塾でも学校でも常に全力!
憧れの早稲田大学に合格

第44期生

岩本凜乃(いわもとりの)さん

通塾情報

出身校 横浜校
出身高校 横浜市立南高校
部活 バスケットボール部
夢・目標 テレビ番組の制作

進学情報

受験方式 学校推薦型選抜(指定校制)
大学 早稲田大学
学部 文化構想学部

――【早稲田塾入学の〈きっかけ〉】総合型選抜やAO入試の対策がしたい

入学したのは高1の1月です。一般受験を考えていましたが、総合型選抜にも興味があったので、その対策ができる塾を探していたときに親が早稲田塾を見つけてくれました。説明会では総合型選抜などの説明だけではなく、興味関心を元にした大学選びについての話もあり、「他の塾とは違うな」と興味を持ちました。テレビやSNSに興味があった早稲田塾の卒業生が、それをもとに大学学部を選んだという話が、「こんな大学の決め方があるんだ!」と、とても印象的でした。

――【大学・学部を選んだ〈理由〉】一つの学問領域にとらわれずに勉強できる場所

大学では笑いについて学びたいです。中学校の修学旅行でカナダに行った際に、自分のジョークの受け取られ方や相手のジョークの面白さが分からなかったことなどから、笑いの感覚の違いが存在することに気付きました。笑いでコミュニケーションを円滑にさせることができるはずなのに、逆にそれでコミュニケーションにつまずくことがあると感じたことをきっかけに、研究したいと思うように。

笑いについて研究するためには、一つの学問領域だけでは足りないと思っているので、様々な視点から学びたいです。例えば、ジェンダーに関わることや人の見た目を笑いにしてはいけないなどの文化におけるタブーや、人がどんな時に面白いと感じるかといった心理的な側面、笑いに対する価値観が社会の中でどういう風に変化しているのかなど、社会学的な視点が挙げられます。加えて、メディアが笑いの価値観に与える影響にも興味があります。具体的には、関西弁に対する面白くて楽しいというイメージなど。これは、テレビで関西弁の芸人や漫才を見る機会が多いこと、テレビ番組が関西弁を面白いものとして扱っているなど、メディアによってつくられた価値観の一つだと思います。

文化構想学部では、学問領域にとらわれずに勉強できることと、既存の文化を研究するだけでなく、新しい時代に合った文化を作り出していく力も同時に付けられることに、とても魅力を感じました。実践的な学びが出来ることを楽しみにしています。

――【タメになった〈授業・カリキュラム〉】自分の成長を日々実感できた「国公立・早稲田小論文」

一番役に立ったなと感じているのは、オンラインで受講した「国公立・早稲田小論文」の講座です。課題文を予習で読んできて、それに対する講師の解説もあるのですが、ディスカッションの時間が一番役に立ちました。講座を受講し始めたときは、社会問題に対する関心があまりなかったのでニュースをチェックする習慣もなく、ディスカッションの場で自分の意見を出すのにとても苦労しました。授業の中で講師からニュースをチェックするのがとても大切だと教えていただいたので、新聞を読んでみたり、アプリを入れてニュースチェックをするようにしたり。それを始めたことで、自分の意見がたくさん出てくるようになったのはもちろん、多角的な視点からより深く考えた意見が言えるようになりました。また、他の塾生の意見も理解できるようになったと思います。自分の成長を感じられた授業です。

――【合格の〈勝因〉】全てのことに全力で取り組んだ

合格の勝因は、全てのことを、コツコツ真面目にやったことだと思います。学校でも早稲田塾でも、これは役に立たなさそうだからやらなくていいかな、とか、この話は関係ないかな、この教科は自分には必要ないかななどと考えずに、すべてのことに対して、もしかしたら役に立つかもしれないと思って100%の力で取り組みました。

家や塾で過ごす時間は、総合型選抜に向けた準備に時間をかけたかったので、学校では成績を上げるために「超」真剣に授業を受けることを意識し、分からなかったことなども全て学校で解決して帰宅するようにしていました。指定校推薦は今まで自分がやってきた学校での取り組みが主に評価される入試なので、勉強や、部活動など、一瞬一瞬を大切にしてきた自分の頑張りを見てもらえたと感じています。

指定校推薦を頂いたので実際には出願していませんが、総合型選抜に向けて準備していたことも自分の力になりました。これまでの経験などをまとめたり、探究したいことを文章にしたり。どう表現するかを工夫することで「自分らしさ」を出せるし、これまでの体験から何を学んだのかを自分自身で見つけてアピールできる。自分の中で、自分に対する新たな評価もできたし、本当に総合型選抜は良い入試だなと思っています。

――【私にとっての〈早稲田塾〉】大きく成長させてくれた場所

私を大きく成長させてくれた場所でした。受動的だった自分を変えてくれたし、将来やりたいことを見つける上でずっと伴走してくれました。困ったときに受付に相談しに行くと、いつもスタッフや担任助手は笑顔で話を聞いてくれて、ほっとして落ち着けるし、何でも話せるとても良い環境でした。他の塾生との関わりも大きな力になったと思います。早稲田塾の授業はグループワークが多いこともあり、他の塾生と友達になりやすかったです。提出書類についてアドバイスし合ったり、帰り道で悩みを共有し合ったり、同じ状況にいる仲間の存在にとても助けられました。

――【将来の〈夢〉】より多くの人を笑顔にするコンテンツを発信する

大学では、日本社会における笑いの在り方について学問領域を超えた研究をしたいです。日本社会における笑いの歴史やその変化、現代の笑いに影響を与えた社会的背景などにも興味がありますし、笑いについて文献研究もしてみたいです。将来はメディア、特にテレビのフィールドからより多くの人を笑顔にできるコンテンツを発信していきたいです。

私の「横浜市立南高校 自慢」

学校行事はみんな真剣に取り組みます。特に合唱コンクールなどはバチバチになるくらい、競争心があります(笑)。あとはプラネタリウムがあるのが自慢ですね。一クラスが入れるくらいの広さなのであまり大きくないし、動かせる先生が限られているので頻繁に行けるわけではありませんが、学校で星を見られるって何か素敵ですよね。

私の「早稲田大学 文化構想学部 現役合格アイテム」

ノート

写真はありませんが、早稲田塾の講座での気づきや、論文で面白いなと思ったことなど、自問自答したことを書いていました。

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