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池袋校レポート

「この出来事があったから今がある!~私のポートフォリオ」 第8弾 尹裕仙

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皆さん、こんにちは!

池袋校担任助手の松岡俊大郎(早稲田大学 教育学部 教育学科 1年、 淑徳巣鴨高校卒)です。

「この出来事があったから今がある!~私のポートフォリオ~」第8弾の今回は尹 裕仙( 上智大学 総合グローバル学部 総合グローバル学科 2年、 東京朝鮮中高級学校卒)さんを紹介します。

尹さんは外国人入試で合格した先輩です。

〇自分のものの見方や考え方、性格に影響を与えた経験について教えてください。

 

 在日コリアンの高校である、東京朝鮮中高級学校に3年間通ったことです。

 私は日本で生まれた在日コリアンの4世です。普段の生活では日本語を基本的に話し、生活習慣も日本の方とほとんど変わりはありません。自分から名乗らない限りは日本人だといつも間違われます。

 高校時代は、「日本で生まれ育ち、日本語で、日本の風習に従って生活している自分」と、「朝鮮半島にルーツを持ち、その歴史や文化を背負うコリアンとしての自分」の間で葛藤した3年間でした。学校の中では同じバックグラウンドを持つ友人たちや、民族の言語や文化に囲まれているのに、一歩学校の外に出れば日本語が飛び交っている。日本と朝鮮半島の二国間の情勢は常に緊張をはらむものだったので、学校や在日コリアンに対する侮蔑的な発言を耳にすることを少なくありませんでした。その様な発言を聞くたび心が痛く、自分自身が在日コリアンであることを明かすことに恐怖心を感じた時期もありました。

 それでも、3年間高校に通う中で、自分自身のルーツについて深く学び、友人たちと共に理解を深めていくなかで、「日本で生まれ育った在日コリアン」という自分自身のアイデンティティを確立していきました。もしも私が朝鮮学校に通っていなかったら、一人で悩み続けていたならば、今の私は他者と接することをためらい、自分自身を隠そうとしていただろうなと思います。周囲の友人たちとの出会い、学校での学びがあったからこそ、「在日コリアン」としての誇りをもって、ありのままの自分自身で他者と向き合える、今の自分があると思います。

 

 

〇今の自分にどのように活かされていますか、あるいは今後どのように活かしていきたいですか?

 

 自分自身がどのような人間で、どのような考えを持っているのかを発信することは、人との関わり合いの中で必ず必要となってきます。大学には様々な国籍、バックグラウンドをもった学生がいます。その中で互いに異なる考えを発信しあうことで、自分が考えもできなかったものに触れることが出来たり、新たな価値観に出会うことが出来て日々とてもたのしいです。 自分と異なる部分を受け入れることは常に容易いことではありませんが、そう務める中で得られるものはとても大きいと実感しています。

 

 

 

 深いコメントありがとうございます!一人一人の個性を周りに発信できることは自分自身だけでなく周囲の人にも良い事です!!お互いもっと理解しあい尊重できる世の中になるといいですね!悩んだり、相談したいと思ったとき、早稲田塾には相談にのれるスタッフや担任助手がたくさんがいます!!何か不安な事、相談したいことがあれば気軽に相談できる暖かい空間にぜひ足をお運びください!

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投稿者:
松岡俊大郎
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