1. 【早稲田塾】大学受験のための塾・予備校
  2. 現役合格物語 【早稲田塾】
  3. 「スーパーバイオで天啓が。 宇宙を目指し、東工大へ」中尾和貴/東京工業大学

現役合格物語 【早稲田塾】

なぜ、早稲田塾生はAO・推薦入試に強いのか?

中尾和貴 (なかおかずき)

  • 第30期生
受験方式
一般選抜(私大センター利用含む)
出身校
藤沢校
大学
東京工業大学
学部
第2類
高校
逗子開成高校
材料科学分野の研究者

──[将来の<夢>] 宇宙でも使用できる素材を開発したい

子供の頃から理数系の学科が得意でした。中学になると親の書棚にあった『相対性理論入門』といった本を読みはじめ、高校では物理化学部に所属。いま興味を持っているのは、宇宙関連の材料科学を応用した新素材開発。宇宙のような極限状況にも耐えうる、新たな材料を開発したいと考えています。
直近では、火星探査機のエアーバックに使われた新繊維がありましたが、今後の宇宙開発事業の中で、スペースシャトルなどの部品はどんどんバージョンアップされていくはず。学科での勉強で知識を深め、材料科学分野の研究者になりたいな、なんて壮大な夢を描いています。

──[刺激的だった<スーパープログラム>] 学会発表のプロセスで、数学の面白さに目覚めた

高2の4月にスーパー バイオサイエンス プログラムに参加しました。これは、世界的なサイエンティスト、慶應義塾大学・環境情報学部の冨田 勝教授と共に、生命科学の最先端に触れられる、超貴重な体験だった。
プログラミングの方法論を学び、自分で遺伝子情報を収集し解析、遺伝子の規則性で生物を分類してみるという課題にチャレンジしました。夏休みを使って論文にまとめ、最終的には「京都進化学会」の高校生の部でプレゼンを。
ここで知ったのは“数学の意味”。数学を単なる“科目の勉強”として学んでいても面白くない。しかし生物や物理研究をする上で必要な手段、という観点でとらえた途端、面白さに目覚めた。楽しいから好きになる、好きになると、どんどんのめりこむ。良いサイクルが生まれたおかげで、数学が一気に伸びました。

──[タメになった<授業・カリキュラム>] 「ハイレベル化学」で東工大攻略の実力がついた

高2の11月から受講した「ハイレベル化学」は、知的興味をかきたてられる授業。毎週、過去問から出題されるテストがあるのですが、赤点が60点。全校舎の受講生の点数が、毎回、貼り出される。赤点を数回取ると脱落なのですが、塾生が代々自主的にルールを決め、90点以下を取ると罰ゲームが待っている。
校舎によってその内容は違うのですが、交番に行ってお巡りさんのサインをもらってくるとか、皆にアイスを配るとか(笑)。それがイヤで、みんな必死。範囲が決まっているから勉強はしやすいのですが、毎回、出題範囲が広くなっていく。このテストを一冊の冊子にまとめ、10クール以上復習しました。おかげで、東工大の化学に十分対応できるレベルになったという、と自信がつきました。

──[僕の<受験ストーリー>] 「背水の陣」で臨んだ東工大二次

東京工業大学への準備は整っていたつもりでしたが、いきなりセンター試験でつまずいた。一発目の試験だったせいか、周りの雰囲気に呑まれて、緊張しっぱなし。問題も基本的なものだけに、一問も間違えられないというプレッシャーもあり、英語と国語が思うようにいかなかった。東工大合格者の平均が85%で、僕は80%にギリギリ満たない状態。塾の受付に報告しに行き、不覚にも涙が……。浪人を予測して、その日はフラフラと家に帰ったことを覚えています。
しかし例年になくセンターが難しかったようで、足切りはなし。無事、二次に進みました。どうも本番に弱く、私大での失敗もありましたが、ここでは「東工大の二次で挽回してやる!」と、意気込み満々。
数学は4問中2問解ければ合格、と言われているのですが、3問クリアできたという実感が。でも帰り道、周りの受験生から「今年の数学は簡単だった」なんて声が聞こえてきて、「やっぱりダメかもなぁ~」とブルーになっていました。合否の確率は、自分的には半々。さて、どっちにでるか~~~。
3月9日、僕の誕生日の前日。合格発表を見に行きました。合格掲示板に名前が……「あ、あったーーー!!」。アメフト部の先輩たちから胴上げされて、嬉しくてうれしくて。もう、友達や親に電話しまくり。最高の誕生日を迎えることができました!

──[後輩への<ひと言>] 最初の一歩を大切に

受験勉強は、自転車を漕ぐのに似ています。最初のペダルを踏み出すのが大変だけれど、波に乗ってくるとグングンとスピードが加速し、最後の方は口笛を吹きながらでも進んでいくような。
受験モードに入ったら、最初は必死にやって力をつけ、小さくてもいいから、小テストなどで成功体験を積み重ねること。そうすると面白くなって、スムーズに進んでいくことができる。学校であれ、塾であれ、テストで一度でもトップを取ると、やる気が違ってきます。
途中くじけそうになっても、そこがふんばりどころ。僕は本命直前の私大の受験では、準備不足もあって結果を出せなかったけれど、そこであきらめなかった。だから最後まで駆け抜けられたのだと思います。

私の「逗子開成高校自慢」

海の近くにあるので、海洋教育が盛ん。帆を広げて風をはらませながら進むヨット体験は、日常ではなかなかできない、最高に楽しい体験でした。文化祭もウリの一つで、フィナーレでは自分たちが作った神輿をかついで、ワッショイワッショイ、校庭を練り歩く。これがメチャクチャ盛り上がる。いい思い出です。

私の「東京工業大学 第2類 現役合格アイテム」

「ハイレベル化学」のテスト問題冊子

毎週あったハイレベル化学のテストを、一冊にまとめたもの。これで化学だけではなく、勉強の方法を身につけました。受験を自転車に例えたように、つらいのは最初だけ。乗り方さえクリアできれば、あとはホントに楽になる。受験本番にも、この冊子を持参。間違えたところはカラーペンでチェックしていましたから、そこを見直して挑んだ。「これだけやったんだから~」と、自然と心も落ち着きました。

「ハイレベル化学」のテスト問題冊子

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