にとって、本来なら大学や大学院でしか触れることのできない最先端の講義や実習に参加することで、テクノロジーで未来を切り拓く可能性を予感し、学習意欲を高める場となる。
本プログラムは、村井 純教授の指揮のもと、環境情報学部および大学院(政策・メディア研究科)の教員・研究者と、早稲田塾とが上記の理念に基づき指導にあたる。
- 【WIDEプロジェクト】
- 地球上のコンピュータやあらゆる機器を接続し、人や社会の役に立つ分散システムを構築することを目的とし、1988年に現慶應義塾大学・環境情報学部 村井 純教授を代表に、大学やコンピュータ関連企業によって設立された産学共同のコンソーシアム(協議体)。
WIDEはWidely Integrated Distributed Environmentの略。企業や大学など100を超える団体が参加するゆるやかな組織で構成され、世界中から730余名のプロジェクトメンバーが参加し、テーマごとにワーキンググループを組んで活動している。
http://www.wide.ad.jp/
村井 純(むらい じゅん)教授

慶應義塾大学・環境情報学部教授。慶應義塾大学・大学院工学研究科博士課程修了。工学博士。(社)日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)執行理事。1984年、JUNETを設立。1988年、WIDEプロジェクトを設立し今日まで代表として指導にあたる。黎明期から日本のインターネット普及に貢献してきた功労者の一人。1955年生まれ。


































