【SRP】 第1講 開会式 & ロボット工学の導入講義!
【SRP】 スーパー ロボティクス プログラム 第1講
開催日:2008年5月18日(日)
場所:東京工業大学 大岡山キャンパス
はじめまして!
早稲田塾新宿校 DCCインターンの南 航太と申します!
実は僕、今回でついに3期を数えるこの「スーパーロボティクスプログラム」の1期生でもあるんです。
その縁もあり(?)、これから2ヶ月間、SRPを担当することになりました。
どうぞよろしくお願いします!
さて、去る5月18日(日)、ついに第3期SRPが始動しました!
SRPの活動のベースとなるのは、日本の科学技術を支えてきた、東京工業大学・大岡山キャンパス。
夏まで、ずっとこのキャンパスに通うことになります。
初日となる今回は、まずキャンパスの正門に集合。
開会式もありますので、保護者の方々も大勢、参加されています。
せっかくなので、会場となる建物を目指しつつ、東工大ミニキャンパスツアーを実施。
▲SRPには、東京工業大学2年生、自由が丘校インターンの平井さんも参加!
さっそく現役東工大生として、キャンパスを案内してくれました。
▲ところどころで立ち止まって、キャンパスや大学について解説。
現役学生ならではのリアルな(?)話も。
▲先生方のご厚意により、キャンパス内にある「ものつくり教育研究支援センター」を、日曜日ですが特別に開けていただきました!
ロボットだけでなく、鳥人間コンテストなどでも活躍した人力飛行機(乾電池で飛ぶ飛行機の広告をご覧になった方、あれです)やソーラーカーの他、電気、材料、建築、土木などなど、様々な分野における東工大の学生の研究・活動成果がたくさん展示されています。
さて、一通りまわったところで、いよいよプログラムの拠点としてこれから通うことになる、石川台地区に移動します。
目指すは石川台3号館の「創造工房」。
▲「創造工房」に備えられた教室。
ここが今後、SRPの活動の中心になります。
まず、プログラムを開催するにあたっての心構えを共有します。
SRPの参加者は、早稲田塾の各校舎だけでなく、全国の高校生の代表でもあるのだということを、改めて認識。
受講生の皆さんも、真剣に聞いています。
▲続いて、過去のプログラムの様子をまとめたVTRが流れます。
そうそう、SRPをはじめ、スーパープログラムの様子はこれまで様々なメディアから取材を受けているんです。テレビでも何度か紹介されているんですよ!
(1期の映像には、僕もしっかり映っています)
▲そしていよいよ、今回のプログラムを一緒に創って下さる、東京工業大学機械宇宙システム専攻教授、広瀬茂男先生の登場です!
独創的なロボット達で世界的に注目されている広瀬先生が、SRPでは受講生を直接指導してくださるのです。
スゴイ!
▲一人ずつ、先生から受講生に、受講認定証が手渡されていきます。
▲先生と固く握手を交わし、これからの決意を新たにしたことでしょう――。
ちなみにスーパープログラムには、受講認定証はあっても修了証はありません。
それは、「学びには終わりがない」からです。
このプログラムが終わった後も、受講メンバーは高校で、大学で、あるいはその後も、学び続けます。学問に完成はありません。
ですから、修了証ではなく、「これから一緒にプログラムのメンバーとしてがんばる仲間ですよ」という受講認定の方を大事にしているというわけです。
さて次は、受講生同士の自己紹介を兼ねての、プレゼンテーション!
これは、あらかじめ出ていた課題(何か一つモノを作ってくる)にもとづいて、一人持ち時間3分で発表を行うものです。
自分が作ったモノを通じて自分を語る! という、SRPならではの自己紹介です。
大勢の前で発表する経験は初めて、という受講生も結構いるようです。覚悟していたとはいえ、やっぱり緊張しているようですね。
▲それでもトップバッターから、かなり内容の詰まったプレゼンをしてくれました。
さすが!
▲もう実際にロボットのようなものを作ってきているメンバーもいました。
発表するためには作るだけでなく、その機構を理解し、人に説明できなくてはなりません。
「人にわからせる」というのはなかなか初めてだと難しいのですが、でも理工系を志すのであればこれから必須になってくるスキル。
こういう体験を今のうちにしておくというのは、とても役に立ちます!
ちなみにスーパープログラムでは、こうしたプレゼンテーションを重視しています。
今後も、幾度となく全員の前で発表をする機会があることでしょう。
お楽しみに!
受講生同士の顔と名前が一通りわかったところで、いよいよ講義に入っていきます。
今回は広瀬先生自ら、東工大大学院・広瀬研究室の研究内容やロボット工学の展望を話してくださいました!
▲大学では当たり前、プレゼンテーションソフトを使用したスライド講義ですが、高校生の皆さんには新鮮かも知れませんね。
ちなみに、スライドはほとんどすべて、英語で書かれています(理工系の学術発表は基本的に英語!)。
専門用語が難しいかもしれませんが、高校生用に易しくするなんてことは、スーパープログラムでは行いません。
▲こちらは、大学院の学生向けのものを、今日の講義のために持ってきてくださったもの。
ですので、構造の説明も本格的です。
▲「ロボット」というと、特に日本人は人型の2足歩行ロボット「ヒューマノイド」を想像しがちだが、実際はむしろその例は少ない。ロボットの本来の意義は「人ではできない仕事を効率的・正確にさせる」ということ。形が人に囚われているようではその目的を達成できない……というのが、ロボットについての広瀬先生の考え方。
というわけで広瀬研究室が追究しているのは、人間型のロボットづくりではなく、「人の役に立つ」ロボットを開発することなのです。
▲受講生の皆さんには毎回、学んだことをレポートにまとめていただきます。
何しろ知らないことだらけな上に、情報量は膨大。先生の講義を聴いたうえで自分の頭の中で整理し、取捨選択した情報をメモするのが重要です。
いっときも気は抜けません。
さて、先生の講義が終了したところで、今度は石川台1号館に移動。
そこで皆さんを待っていたのは……?
▲先ほどのVTRや講義にも出てきたロボット達が勢ぞろい!
実際にその動き・機構を観察し、理解を深めます。
机の上の勉強だけではなく、実際のものに触れ、自分の目や手で学び取っていくことも、ものづくりでは大切な要素です。
▲こちらは2005年の「愛・地球博」でも展示された、海ヘビ型ロボット。ヘビのように体をくねらせて移動します。
車輪はついていますが、この車輪が回って動くのではなく、体の動きを波打たせることにより、スケートと同じ原理で、地面を蹴って進むのだそうです。
そしてなんと、水陸両用!
比重が水とほぼ同じ1弱になっているため、水の中でも上下左右自在に動き回ることができるんです。
▲4足歩行ロボット「TAITAN-Ⅵ」です。歩行ロボットの利点は、車輪のように地面にずっと接している必要がなく、溝や障害物などを乗り越えていけるところ。ガレキが散乱している災害地での救助活動などに役立てようと研究が進んでいます。
とはいえ、移動効率でいえば車輪にはかないません。なので、作業現場までは上の写真のように車輪を使って移動します。
(これまた優雅なスケートの動きで進みます)
▲このように車輪を回転させ、足として使用することができるようになっています。
▲実際にそれらのロボットに触らせてもらえました!
自分の手で、目で、耳で確かめていきます。
▲広瀬研究室の助教の先生に質問しているところです。
「なるほど!」講義だけではわからなかったことも、実際に見て理解していきます。
▲広瀬先生も、ロボットを前に個別に質問に答えてくださいます。
▲そんなわけで、本日の講義は終了!
第1講恒例の、懇親会を行いました。
(写真がこんなのしかなくてスミマセン……)
これからしばらくの間、同じミッションに取り組んでいくメンバー。
そしておそらく、プログラムの後の受験勉強でも、大学入学後も、そしてその後も、連絡を取り合えるような一生モノの友人になることでしょう。
よろしくお願いします!
▲これから2ヶ月間、一緒に頑張っていこう!
▲第3期開講ということで、1・2期の先輩も駆けつけてくれました!!
これから後輩の3期を全面的にバックアップしてくれる、頼りになる先輩達です。
皆さん、わからないことがあったら、何でも質問してくださいね。
