柏木理沙 (かしわぎりさ)
- 第29期生
──[入塾の〈きっかけ〉]サッカー命だけど、早大を目指したい
中学の頃から定期テストはとても頑張ってきて、その都度確実にクリアしていけたという自信があります。学校の成績は評定平均4.9で学力には不安がなかったのですが、英語だけは塾でしっかりやっておいた方がいいと思っていました。高校に進んだ頃からクラスメイトがどんどん塾に入り始めたことが刺激になり、早稲田大合格を目指して、高1の冬に入塾しました。
私は小2からサッカーを始め、中学から外部のクラブチームに参加し、本気でサッカーに取り組んでいました。高校からはクラブチームだけでなく、さらに練習したいと思い、史上初の女性選手として学校のサッカー部に入ったのです。部活とクラブチームで毎日がサッカー。部活の日は夕方に部活を終えて急いで塾に通い、クラブチームの日は7時半まで塾の授業を受けて急いでグランドに行き、8時から10時までサッカー、という生活でした。こうして間を縫うように塾の授業にスケジュールを合わせて、サッカーと両立していったのです。
──[早稲田塾での〈生活〉]英語に真剣に取り組み偏差値70に
入塾時に受けた「学診」で英語の成績が他に比べて低く、教科書レベルに抱いていた不安を改めて感じました。そしてハイレベル総合英語のクラスに飛び入りしたら、周りのレベルの高さに圧倒され、また当日がテストで何も準備せずに受けたため案の定できず……。今までこういう経験をしたことがなかったため、危機感を覚えて必死になれた。サッカーで忙しいため、あまり勉強時間がとれなかったのですが、学校に早めに行って始業までの30分を充てるなど、時間を作って塾の予習に取りくむように。
そのかいあってか、高2になる時点で英語がグッと伸び、そこからは偏差値70をキープ。授業を増やしてEECと現代文をとり、さらに数学で受験しようと思っていたので、ハイレベル数学も受講しました。

──[私の〈受験ストーリー〉]AOをステップに迷いなく再スタート!
クラブチームを高2の最後に終え、部活は高3の4月に引退したことで、受験勉強に専念できる環境になりました。最初の頃は頭の中がサッカーでいっぱいで、勉強に身が入らないこともありましたが、5月のGWに志望大学を見に行ったことで気持ちが切り替えられました。
高3から受験科目を数学から世界史に変更し、それまでの遅れを取り戻そうと、懸命に勉強しました。その頃には英語や国語の実力に自信がついていたので、世界史に専念することができたのです。
また、同時に早稲田大の政治経済学部のAO入試を視野に入れていたので、ハイレベル小論文とEEC、また志望理由書対策講座で対策を始めました。早大政経のAOは学科試験に近いスタイルなので、一般入試の対策にも役立つ内容が多く、例えば小論文の課題文である英語長文読解と一部の英作文の対策を行うことは、そのまま科目の勉強に直結するなど、さほど負担になることはありませんでした。
ただ、AO入試に対して、実はやや思い切りが足りない部分もあり、こんなことで受かるのだろうか、むしろ一般入試に専念したほうがよいのではないかと揺れ動いていたのです。そしてAO不合格という結果が出て、ようやく自分を取り戻し、一般入試に向けて再スタートを切りました。神奈川大の給費生試験に合格、センター試験も5教科6科目を受験し、センター利用で中央大の法学部に合格。私大の過去問を解きながら、第一志望の早大政経へと、勉強を進めていきました。
──[タメになった〈授業・カリキュラム〉]EECの膨大な文章が英語全体の対策に
高2で始めたEECで、英語は英語のまま読めばいいということがわかりました。そのためには基礎的な知識が当然不可欠なため、高いレベルの授業に追いつくために、補強を同時に行いました。何より読む量がとても多く、このおかげで長文が怖くなくなったことが大きい。さらに、たくさん読むことで課題文に出てくる構文やイディオムなど理解の足りない部分を洗い出すこともでき、英語対策全体のペースメーカーになったんです。このEECを受講する生徒は皆ハイレベルで、英語だけでなく他の科目の成績も良く、とても刺激を受けました。
高3から始めた世界史では、講師がとても面倒見がよく、さぼっていると呼び出されるほど。他の科目の到達度のバランスにも気を配ってくれ、これを報告しながらアドバイスを受けていました。
現代文の授業は私の受験生活のベースになりました。予習復習の大切さなど、基本的な心構えを教えてもらった。生徒のことを本当に考えてくれる先生で、私はいつも悩みの相談に乗ってもらっていました。

──[後輩に〈ひと言〉]仲間と一緒に頑張ってほしい
早稲田塾では仲間と一緒に頑張ってこられました。講師もすごく支えてくれて、スタッフは高1の頃からずっと見守ってくれて、自習室のおじさんまで私のことを覚えていてくれて。自分は周りの人に支えられて今までやってこられたんだと実感しています。
後輩の皆さんに私の経験からアドバイスをするなら、学校の勉強は頑張って損はないと思います。私は学校の勉強ができていたおかげで、センター試験に対応でき、しかもそれに助けられた。受験勉強を続けるのに、一人で頑張ろうとしないで、お互いに高め合える仲間をつくって合格まで進んでいってほしいと思います。
私の「日本大学第三高校自慢」
校舎の形が山を包んでいるような不思議な形なんです。校舎に入ってまず階段を上がり、てっぺんまで行ったら向こう側に下りて教室に行くというような……。高い部分からは、富士山がきれいに見えます。自然がいっぱいの“三高山”です。
私の「早稲田大学 政治経済学部 現役合格アイテム」
防寒グッズ、写真、ミサンガ
コート、マフラー、手袋、マスク、これで冬を乗り切って頑張りました。とにかく体調が一番大切です。私は一回も風邪をひきませんでした!
写真はEECと世界史、それぞれのクラスで最後の授業で撮ったもの。受験のお守りにしていました。今でも大切にしています。
ミサンガは、中2から足につけていて全然切れなかったのが、受験直前の大晦日に切れたんです。もう、不思議としか言いようがない。11月に苦しんだので、このあとは大丈夫だと思えました。
















