菊池 紘 (きくちひろし)
- 第29期生
- 池袋校
──[将来の〈夢〉]芸術作品を公開し交流できるwebシステムをつくる
僕は芸術とコンピュータに興味があり、その二つを結び付けられないかと考えました。アマチュア芸術家は、自分の作品を評価してもらう方法がわからないため、その機会に恵まれないケースが少なくありません。僕はこの問題点を解消するシステムをつくりたいと思っています。
僕自身、絵画や小説に取り組む中でこの問題に気づきました。人間誰しも自分をわかってもらいたい。それを形に表す一つの手段が芸術だと思うのです。作品を発表して感想や評価をもらい、技術や自分自身を磨ける流れを作る。僕はインターネットの活用で、これが可能になるのではないかと考えました。
しかし単に自分のHPに公開するだけでは大した効果は望めません。どういうシステムを作れば目的が達成できるのか、大学でコンピュータプログラムだけでなく人間の行動心理も同時に学び、研究をしていきたいと思っています。
──[入塾の〈きっかけ〉]英単語道場のシステムに共感
この夢に近づける大学は主に理系に属します。数学、物理、化学、英語が入試科目になりますが、僕は物理以外の科目が非常に苦手で、理系に進むには致命的な状況でした。
筑波大附属高では受験に対して特別な指導がなかったので、生徒が独自に対策を行う必要がありました。しかし自分一人では限界があります。必要な科目に不安を抱えている僕ならなおさらです。
塾を探していた高2の終わりごろ、早稲田塾の「英単語道場」を知り、魅力を感じました。iPodを活用するという、ツールを使った教育プログラムにもともと興味があったからです。また、「英語は耳で聞いて口に出して書いて覚えるものだ」と考えていたので、このようなカリキュラムを持つ塾なら他の科目も自分の方向性に合った勉強ができると思い、入塾を決めました。

──[タメになった〈授業・カリキュラム〉]リスニング&速読力テストで英文読解力が劇的にアップ!
進路指導強化日のテストは毎回欠かさず受け、主要科目の対策を行いました。中でも役に立ったのが、英語の「リスニング&速読力テスト」です。これで長文の速読力が鍛えられました。
第一志望の電気通信大学は長文主体の出題。高3の春ごろに過去問を解いてみたのですが、制限時間を丸ごとかけても課題文章を一つ読み終わっただけで、設問までたどり着きませんでした。それが、入試本番では長文をスムーズに読め、ほぼ全て解答することができたのです。テストで培った実力を改めて実感しました。
──[刺激的だった〈特別公開授業・スーパープログラム〉]自分の夢と大学をつなげる一番のきっかけ
第一線の研究者が早稲田塾で講義を行う「特別公開授業」。僕は第一志望である、電気通信大情報通信工学科の西野哲朗教授の授業「あなたの知らないコンピュータの世界」に参加することができました。最先端のコンピュータサイエンスでは、自然界の法則を採り入れたプログラムが必要になってきているため、西野教授は「脳型コンピュータ」を開発しようとしています。ゲーム理論を中心に繰り広げられる教授の講義に、光を見た思いでした。これが、自分の夢と大学をつなげる一番のきっかけになったのです。
また、「スーパー中央ワークショップ」で中央大理工学部・牧野光則研究室の「CGと仮想現実感」を受講することができ、プレゼンテーション大会で優秀賞をいただけたことも大きな励みになりました。

──[大学・学部を選んだ〈理由〉]電気通信大なら自分の夢が実現できる!
子供の頃からパソコンが大好きで、いつか自分でプログラムを組みたいというのが当時の希望でした。また、高1のときに亡くなった父の母校が電気通信大だったことで、僕は小学生の頃からすでに電気通信大に行きたいと思っていました。
そして高3になり、芸術家へのインターネットシステムをつくりたいという夢を叶えられる大学はどこにあるか、特別公開授業で刺激を受けた西野教授にお尋ねしたところ、電気通信大の情報通信工学科にその勉強が可能な研究室があることを教わりました。子供の頃から行きたかった大学に、自分の夢が実現できる場所があったのです。
その研究室は「webプログラミング」というテーマを扱っていますが、自分のシステムをつくるためには人間の行動や心理を併せて勉強しなければなりません。幸いこの大学には、人間工学など文系的な研究を行うチームも多く、これらと連携して独自に研究を進めていこうと思っています。
──[後輩に〈ひと言〉]夢に向かってまっしぐらに
塾が僕にとってのシェルターでした。不安で息が詰まるようなとき、塾のスタッフに相談すると気持ちが楽になりました。苦手科目ばかりの状態からどうやって合格できるか、なんて無茶な質問も真剣に考えてくれました。なかなかアドバイス通りには進まなかったのですが、夢を実現するために、とにかくやりきったと思っています。
受験生には苦しいことがたくさんあります。でも、あきらめず、夢に向かってまっしぐらに進んでください。
私の「現役合格アイテム」
特別公開授業の資料
とにかく成績がふるわず、学校のテストも塾の模試も成績が伸び悩み、高3の秋の間は不安でいっぱいでした。でも、西野教授の特別公開授業を受けたことで、大学で夢を実現する自分の姿をイメージできたんです。この資料を何度も眺めてモチベーションを上げ、入試を乗り切ることができました。


