ヒューベンソール・カール・アキラ (ひゅーべんそーる・かーる・あきら)
- 第31期生
──[大学・学部を選んだ〈理由〉] 軍事外交について研究したい
アメリカ人の祖父が軍事関係の仕事に就いていたこともあり、家の書棚には、歴史や政治の本がズラリ。小学生の頃から、それらの本を読み始めていました。知識が増えると好奇心も募り、新聞や専門書を読んでは、親や友人、先生と議論する毎日。今では立派な「政治オタク」です(笑)。僕がずっと関心を持っているのは、日本の軍事外交について。
さまざまな分野の先導者を生み出そうとするSFCの理念と教育には、慶應出身だった叔父が勧めてくれたこともあり、以前から関心を持っていました。「問題解決のプロフェッショナルを育てる」ことを目標に掲げるSFCでは、さまざまな研究を行うことができます。東アジア地域を対象とした米国との軍事外交について、政治からも研究を進めることができる。AOにもチャレンジすれば、自分のこれまでの知識や政治に関する熱い思いを表現できるだろう。そう、SFCの受験は、自分にとっていわば“必然”だったのです。
──[印象に残った〈イベント〉] NASAに学んだ“データ立証”の重要性
受験勉強も本格化しはじめた高3の夏、自由が丘校でNASAの方を招いた特別公開授業が開催されました。テーマはNASAの持つ技術を応用したプラズマ実験に関するものですが、僕が一番衝撃を受けたのは、NASAの方が言った「データなしでは物事を立証できない」という一言です。NASAでは「全部データで持ってくる」のがルール。たとえ目の前に提示した物に対しても、その真実はデータによって信じるのだそうです。
軍事外交は、データの多くが機密事項。インターネットや図書館の本による一部の情報では、なかなか事実をとらえることができません。防衛白書や防衛省、在日米軍などが発信している情報を何とか収集し、どのように軍事外交が進められているか、その課題を自分なりに理解することができました。
また、自宅に置いてあった本はアメリカの視点でまとめられたものが多かったのですが、日本の機関が発行したデータや文献もバランスよく調べ、できるだけ物事を客観的にとらえるように。こうした基本的な姿勢に、この授業を通して気づくことができたのです。

──[タメになった〈授業・カリキュラム〉] 情熱+トレーニングで慶應小論文突破
政治に対する熱い思いとデータが揃えば、あとは論述するのみ! SFCのAO入試は、志望理由書と面接が肝。以前から文章のねじれなどを指摘されていたので、じっくりとトレーニングを積んでいきました。
面接では、熱い思いだけではなく、客観性も加えることに留意した。また、事実の誤認があってはいけない。学習したことを一つひとつ実践したおかげで、SFCの学生証を手にすることができました。
──[将来の〈夢〉] 日本の外交を強化できる政治家に
僕の夢は、外交を強化できる政治家です。日本では、基地問題に端を発する外交問題が山積しています。SFCでは東アジアやアメリカ研究と並行し、さらに政治を理解したうえで、東アジアと米国との軍事的連携について、自分なりの主張をしっかりとまとめていきたい。在学中に米国へ留学し、日米両方の視点で外交を提起できる、先導性のある政治家を目指します。

私の「桐蔭学園高校自慢」
桐蔭学園高校は一学年の人数が多く、1、2年のうちは男女別学。大勢の友だちと一気に仲が良くなるのが、3泊4日のウィンターキャンプ。一緒にスキーをして、夜にはゆっくりと会話をするので、男同士の熱い連帯感が生まれます(笑)。
私の「慶應義塾大学 総合政策学部 現役合格アイテム」
栄養ドリンク
受験前は、ときには徹夜も……。そんな姿を見て、母が買い置きをしてくれていた栄養ドリンクです。ちょっと苦いけれど、飲むと頭がスッキリして勉強に取り組むことができました。
















