永田桃子 (ながたももこ)
- 第31期生
──[私のハイスクールライフ]放送部の充実した活動、全国大会に!
桐朋女子の放送部は有名で、中学受験の動機の一つでもありました。さっそく中1から放送部に入り、高2の終わりまで部活に燃えていました。
放送部って、昼休みに校内放送を流すだけというイメージかもしれないけれど、そうじゃないんです。全国大会があるので、その出場を目指すのも活動の大きな柱。週4日夕方6時まで、発声練習やテキスト練習をしたり、自分たちで取材してラジオ作品や映像作品を制作したり。うちの部は高1、高2と都大会で2連覇を果たしました。個人的にも、高1のときに都のアナウンス部門で、高2では朗読部門で優勝し、全国大会に出場できた。また、春高バレー(全国高等学校バレーボール選抜優勝大会)の場内アナウンスも担当するなど、校外での活動も。勉強もしっかりやっていたけれど、やはり印象に残るのは、放送部での充実した活動です。
──[早稲田塾での〈生活〉]ハイレベルのクラスで向上心をキープ!
何講座とっても授業料は一律の無制限受講「パケット制」で、必修の英単語道場のほか、それぞれハイレベルの英文法、英文解釈、現代文、古文、小論文と、多めに受講しました。
ハイレベルクラスには、“できる”塾生が多い。どのクラスでも、私の成績は下のほうだったと思います。でも、ハイレベルクラスにいることで、向上心が保てた。負けず嫌いな性格もあいまって、食らいついていくつもりでやり抜きました。
部活が6時までありましたが、塾の授業は開始が遅かったので、助かりました。予習・復習の時間を確保するのが厳しいときもあったけれど、「やった先には何かあるはず」と信じて頑張りました。
AO 入試を考えた理由は、単に受験のチャンスが増えるだけではなく、勉強以外に頑張ってきた放送部の活動もアピールできること。基本的に現役生だけの手段だから、挑戦してみる価値がある、と思って。第一志望は、慶應義塾大学・総合政策学部。多言語で学ぶことを標榜している点に魅力を感じました。

──[オリジナルの〈勉強法〉]朝5時起きのサイクルを貫いた
私は朝型を貫きました。睡眠時間はキッチリとらないとダメなので、早く寝て早く起きる。毎朝5時に起きて、6時半まで勉強。内容は前日に決めておき、その範囲は必ず終わらせる。朝の1時間半は、けっこうはかどるんです。
それから登校準備をして、シャキッとした頭で学校へ。冬はつらかったけれど、3年間しかない高校生活で、後悔はしたくなかった。勉強だけの毎日はイヤだったから、やることは確実にやって、そのうえで自分の時間をもち、部活にも集中する。早寝・早起きの生活サイクルが、それを可能にしてくれました。
──[私の〈受験ストーリー〉]40回近く書き直した志望理由書
高2の終わりごろから、「AO・推薦入試特別講座」を受講し、毎週日曜日の10時から15時くらいまで、志望理由書を書いたり調べものをしたり。自分の考えを突き詰めていく過程は楽しかった。志望理由書の書き直しは、全部で40回くらいかな……。どんどん進化して、最初に書いた内容など、ほとんど残っていません。
書類提出は8月の半ば、一次選考の結果が1か月後に。この期間が、一番緊張しました。母も不安になったらしく、「発表前に神社に行ってきた」とか(笑)。無事に通過し、ここからは「もう合格するしかない!」と、テンションが上がりました。
10 月はじめに二次選考の面接。「大学教授が時間を割いて、自分の話を聞いてくれる機会なんて、そんなにないぞ!」と、はりきって臨みました。塾では、面接の厳しい場面も想定して対策していましたが、本番の最後では、教授がアドバイスをくださったりして、和やかに終了。そして結果は、合格! 家族や塾の講師、スタッフ、友だち。皆が支えてくれたからこその現役合格でした。

──[タメになった〈授業・カリキュラム〉]「AO・推薦入試特別講座」はチーム戦
「AO・推薦入試特別講座」は、正直キツかった。でも、今はそれが良かったと思えます。講座の友だちは、もちろんライバルではありますが、ダメな部分もさらけ出すことで、互いに理解が深まるし、当然、仲良くなる。助言し合うこともしばしばで、「みんなで受かる!」という“チーム戦”の雰囲気がクラスに満ちていました。
「ハイレベル現代文」の講師は、厳しいながらも、がんばりを認めてくれる方。AO対策でくじけそうなときに、「今やっていることはムダにならないから、一生懸命やること」と励ましてくださった。その言葉で、またしっかり前を向いて、一般入試対策との両立ができました。
私の「桐朋女子高校自慢」
中高一貫校で、クラブの中には中高合同のものがたくさん。高校生が中学生を指導するのは当たり前で、我が放送部もそうでした。部員の結束が強まるし、技術の習得・伝承もしっかりできます。
私の「慶應義塾大学 総合政策学部 現役合格アイテム」
放送部のテキスト、入試のプレゼン資料、メッセージ色紙、記憶ノート
テキストは、桐朋女子放送部が独自に作ったもの。5年間使い続け、マーカーの重ね塗りで字が読めないけれど、もう暗記しているので問題なし。私の青春が詰まっています!
入試の面接・プレゼンで使った資料は、いかに自分の印象を刻み込むか、あれこれ悩んで工夫した労作。教授も笑ってくださったので、大成功でしょう。色紙は、塾の友だちやインターンの先輩が誕生日に贈ってくれたもの。受験当日も持参し、ものすごく励まされました。記憶ノートは、一般受験対策にもしっかり取り組んでいた証。青ペンで、ぎっしり書き込みました。
















