遠藤 恵 (えんどう めぐみ)
- 第28期生
──[入塾の〈きっかけ〉]夢を実現するために早く勉強をはじめたい!
早稲田塾には、中3の冬期講習という、かなり早いタイミングで入りました。実は中2でも見学に行ったのですが、まだ早すぎた(笑)。中3になってパンフレットが届くやいなや、即入塾、という感じ。
勉強はあまり苦にならないタイプだったので、桐朋女子中の入試のときは、さほど大変だった覚えはなく、マイペースで自然に入学できた気が。でも私にとって、大学受験は比較にならないぐらい大きな意味をもっていて、「高校に進学する前から、着実に勉強をはじめよう」と思っていました。
一般的に考えれば、確かに早いスタートかも。しかし、それは大学受験を厳しく重くとらえたからではなく、「臨床心理士になる!」という将来の夢のために、早く心理学を学びたい、大学へと向かう勉強がしたい! という思いが募っていたから。中3冬での入塾は、小学6年のときから抱いていた夢を実現するための、待ちに待ったスタートでした。
──[将来の〈夢〉]臨床心理士になって心のケアをしたい
小学5年の頃、臨床心理士を目指すきっかけになった、ある出会いがありました。転校した福島の小学校で、教室に空いた机が一つあった。それは、家族の不幸で心理的にダメージを負い、登校拒否になってしまった子のもの。彼女は6年になると少し教室に来られるようになりましたが、給食を皆と食べず、昼休みになるとふらりといなくなってしまう。私はそれが気になってしかたがなく、「一緒に食べない?」と声をかけてみると、即OKしてくれた。食事が終わると担任の先生が来て、私の手をとって何度もお礼を言ってくれて。その後、彼女とはとても仲良くなりました。このように、心が傷ついた人たちに対し自分が何か手伝えるようなことがしたい、と思って母に尋ねると、臨床心理士という職業があることを教えてくれました。
また、少年院を出た少女が家族から絶縁された話をテレビで観て、ショックを受けました。その人たちに何かできないかという思いが強まり、今は少年院での心のケアを行うことや、NPOで彼らに家を開放するなどの活動を目指しています。

──[早稲田塾での〈生活〉]高2夏には目標の300時間学習を楽々クリア!
程なく、早稲田塾のガイダンスでAO入試の存在を知り、この入試は、夢に向かって進んでいる私にピッタリのスタイルだと確信。チャレンジすることを決意しました。高3になったらAO対策に専念できるよう、それまでは学力をしっかり身につけようと、高2までは教科の学習に打ち込みました。
特に、高2の夏休みは本当に勉強しました。早稲田塾の高2生は、夏に300時間勉強することが目標ですが、スタンプシートが300時間分埋まってもまだ夏休みが余っていて(笑)。シートを継ぎ足し、結果的に374時間にもなった。センター試験の範囲は高2まで、だから基礎は高2でクリアできるはず! そう思ってとにかく机にかじりついていました。
──[私の〈受験ストーリー〉]本当にやりたいことをAOでぶつける!
高3になると、論文作法などAOに直結する講座を受講して対策を進めました。第一志望は明治大学の心理社会学科。私が勉強したいと思っている犯罪心理学などは、心理学だけでなく社会学も視野に入れ、人間の心が社会の中でどう変化して、どうして転んでしまったりはみ出てしまうのか、ということを研究します。私にとってまさにドンピシャな学科です。
この大学のいわゆるAO入試である“自己推薦特別入試”では、自己推薦文と面接で今まで温めてきた“私が本当にやりたいこと”を目一杯ぶつけました。面接では教授の目をガンガンにらみつけながら話したぐらい(笑)。その思いが通じて、11月に合格通知を受け取ることができました。

──[早稲田塾で〈学んだこと〉]周りの皆のサポートで努力できる
私は全塾生の中でも、かなり長い時間を早稲田塾で過ごしてきました。具体的に言葉で挙げるのが難しいぐらい、その恩恵を一身に受けていると思います。
私がAO入試に出あうのは、早稲田塾以外では不可能でした。早稲田塾は一人ひとりをやる気にさせる空気で満ちています。私はとても流されやすいタイプなのですが、まわりが一生懸命に勉強しているから、「自分ももっとやらなきゃ!」という気持ちが自然と生まれました。また、なぜ自分が今勉強しているのか、その意味を見失わずに進めた。講師もスタッフも友達も全員が味方で、一丸となれる。誰かを蹴落とすのではなく、皆で応援し合える環境だったからこそ、最後までがんばれ、最高の結果を出せました。
──[後輩に〈ひと言〉]AO・推薦で合格しても勉強に打ち込む!
AO・推薦で大学に合格しても、最後まで勉強をやめないでください。
本当の目標は、現役合格のその先にあります。せっかく積み上げてきた努力。後悔のないように、納得がいくまで勉強してください。
私の「桐朋女子高校自慢」
体育祭がスゴイ! 中高合わせた学年対抗の勝負で、一学年300人、つまり6学年で女子ばかりが2000人近くが必死で競い合います。上の学年は下に負けるわけにはいかない、下は上に勝とうと闘志を燃やす。特に綱引きと玉入れの白熱具合はオソロシイぐらい。
また、桐朋女子はレポートを頻繁に書かされます。大量の枚数を課されることも多く、中学からこういうトレーニングを積んでいるので、大学のレポートが楽勝に思えるほど。こうやってちゃんと勉強しつつ、体育祭ではじけまくる(笑)という、とても楽しい学校です。
私の「明治大学 文学部 現役合格アイテム」
記憶ノート、チャレンジシート、イディオム帳
早稲田塾名物の記憶ノートは効果テキメン。ひたすら書いて体で覚えたことはしっかり身についています。
高2の夏休みのチャレンジシートは目標の300時間では足りず、高1用の200時間シートを継ぎ足しました。結果、374時間! でも大変だった思い出はなくて、とても楽しかった。
「イディオム1100」は、これを3日間で全部クリアするという要点整理テストゼミでやり切りました。1ページ終わるごとにページを折って答えを隠し、全部折ったときには大きな達成感が。その後も電車の中で常に広げて何度もチェック。だからこんなにボロボロなのです。
















