今野真吾 (いまのしんご)
- 第30期生
──[僕の〈ハイスクールライフ〉] 合併プロジェクトで制服を考案
僕が高校3年生になる年に、“弥栄西高校”と“弥栄東高校”が合併して“弥栄高校”になることが決まっていました。それで、学校側はもちろんですが、生徒サイドでも生徒会を中心にプロジェクトチームが組まれ、様々な準備が進められていった。
僕もプロジェクトチームに参加していて、その活動の中で一番印象に残っているのは、制服作りです。「愛される個性服(制服)」をテーマにコンセプトを決め、保護者や先生の意見も交え、業者に提案。春の学校説明会では、制服ファッションショーを実施しました。デザインは定番でも、撥水加工や動きやすさ、フォーマル感などをポイントに。制服というのは、一番“押し付けられた感”のあるものですが、そこを生徒主導で変えたことで、合併という変化を「自分ごと」として受け止めることができました。
──[入塾の〈きっかけ〉] 志望大学選びの過程で、早稲田塾に出あった
高2までは合併プロジェクトや、僕の在籍している「外国語コース」の英語劇発表会があったりと、かなり忙しく過ごしていました。ようやく大学受験を意識しはじめたのが、高3になる直前。どんな大学に行きたいかな~? と漠然と考えていたときに、慶應義塾大学SFCの存在を知りました。他大学にはないユニークな取り組みに魅了され、ここにいきたい、と。そして塾・予備校のパンフレットをめくっていたところ、「早稲田塾はSFCに強い」という言葉が目に飛び込んできて、「ここだ!」。入塾して、早稲田塾のサポート力の強さに驚かされました。スタッフも講師も、ただ「勉強しろ」というのではなく、「ここをこうしよう」と、明確な目標を示してくれる。受験の厳しさを感じつつも、押し付けがましくなく、伸びのびと勉強できたのは、早稲田塾だったからこそだと思います。

──[将来の〈夢〉] 教師になって、学校を変えていきたい
慶應SFCのAOと一般入試、また慶應義塾大学・文学部の自主応募制推薦などを視野にいれつつ、受験勉強をスタート。AOの勉強というのは、今まで僕が知っていた勉強とはまったく方法が違い、戸惑うことも多かった。机に向かっているだけではダメで、いろいろなことを、深く突き詰めていく必要がある。この段階で初めて、将来についてじっくり考えるように。
僕の中で大きなものは、やはり合併プロジェクトでの経験。そこから「教師になって、学校をもっとよくしていきたい」と思うようになりました。
──[僕の〈受験ストーリー〉] 小論文が決め手に?! 方向転換が功を奏した
AO 対策の中でも、小論文はかなり大変でした。「慶應義塾小論文」を受講し、1週間1テーマ、用紙にして40~50枚は書いたんじゃないかな……。また、小論文は知識がないと書けないと指導をうけ、新聞や本、オバマ大統領のスピーチ本なども読み、「ネタ」を増やしていきました。
残念ながら、SFCのI期は一次選考をパスできず、かなり悔しかった。もう一度10月のII期で再挑戦するか、それとも慶應の文学部に絞ろうか……。かなり迷ったのですが、新たなご縁にかけて、文学部の自主応募制推薦をメインでねらうことに。
この入試は、志望理由書と面接がなく、4.3の評定平均を満たしていれば、あとは小論文と英語で勝負。もちろん一般受験の勉強も並行して進めていたので、ほぼ毎日塾に通い、家でもずっと部屋にこもりきり。かなりキツかった。
息抜きは、チョコを食べることと、ダーツ。出来なかった問題のプリントを的にして思いっきり投げては、ストレス発散(笑)。
これらの涙ぐましい? 努力の甲斐があって、文学部に合格! 親に報告したら、第一声が「ウソでしょ?!」……自分でも信じられない合格でしたから、無理もありません(笑)。

──[後輩に〈ひと言〉] スランプから脱出するには、プラス思考で!
僕は「このままで大丈夫かな……?」と、ついマイナスの方向にばかり考えてしまうタチでした。でも、そうしていると、視野が狭くなって、先が見えなくなってしまう。スランプから抜け出すためには、プラス思考が必要です!
勉強は、始める前が一番やりたくないもの(笑)。そのためのモチベーションとして、何か自分にとってプラスになるものを見つけ、それを支えにして頑張ってください。
私の「県立弥栄高校自慢」
一般コースのほか、音楽・美術・体育・外国語コースがあり、個性的な生徒が多い学校です。僕のいた外国語コースでは、海外との交流も多かった。生徒が主体となって、さまざまなイベントを取り仕切っています。
私の「慶應義塾大学 文学部 現役合格アイテム」
小論文対策ノート&透明シャープペンシル
このノートには、小論文の講義内容だけでなく、その他の授業でも、小論文に役立ちそうなことがあったらまとめていました。講師から「試験会場について、いざ小論文を書こうと思っても、すぐにはペンが進まないもの。入試当日の朝から、何でもいいから書きなさい」とアドバイスを受けたんです。それで最後のページには、これからやりたいことや、好きな映画のことなどが書いてある。手を動かすことで、気持ちも落ち着きました。
シャーペンは「志望校クリア」なんだそうです、透明ということで(笑)。親が買ってきてくれました。
















