村越爽人 (むらこしさわと)
- 第30期生
──[将来の<夢>] 講師との出会いで生まれた化学者の夢
小さい頃から理系分野が得意でした。点数がいいから面白く感じる。面白いから勉強する、そして成績が上がる……という良いサイクルに。中学の頃から、数学だけは誰にも負けなかった。
将来を思い描いていた頃、「数学は現在以上の新しい発見はない」と何かで読み、それがちょっと引っかかっていた。そんな折、早稲田塾で「ハイレベル化学」担当講師との、決定的な出会いが……。有機化学の世界は無限の広がりを持っていて、未だに新しい発見と研究の可能性がある、ということを授業を通して知った。それで、化学者! という未来像が浮かんだ。
いま、科学雑誌『ニュートン』などを読み漁りながら、最新の有機物やエネルギー研究を見つめ、どの専門分野に向かおうか考えている最中です。やるからには新しい可能性にかけ、先駆者として活躍できる研究者になりたいと思っています。
──[私を支えてくれた<先生>] 数学講師のオシャレさにグッときた~
高2の4月から「東大・東工大数学」を受講。最初の授業で、まだ学校でやっていないベクトルの五角形の問題が出された。講師がそれを特殊な解法で、いとも簡単にさばいていく手際に、目からウロコが落ちました。ホントに驚きの連続で~。
数学の問題には、いろいろな解法があり、道はひとつではありません。あるとき、自分なりに考え出した方法を持って、質問にいった。講師は別の解法を示しながら、「この方がオシャレじゃない?」と。それは、誰もが思いつくような参考書的な解き方ではなく、その人だけが見つけた、“秘密の道”のような解法。それを「オシャレ」と表現するその講師こそ、オシャレな人だ! と。それ以来、なんとか認めてもらいたくて、新たな解法を考え出しては、講師室に通うようになりました。

──[オリジナルの<勉強法>] 化学のキーワードノートで、効率学習
化学の単元のキーワードだけを、ルーズリーフノートに書き出しました。説明や計算式は一切なし。その単語を見ただけで、頭の中で計算を展開し、その単元の説明ができるように、という訓練を繰り返した。1日2~3時間は電車や移動に使っているから、この持ち運びに便利なノートに目を通し、後は頭をフル回転させて、虚空に計算式を描き出していく。すぐに出てこなかったものに関してだけ、もう一度別に書き出し、塾のプリントや参考書にあたり確認し直す。このやり方は、生物でも使いました。無駄を極力省け、効率的です。
──[後輩への<ひと言>] 講師にやる気のオーラを伝えよう
質問をどんどんぶつける、積極的に授業を受ける、一番前を陣取って、一言一句漏らさず飲み込もうとうする。そんな姿勢で臨むと、自然とやる気が伝わって、講師とのコミュニケーションが良好になる。それは、こちらの態度が必死に勉強に向かっている証拠でもある。相乗効果で、講師・生徒が互いに高めあっていける気がします。
受験期は、人間づきあいが本当に濃密。あれほど真剣に、誰とでもつきあったことはなかった。今でも講師の先生やスタッフ、インターンの先輩に会いたいな、と思うときがあります。

私の「高校自慢」
女子柔道が強い。去年の北京オリンピックで52キロ級銅メダルを取った中村美里選手は先輩で、同級生にもオリンピック出場の呼び声が高い子がいます。
校長の田村哲夫先生は、教育者としてのみならず、文化人としても有名。日本ユネスコ国内委員会会長や文部科学省中央教育審議会委員なども務められ、日本教育界の重鎮として功績がある方です。
進学校ですが、雰囲気はのびのび。模擬国連の常連校として、毎回参加しています。
私の「現役合格アイテム」
化学のオリジナルノート、英単語道場フラッシュシート、ブドウ糖
キーワードだけを書き抜いた化学のノートは、肌身離さずもち歩いていました。同じように「英単語道場」の単語帳、フラッシュシートも、よく見ていました。朝ごはんのとき単語と意味を一度見て、後はもぐもぐ食べながら、反芻して覚えこむ(笑)。ぶどう糖は、思考力・判断力を維持するのに必要な、脳のエネルギー源になります。模試やテスト、入試本番前にかじると、めちゃくちゃ集中力が高まった。「ここぞ!」というときに試してみてください。






