中湊 綾 (なかみなと あや)
- 第30期生
──[将来の〈夢〉] 日本人としてアジアの環境問題に取り組みたい
地球温暖化問題に関心があり、アジア地域で日本人はどのように力を発揮できるか、ということを考えるようになりました。
鉄鋼や電力、セメントなどの産業分野別に、温室効果ガスの排出削減可能量を算出して、国別の削減目標を設定する方法を“セクター別アプローチ”と言いますが、今問題になっている排出大国は中国。日本の環境技術は進んでいるので、中国にもっていって排出量を削減すれば、温暖化対策に効果的では。
将来は国連関係や外交を駆使して、こうした問題に取り組めたらいいな。ちょっと大きく出ましたが、夢は大きいほうがいいかな、と(笑)。
──[私の〈ハイスクールライフ〉] ニューヨーク国連本部にて英語でスピーチ!
校外の活動なのですが、「模擬国連」への参加に力を入れてきました。「模擬国連」とは、世界各国の高校生、大学生ら参加者一人ひとりが世界各国の大使役を務め、実際の国連会議を再現し、扱われている問題を話し合う場です。
高2の11月、模擬国連全日本大会で「地球温暖化」について英語でスピーチを行い、ベストスピーチ賞を受賞。全米派遣団に選ばれました。
そして高3の5月、ニューヨークで開催された模擬国連会議全米大会で、「再生可能なエネルギー」「テロについて」という二つの課題が与えられ、スピーチとディベートを行いました。舞台は実際の国連総本部。参加するまでに下調べをしっかり行い、頭に叩き込み、それを英語で表現できるように……。準備は大変でしたが、国連事務総長のパン・ギムンさんが講演してくださる場面などもあり、かけがえのない素晴らしい体験ができました

──[私の〈受験ストーリー〉] FIT対策は、これまでの私の活動の集大成
高1の5月に入塾当初は、受験のことはあまり頭になかったのですが、高2秋のガイダンスでAO入試の存在を知り、挑戦を決意。高3の4月から慶應義塾大学・法学部のFIT入試に特化したAO対策講座に参加しました。
2000字の志望理由書のために、自分のテーマについて調べ、知識としてインプットしたことを文章化していく作業は大変。今までの自分の活動の集大成というかんじ。 細かい言葉遣いの訂正を含めると、60回以上書き直したかな……。
夏休み中のAO対策講座では、午前に授業を受け、午後は志望理由書の推敲&執筆、夜に提出して再び添削を受ける、というようなハードスケジュール。
9月に一次合格の通知を受け、それから二次まで約1週間、ディスカッション対策に注力しました。ディベートを録音し、それを聞き直し、どこが論点なのか、どの発言が弱いのかを検討したり、塾生同士で時事問題集を使って、様々なテーマで自主練することも。AOを受ける生徒は、それぞれが自分の専門分野についてはエキスパートのようになっているから(笑)、互いに弱いテーマを教えあえる強みがありました。
──[後輩への〈ひと言〉] AO はチャンス満載の入試スタイル!
受験はつらいけど、AO対策ほど自分がやりたいことを発見し、探求でき、将来を見据えるチャンスは他にありません。キャパシティは自分で限定するものではない。あきらめなければ、可能性はいくらでも広がります。
興味を持ったものには、何でも挑戦してみる。そして行き詰まったら、塾の講師やスタッフに応援を求めればいい。私は何にでも手を出したので、それが自分の首を絞めることにもなったけれど(笑)、どれ一つが欠けても、今の自分はありません。チャレンジあるのみ!

私の「高校自慢」
国内や海外にも姉妹校を持ち、異文化交流が盛んです。生徒を甘やかさないので、学業面だけでなく精神面でも鍛えられます。学校を休みがちになる受験生のために、内部進学生が連絡係を務めてくれるので、横のつながりが自然と強くなります。彼女たちを学校では「エンジェルさん」と呼んでいます。心の休まる場所、そして仲間でした。
私の「現役合格アイテム」
涙のにじんだ記憶ノート、北野天満宮の御守
AOと並行して、一般入試の準備もしていました。AO対策に時間がとられると授業についていけなくなるため、必死に現代文、古文、世界史、英単語をノートに書きこんで覚えた。合計7冊なりました。つらい時期もあり、涙がポトンポトン……にじんでしまったノートは、頑張った証です(笑)。
御守は叔母が京都の北野天満宮で買ってきてくれたもの。合格後、京都に行く機会があり、お礼参りに。そして同じ御守を、一般入試で頑張る友達のために買ってきました。






