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現役合格物語 【早稲田塾】

橋本 翔 (はしもと しょう)

  • 第29期生
受験方式
一般選抜(私大センター利用含む)
出身校
秋葉原校
大学
東京農工大学
学部
工学部
高校
都立両国高校
航空宇宙工学の研究者になること

──[入塾の〈きっかけ〉]春期講習の授業に引き込まれた

高1のころの成績はまあまあ。高2も半ばを過ぎて、受験について考えるようになると、少し危機感を抱くようになり、塾に行くことを考え始めました。友人から、「大手予備校は浪人生を重視していて、現役生のクラスにはあまりいい先生が来ない」という話を聞いて、「それだと意味がないなぁ」と、自分でいろいろ調べはじめました。その中で、早稲田塾には現役合格のためにカリキュラムが組まれている上、いい先生も多いと知り、第一候補に。
最初は「おためし」ということで、春期講習の数学と物理を受講。比較的得意な科目だったので、どんな授業をやってくれるのか、自分の中の指標と照らし合わせることができるな、と思って。講習を受けてみると、少人数制で、内容がおもしろくて引き込まれ、4月から本格的に通うようにしました。

──[塾に入って〈変わったこと〉]塾の存在がいい緊張感を生んだ

4月からは、数学のIII CとハイレベルIII C、ハイレベル物理、ハイレベル化学、難関理系総合英語を選択。学校の授業は予習を中心に、塾ではわからなかったところを整理していく復習をメインに、バランスよく進めることを心がけました。
その一方で、高2の終わりで引退するはずの硬式テニス部にも、なんだかんだで夏休み頃までは、週3回くらい顔を出してました。体を動かしていないと調子が狂いそうで、勉強を活性化させる、という目的もあって。でも、疲れて寝てしまって、「ヤバい!」と思ったことも(笑)。
塾は週6回でしたし、塾大連携スーパープログラムにも参加していたから、いま振り返ると、けっこうハードだったようにも思います。でも、以前なら家に帰ってやろうとか、学校の図書館でやろうと思っても、自分に甘えて予定通り進められないことがありました。それが、塾に行くことで生活にいい意味で緊張感が生まれて、勉強がスムーズに進むようになっていったのです。

──[刺激的だった〈スーパープログラム〉]ロボティクスに触れ、目標が見えた!

高2のころは、漠然と「将来は物理学方面に進みたいな」と考えていました。塾に通うようになってまもなく、ハイレベル物理の先生に、「スーパーロボティクスプログラムに参加してみないか」と勧められました。早稲田塾が東京工業大学と連携して取り組み、ロボット工学の可能性に触れるプログラムです。
もともと機械にも興味があったので、審査を受けたところ、無事合格。5月下旬から8月中旬まで、2週間おきぐらいの間隔で、東京工業大学でのレクチャーが始まりました。ロボティクスの権威、広瀬教授をはじめとする大学の先生からロボットについて学ぶのですが、触るのはもちろん、設計もやらせてもらえた。そのうち、「大学で機械工学をやるのもおもしろいかもしれない!」と感じてきました。
プログラムに参加すると、自分でいろいろ調べることが出てきます。図書館で受験のための勉強をしながら、一区切りついたときに、ロボットの本を繰ったり。そのなかで、機械を研究するためには、物理学が、なかでも力学がとくに大事であることもわかりました。興味の幅が広がると同時に、大学でやりたいこと、つまり目標がハッキリ見えてきた。
スーパープログラムの期間中といえども、学校も塾もあります。寝るのが2時とか、3時とかになることもしばしば。時間的にはタイトだったけれど、それでも苦しいという感じはなくて、おもしろさが勝っていました。僕の場合、スーパープログラムがなかったら、入試入試と心理的に追い込まれて、息切れしていたかもしれません。ロボティクスが、常にモチベーションを与えてくれました。

──[大学・学部を選んだ〈理由〉]機械系と物理系の二本立てで勝負!

スーパープログラムに参加したことで、自分の中で興味・関心は定まっていました。大学は国立が第一志望。学部は、機械工学系とそれに不可欠である物理系との二本立てという選び方で、受験に臨みました。結果、東京農工大の工学部機械システム工学科に進みました。
私立は東京理科大と早稲田大に受かっていましたが、環境なども考えて、東京農工大を選択。
進学してみて感じているのは、機械系にしてよかったな、ということ。機械系ならば必然的に物理の勉強もすることになりますが、物理系から機械の方へはなかなか行きにくい、と言われているそう。その意味で、選択は間違っていなかったと思っています。

──[私を支えてくれた〈講師・仲間〉]授業や友だちの存在が大学でも生きる

早稲田塾の授業ではいつも、先生の話に広がりがあるなぁ、と思っていました。授業を進めていくなかで、問題を解くことだけにとどまらず、解法の意味までも理解させてくれました。
たとえば、高校の物理では微積分が使えないので、どうしても公式を記憶しなければなりません。なぜ記憶しなければならないのか、疑問に思っていましたが、塾で「大学ではこうやって解いているが、あの公式を使うことで、高校の範囲ではこうして解ける」というように説明してくれたので、納得できたという経験があります。
これは、微積分を頻繁に使う大学の物理の授業でも生きていて、「ああ、あのときのことだな」とすぐに理解できました。
それから、早稲田塾のインターンシップに参加している大学生の先輩とよく話をして、大学のことを聞いたりしていました。それがおもしろくて、「よし、目標の大学に行こう!」とやる気が湧きました。
ハイレベル化学の授業で一緒だった仲間たちとは、大学は違えど、今も付きあいがあり、それぞれの専門分野の話を聞いて、刺激を受けることも多い。
 こうしたことは、「早稲田塾に来てよかったな」と思えるところです。

──[後輩に〈ひと言〉]スーパープログラムは魅力いっぱい!

高校生のうちに大学の研究の一端を垣間見られるなんて経験は、めったにできるものではありません。自分の興味があるスーパープログラムには、ぜひ参加してみてください! ここでの体験は、将来のことを考えたときに、大きな意味をもってくると思います。
「スーパーロボティクスプログラム」に参加したことに関して、僕はこんなふうに受け止めています。機械工学の分野に進学しようと考えていても、普通に高校生活を送っていたなら、本格的なロボットに触れるチャンスはあまりない。また、大学によっては、カリキュラムの関係で1年生時には機械を扱わないケースもある。けれど自分は、高校生のうちにロボットや機械に触れて設計もして、うまくいったこと、うまくいかなかったことの経験から、奥深さに気づけた。これは大学で学ぶうえで、大きなアドバンテージになる――。
大学に合格すること、たしかにこれは受験生にとって当面の大きな課題です。でも、さらにその先を見据えた目標を設定できることが、「スーパープログラム」の魅力。チャレンジする価値があります。

私の「高校自慢」

とくに印象に残っている天才肌の同級生がいて、彼はいつもゲームをしているような男子なのですが、同じ授業を受けているのに、なぜか勉強ができた。なぜだろう? そんな変わった才能のある生徒が多い、不思議な学校でした。

私の「現役合格アイテム」

『物理I・II重要問題集』とノート、ハイレベル化学のノート

物理の問題集は高校で配付されたもの。解答集は学校に回収されていて、巻末に略解があるのみです。ハイレベル化学の問題集は、まったく解答の記載はなし。だから、自分で解いてみて、友だちと解法を確認しあい、疑問に思ったら先生に質問するしかありません。それを何度も繰り返して、確実に理解していけた。このおかげで、塾でたくさん友人ができました。

『物理I・II重要問題集』とノート、ハイレベル化学のノート

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