石井優香 (いしいゆうか)
- 第28期生
──[入塾の〈きっかけ〉]友達に触発されて一緒に入塾
高2に進級するころ、クラスの友達が大学入試を意識して塾を探していました。学校ではまだまだ塾に行く人が少ない中、その友達の受験に対する明確なビジョンに触れて刺激を受け、自分も塾に行って勉強しようと考えました。
一緒に多くの塾を見て回りましたが、早稲田塾の印象は他と一味違った。親が一緒というわけではなく、高校生2人だけで見学に行ったのに、スタッフの方がとても丁寧に対応してくれました。後日すぐに詳しいガイダンスと面接を受けたところ、まだ志望が決まっていない自分の話をじっくり聞いて、方向性をアドバイスしてくれて。現役生対象というところも気に入りました。
私は直前に追い込みをかけて伸びるタイプではなく、長い時間をかけてじっくり対策するほうが合っている。中学受験の時に塾に行かず苦労したこともあり、早くから取り組むことで学力だけでなく、心にも余裕ができるだろうと思い、その友達と一緒に高2の4月から早稲田塾で勉強を始めました。
──[早稲田塾での〈生活〉]塾の授業を受けて安心感を得た
入塾時に学力診断「学診<ガクシン>」を受けたら、得意だと思っていた英語や国語(特に古文)の結果が思うように出ず、驚いてしまって。受講科目は英文法と古文をメインにしようと決めました。学校ではテニス部と軽音楽部をかけもちしていたので、週2日の塾通いはハードでしたが、授業に集中し、自習室も頻繁に利用。
高2の後期からは選択科目を増やし、高3ではさらに科目を追加して毎日塾に通いました。部活がなくなって時間もでき、周りが受験モードになったこともあって、受験勉強に専念しました。もともと早稲田塾では、高2の秋から受験生だと言われていたので、むしろ本格始動が遅いぐらいでしたが、塾の授業で学力が身についてきたという実感や安心感があったので、最後まで元気に勉強を続けることができました。

──[私を支えてくれた〈友達〉]ライバルであり、ペースメーカー
高2で一緒に入塾した友達が私の受験生活を支えてくれました。中学のときにテニス部で知り合いながらも特別親しいわけではなかったのですが、どこか意識していたのでしょう。高1のときに彼女が学校で英語の特進クラスに入ったことで、私も急にやる気になり、高2では同じ特進クラスに入ることができました。私のモチベーションが上がってきたころ、彼女が受験への明確な計画を示してきた。彼女が勉強を始めるのに私がのんびりしているなんてありえないと思い、おかげで私も受験生モードになれました。それからどんどん親しくなっていき、ライバルでもありながら、行き当たりばったりになりがちな私をしっかりリードしてくれたのです。
日本史を高2の秋から受講して近現代史を先に経験できたのも、彼女の行動に刺激を受けたから。彼女が講師やスタッフに相談し、どんどん決めて先に進む、それを追っかけただけ。もし彼女がいなかったら、ずっとのんびりしていたかもしれません。今でも大切な友達です。
──[大学・学部を選んだ〈理由〉]表現に対する興味を満たす学科
大学は映像・写真・演劇・舞踊など、芸術系の勉強ができるところを探しました。立教で最も新しい現代心理学部、その映像身体学科は、芸術行為を心理学・哲学の視点から身体への影響を考えるという学問です。
こう言うとなんだか私たちの生活から遠いもののようですが、例えばビデオを撮る場合、撮る人と撮られる人の間にビデオカメラという機械が介入することで被写体と撮影者との本来の関係が変化するなど、心理的な影響が生まれることが考えられます。この学問はこのように映像表現における心理や身体への影響を研究するもの。私は以前からこういったことに興味を感じていたので、自分にピッタリの学科を見つけられたと思います。
心理より哲学のアプローチが多く、かと言って理論だけでなく実際に映画を撮ったりと、とても面白い。将来はまだ決まっていませんが、こういう“表現”をつくる側になり、人に何かを伝え、それによって人との関係が密になるような仕事に就きたいと思っています。

──[受験を通して得た〈一生モノ〉]義務感が希望に変わった!
早稲田塾では志望校を決める際に、知名度や偏差値などをファクターに単なる攻略を考えるのではなく、自分の本当の目標は何か、が問われます。「これがやりたいから、この大学に行く、そのためにこの勉強を行う必要がある」と、突き詰めて考える。まず“何がやりたいか”をスタートに置いてくれたのが何よりよかった。最初は何のために大学に行くのかわからず、漠然とした義務感しかなかったのに、この環境で「勉強」が「自分の希望」に変わり、どんどん勉強が好きになっていきました。モチベーションは自分だけではなかなか上がりませんが、ガイダンスに行けばグッとやる気になる。そういう目的をはっきりさせる指導をしてくれたことで、自分を変えることができました。
これは受験勉強だけでなく、大学に入った今でも生きています。単位をラクに稼げる授業をとることに懸命で、自分の目標を持たない学生が少なくありません。やりたいからその授業をとる、という当たり前のことをシンプルに実行できるのは、早稲田塾の指導のおかげ。大学に行かせてもらって、それだけの価値がある生活を送れていると思います。今、大学の授業が面白くてしかたない!
──[後輩に〈ひと言〉]勇気を持って自分を変える!
私はそれまで、熱くなることはカッコ悪いことだと思っていました。でも、受験を成功させるには、本気で熱くなって今の自分を壊さないといけない。受験は見た目じゃない、行きたいところがあったら何でもする、そのために必要なのは、“勇気”だと思います。ガイダンスに行く、自分からケア・スタッフに話しかける、受けたことのない講師の授業に入る、そうやって飛び込むことが必要。そして、どんどん刺激を受け、自分を変えていく。
受験を通じて、自分にとってより高いステージに進むために、そのままの自分でクリアできる人は、おそらくいないと思う。成功するためには、誰もが変わる必要がある。早稲田塾には、自分から飛び込んで働きかけることで、さらに多くの刺激を受ける環境があります。この環境が、とても価値のあるものだと、今になってつくづく思います。
私の「品川女子学院高等部自慢」
大学の友達とお互いの高校時代の話をしていて、はじめてわかったことが。品川女子学院は、先生との距離がとても近いんです。早稲田塾の講師室みたいに、職員室に入り浸っていました。他はそうでもないところが多いんですね。このように、とにかく全体がフレンドリー。マイペースでいられる、居心地のいい学校でした。
私の「立教大学 現代心理学部 現役合格アイテム」
トートバッグ、筆入れ
早稲田塾での2年間で使い続けた二つです。筆入れは色が変わるほど使いましたし、トートバックに毎日荷物を詰めて塾に通っていました。別にそんなに高価なものではないんですが、いつしかなくてはならないものになりました。受験の時は荷物が多くて別のバッグを用意しましたが、このトートバッグを畳んで持っていったくらい(笑)。今は二つとも大切にしまってあります。私の受験時代そのものです。
















