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スーパープログラム・ブログ~日本一受けたい授業~ 【早稲田塾】

【SCW】 「スーパー中央ワークショップ」2日目 本格的に研究開始!

【SCW】 スーパー中央ワークショップ 第2日目
開催日:2008年8月4日(月)
場所:中央大学理工学部 後楽園キャンパス

こんにちは。
昨日に引き続き、DCCインターンの渡邊権人がお伝えします。

「スーパー中央ワークショップ」2日目の今日は、各研究室とも、本格的な実験や調査に没頭する予定!
今回も順番に研究室を回って、実際にどんな研究をしているのか、レポートしていきたいと思います。



【中央大学 理工学部 経営システム工学科 加藤 俊一研究室】

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↑こちらは経営システム工学科・加藤研究室です。
加藤研究室では、ヒューマンメディア工学という研究に取り組んでいます。

ヒューマンメディア工学とは、人間一人一人の特性の多様性を尊重して人それぞれにあった情報を提供し、人と人の感性を測ったり、コンピュータに感性を持たせたりする仕組みや方法を研究する学問領域。

今回、受講生はいくつかの調査・実験を行って人の感性を測り、分析を行います。
今はちょうど、目の仕組みについて説明が行われているところです。

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↑ここで実験。
前からペンを後ろの方に少しずつ動かしながら、どこでペンの色が分からなくなり、ペンが見えなくなるのかといった、視野の広さを実験します。

次に、後ろで何種類かのペンの1つを選んで、後ろから少しずつ前に持ってきて、どこでペンが見えて、どこで色が分かるのかを調べます。

実際、調べてみると、この2つの実験の方法によって、少し視野が異なるということがわかったようです。
前から後ろに動かした場合、既に脳によって認識されているので、本当は色がはっきり見えていないのにも関わらず、見えているように錯覚するのですね。

人の目は、網膜のすべてを使って物を見ているわけではなく、網膜の一部しか使っていないということも判明。
視野の中心で最も視力が高く、見え方には脳が大きく関係していることなど、様々なことを自分で体感します。

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↑肩にGPS、腰に加速度センサー、頭にメガネにつけたディスプレイと、気圧や光などを測るセンサーをつけて準備完了。
未来的でカッコイイですね。

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↑メガネの前についた黒いディスプレイに、自分の周辺の町や道の情報が表示されます。
こうして見ると非常に小さいのですが、メガネをかけた状態で見ると、ディスプレイの文字がちゃんと判読できるのです。

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↑様々な情報を表示できるメガネを装着して、実際に中央大学周辺の情報を閲覧。
自動的に表示される情報に従って歩いていきます。

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↑研究室に戻ってからはGPSの緯度・経度情報に加え、気圧や温度、光などの情報の相関関係を確認。ユーザーにどのような情報を与えればよいのかを、皆で考えます。

将来的には近くのお店の情報や観光地の情報を表示して、様々な形で人を助けるシステムが実現されるはず。
そのために、どのような情報を収集して、どのようなユーザーに応じた情報を表示すればよいのかがここで研究されているのです。

例えば、お年寄りには温度情報をもとに、暑い中、何十分も歩いたら自動的に水分補給するように促したり、ユーザーが好む場所や店を学習して、ユーザーにあった情報を表示したり……。

人と機械、一緒に過ごせば過ごすほど意思が通じあって使いやすくなる。
なんだかペットのような存在かもしれません。
人と機械がそんな風に違和感なく触れ合う、将来の生活が楽しみです。

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↑こちらでは、天井のカメラと、お客さんの持つ非接触ICタグの情報を活用して、お勧め商品を商品棚のディスプレイに表示し、そのお客さんへのお勧め商品を案内できる、「電脳ショップ」というシステムを実験しています。

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↑お客さんが、どんな商品をどのように手にとって見ているか、カメラで検出します。
そして、非接触ICカードに記録された情報から、以前に店でどのような商品を購入したのかという情報を読み取ります。
これらの情報から、表示する「お勧め商品」を決定するというわけです。

店員に勧められながらではなく、ゆっくり自分で考えて購入したい人には、打って付けのサービスですね。

人それぞれに合った情報を、様々な面から提供する。
便利で楽しい未来になりそうです。


【中央大学 理工学部 精密機械工学科 辻 知章研究室】


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↑続いて、こちらは辻研究室です。

辻研究室では計算材料力学について研究しています。
原子・分子レベルで計算して、シミュレーションを行いながら、材料や部材がどのように壊れるのかを明らかにする研究です。
また、環境にやさしい木材の研究も行っています。

今回、受講生は実験用の装置を用いて、引っ張り実験に挑戦。
大きさ、長さ、厚さも様々な試験片を装置にかけ、どこまで力に耐え、どのくらい伸びるのかを調査・検証します。

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↑真鍮やアルミ、アクリルなどの破片がたくさんありますね。

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↑引張実験をしているところです。

装置を用いて試験片を固定し、少しずつ力を掛け、引っ張ります。
試験片を引っ張りながら、コンピュータで力の大きさや、どの位、試験片が伸びているのかを記録していきます。

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↑あっ!ちょうどアクリルの試験片が切れました。
2.3kNまで耐えたようです。

単純に引っ張ってモノを破壊しているだけに見えますが、この研究、とっても重要なのです。

みなさんの身の回りにある、あらゆるものを安心して使うことができるのも、このような研究・技術のお陰。
例えば、自動車のフレームにはどのような材料、厚さ、大きさのものを用いれば、事故が起きて外から大きな力が加わっても、中の客室は壊れないようにできるのか。
そういったことを考えるときに、試験片を用いた実験を含め、この計算材料力学の研究成果が活かされるのです。

塾生達の実験では、どのような結果が出るでしょうか。
研究発表に期待です。




【中央大学 理工学部 経営システム工学科 庄司 裕子研究室】

そしてこちらの研究室は庄司研究室です。
こちらでは、情報価値工学の研究が進められています。

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情報価値工学というのは、インタラクション、つまり相互作用が人の思考にどのように影響するかということをもとに、情報価値を新しく創り出し、向上させることを目指す学問領域。

今回、受講生はボードゲーム教材での体験を通じて、「キャリアデザイン」について考えます。
この正解のない問題に対して、どのように解を見つけるか。人の意思決定や知識獲得プロセスについて考え、その結果をプレゼンします。

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↑研究者がキャリアデザインを学ぶためのボードゲーム教材「Happy Academic Life2006(HAL2006)」。

この教材は、現実の研究者の生活と社会をモデル化し、複数のプレイヤーと一緒に、教材を通して研究者の生き方を擬似体験するというもの。
ゲームから研究者のキャリアデザインに関する戦略知識を得て、受講生自身のキャリアデザインについても考えるきっかけを得られるのです。

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↑HAL2006を通してキャリアデザインを考え、調査・研究するにあたっては、ゲーム中の人生においてどのような選択を行ってきたか、その過程を振り返ることがポイントになってきます。

ボードゲームでは後で途中の過程を見直すことができないので、このような端末を用いて、ソフトウェア上でHAL2006を実行。
どのような途中過程を経て今に至るのか、という途中の過程を後で見直し、調査・研究できるようにしています。

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↑途中過程での判断は正しかったか、他の選択肢はなかったのか。
実際に自分たちが擬似体験したキャリアデザインについて、TAの方も含めて話し合います。

終身雇用形態も崩壊し、変化の激しいこの時代で、キャリアデザインについて考えることはとても重要。
今の社会では欠かせない研究です。

こちらも、どのような調査・研究成果がでるのか楽しみです。


明日は実験・調査の追い込み。
最終日のプレゼンに向けて準備開始です!

明日は、牧野研究室、梅田研究室、大隅研究室、今井研究室の研究をご紹介していきます。

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