マイスターです。
数日前のニュースですが。
■「学問の魅力伝えたい…東大大学院生、出身高校で『出張授業』 」(読売オンライン)
東京大学の大学院生たちが今年度から、院生を母校の高校に派遣し生徒に研究内容や大学生活を伝える「出張授業」を始めた。大学の学問への関心を高め、進路選択に役立ててもらうことなどが狙い。質の高い授業を目指し、派遣前には入念な準備も行っている。
(略)「大学院生出張授業支援プロジェクト(BAP)」は、同研究科博士課程2年の音野瑛俊さん(25)ら、同研究科を中心とした約20人が始めた。音野さんらは別の学内サークルで科学の面白さを伝える活動に取り組み、高校で出張授業も行ったが、数人の講師では場所や回数が限られる。
そこで発案したのが、母校で授業をしたい学生を学内から募り、BAPメンバーが支援をする方式。このアイデアは2008年度、東大の学生企画コンテストで優秀賞に選ばれた。BAPに応募した学生は母校と連絡を取りながら授業を計画し、練習会を経て本番に臨む。旅費は必要に応じ大学が補助する。今年度分の募集には約50人が応募し、約30人が授業を行う予定だ。
(略)音野さんと共に代表を務める同1年の豊田丈典さん(25)は「授業を受けてよかったと高校生に思ってもらえる授業に」。練習会や本番の様子はビデオや書類などで記録を残して活用し、「全国の大学にノウハウを提供し広げていきたい」と音野さんは夢を語る。
(上記記事より)
学生の個人的な発案が、大学の支援も得て、より多くの人を巻き込みながら続いていく取り組みになったという事例。
講師を務める学生にとっても、先輩を受け入れる高校側にとってもメリットがあり、非常にいい取り組みだと思います。
記事を読む限り、出張を「母校で授業をしたい」というケースに限定されている様子。
でも、学生による出張授業を本当に必要としているのは、東大合格者をひとりも出したことがないような高校なのではないか、という気もします。
今後、プロジェクトが拡大する際にはぜひ、出張先の拡大もご検討を。
きっと、多くの高校がこの授業を待っていると思います。
以上、マイスターでした。
マイスターです。
↓今日は、こんな話題をご紹介します。
■「卒業後も通信教育でフォロー…九州歯科大が『口腔保健学科』開設 」(読売オンライン)
北九州市の公立大学法人九州歯科大は来年度から、歯科衛生士を養成する「口腔(こうくう)保健学科」を開設する。実習に力を入れて先進医療に対応できる人材を育て、現場に出た後も新しい技術を学べるよう通信教育も導入する。
同大によると、県内の人口10万人あたりの歯科衛生士数は89人で、全国平均の68人を上回っている。一方で、人工的な歯を埋め込むインプラントなど最先端の治療に対応できる人材は不足しているという。
同学科は4年制で、専門学校より1年長い。1学年は25人。同大の歯科と連携し、3年生の後期から実習に入り、技術力を身につけさせる。肺炎の原因となる誤嚥(ごえん)を専門的に学ぶなど、重要性が増す高齢者の口腔管理に対応した授業も導入する。
医療技術は日々新しくなるため、現場に出た後も最新の技術を取得できるよう、インターネットを使った通信教育も導入する。
(上記記事より)
日本では長い間、歯科衛生士は、専門学校などで養成されるコースが一般的でした。
実際、「専門学校 歯科衛生士」でGoogle検索をしてみると、山ほど学校がヒットします。
そして一方、日本の大学の歯学部には、歯科医師を養成する「歯学科」しかない場合が大半でした。
医学部が、看護や保健といった「コメディカル」系学科を備えているのとは対照的かもしれません。
そんな中、歯学部で、歯科衛生士などを養成するという取り組みが生まれつつあります。
マイスターです。
今日は、ここ一週間ほどの教育ニュースの中から、いくつかを選んでご紹介します。
マイスターです。
およそ3年前の2006年9月7日に、↓こんな内容のニュース記事がありました。
「祝親王ご誕生」の看板が設置され、商店街の人たちが通行人に日本酒を振る舞った。午後7時には、よさこいや津軽三味線が披露され、祝賀ムードはさらにヒートアップ。用意された日本酒の一升瓶約20本は、あっという間にカラとなった。目白商業協同組合の青木滋理事長(57)は「目白としては町を挙げてお祝いします。また目白にお越しください」と祝意を表した。
(「『列島祝賀ムード一色!学習院大学の地元、目白では振舞酒』(サンスポ.COM)記事より)
そう、前日の6日、秋篠宮紀子妃殿下が親王殿下をご出産されたことを受けての、目白での出来事です。
マイスターです。
学園祭の季節ですね。
学生のエネルギーの「向かい先」を知る上で参考になると思いますので、高校生の皆さんはぜひ、気になる大学の学園祭に行ってみてください。
高校生に限らず、近所に大学があるという方は、普段はあまり接点がない各大学の研究・教育成果に触れられるという点で、ご近所の学園祭に行かれるのもオススメです。
学園祭に関するニュースの中で、↓こんな記事が目にとまりました。
来年度からの学生募集停止を発表している聖トマス大(兵庫県尼崎市若王寺)で11月3日、学園祭「起志回生祭」が行われる。「起死回生」をもじったタイトルには、大学を活気づける方向へ、学生らの志を向けたいとの思いを込めたといい、主催の大学祭実行委員会は「寂しく大学の歴史を終わらせるようなことはしたくない。学校のパワーを感じて」としている。(略)実行委によると、予算も例年より少ないといい「知恵を絞った内容で勝負する」という。
(「募集停止でも活気を!聖トマス大、起志回生祭 3日開催…兵庫・尼崎」(読売オンライン)記事より)
母校が無くなるという厳しい現実の下で、学生の皆さんが見せる意地。
「起志」の言葉が力強いです。
ここで得られた経験は、卒業後も活かされると思います。
今日も、ここ一週間ほどの教育ニュースの中から、いくつかを選んでご紹介します。