宮崎陽平 (みやざきようへい)
- 第29期生
──[入塾の〈きっかけ〉]文転して一橋大を目指し、受験勉強に専念!
東京電気大学付属には中学から入り、学校の勉強をしっかりやってきました。自分で言うのもなんですが、努力を続けてきて、常に一生懸命だった。おかげで、最初はあまり成績は良くなかったものの、徐々に上がってきていました。
以前から環境問題に興味があり、これを理系の研究としてではなく、国家の政策として取り組みたいと思い、文転して一橋大を目指すことに。もともと理系なので、数学は文系としては良い方、英語は好きで努力していましたが、国語が本当に苦手で、世界史はまったくと言っていいほどやっていないという状況。これらをすべて一橋大の二次レベルに押し上げることを課題に、中学から続けてきたサッカー部をやめ、高2の12月に入塾しました。
──[早稲田塾での〈生活〉]高3夏までに全科目の基礎を固める
最初からフルパワーで受験対策に臨もうと、英語、国語、数学、世界史と必要な科目を受講し、学校が終わってすぐに塾へ向かうという毎日を送っていました。授業についていくのに必死で、わからないところを講師に逐一質問し、内容を理解できるよう懸命に。高3になるまでは、必死の助走期間でした。
また、まったく初めての世界史はとにかく全体像をつかもうと、まず世界地図を描いてみたり。効率的ではないかもしれないけれど、ゼロからのスタートを、自分なりに切るしかなかった。幸い順調に理解が進み、歴史の流れがつかめたので、夏休みには一問一答集で項目を叩き込んでいきました。他の科目も、一学期で自分の勉強をある程度確立し、その流れを生かして夏休みで固めていきました。

──[オリジナルの〈勉強法〉]努力すると、その時々のテーマが見える
多くの授業をこなしつつ、自習室で勉強、という生活を夏の終わりまで続けると、さすがに疲れて効率が落ちてきました。これを改善するために僕がとった方法は、積極的な気分転換です。学校の友達と時間を決めて将棋を指し、それから塾へ向かったり。さらにインターンや友達と話すなど、少しの息抜きを勉強に組み込んでいったのです。次に頑張るためには、いったん休むことも必要。秋も深まるにつれて、この息抜きがどんどん増えましたが、元気に再スタートを切る上で有効なことだと認識していました。
勉強を進める上でもう一つ必要なのが、自分の状況を客観的に把握することです。成績が良い悪いではなく、どこが苦手なのかを知る。そして弱点部分を集中して勉強していました。
また、夏が終わって、2学期の課題は問題演習だと見えていたので、あえて授業を減らして自力で演習を始めました。塾にはいい先生がたくさんいるので、わからない部分が出てきたら聞きに行こう、それで進めると思ったのです。
こうして、その局面で新たにスタートを切ることを重ね、状況を変えていきました。それぞれの問題は、すべて頑張ったからこそ発見できたのだと思います。
──[タメになった〈授業・カリキュラム〉]あらゆる科目につながった本気の思考訓練
現代文の授業で、論理的な読み方・解き方を初めて教わりました。解答にはすべて根拠があり、それは課題文に必ず書いてある。だから課題文にあること以外は完全に排除し、内容を正確に読み取ることに専念する、と。この教えで、ものすごく鍛えられました。
授業自体がとても厳しく、答えるときも自分で真剣に考えたことでないとOKはもらえません。講師は僕たちが“考える”ことを求めているから、適当な答えでは受け付けてもらえない。そのため、時には30分も考え込むこともありましたが、先生はじっと待つ……。この緊張感は、たまりません。必死で問題に向き合う機会が毎週あったことで、あらゆる問題を解く上でのトレーニングになったと思います。

──[私を支えてくれた〈仲間・スタッフ〉]仲間の存在が大きな助けに
勉強を進める上での息抜きだけでなく、合格できるのだろうかという不安を克服するためにも、仲間やスタッフと話をしていました。話をすることで、人の温かみに触れられた。とても大切な時間でした。
もちろん、お互いの合格が目標なので、1時間も2時間もダラダラおしゃべりをするわけではなく、休み時間などほんの数分にちょっと話して、「じゃ、頑張ろう!」と一緒に勉強に戻る。お互い高めあえる仲間が周りにいてラッキーでした。彼らの存在こそが、受験生活で最も大きい助けになったと思っています。
──[後輩に〈ひと言〉]受験は成長の機会。一瞬一瞬を大切に。
僕は受験を通じて一回り大きくなれたと思っています。それまでは神経質で、細かいことも一大事のごとくとらえて、身動きがとれなくなった。でも懸命に前に進もうとしていくうちに、自分の人生にとって重要なことが徐々にわかるようになり、どっしりと構えてこらえられるようになったんです。
こうやって現役合格を実現できたのは塾の環境のおかげです。周囲とコミュニケーションをとりながら、その一瞬一瞬を大切にして、努力する。仲間と一緒に勉強することで、一瞬一瞬の重さを自覚させられました。
後輩には、目標を絶対に譲らず、あきらめないでほしいと伝えたい。行きたい大学のため、遭遇する様々な局面で問題を改善して再スタートを切りながら、自分を信じて進んでいってほしいと願います。
私の「東京電機大学高校自慢」
トイレが普通じゃないほどキレイ。というのも、部屋全体が大理石でできている(!?)。雑誌でも取り上げられたくらいで、最初はビックリしました。これに慣れてしまったので、大学では苦労しています(笑)。
私の「一橋大学 経済学部 現役合格アイテム」
講師・スタッフのメッセージ、世界史資料集
お菓子のパッケージに、講師やスタッフがメッセージを書いてくれたものをお守りに。受験会場に持っていって、応援してくれた人々の想いで、自分を奮い立たせていました。
資料集は本来は参照するものですが、僕はこれで具体的に覚えていきました。びっしりとアンダーラインを引いて、ボロボロになるまで使い込んだ、世界史を勉強した証です。会場でこれを開くと、自信と勇気が湧きました。
















