国公立大英語対策Part2 ~東京外国語大編~
国公立プライム館担当の稲葉義孝です。
今回は、東京外大です。早稲田塾でも年々受験者、合格者が増えている大学の一つです。
(2009年入試では19名、前年が17名です。)
試験時間は150分。リスニングを含めてですが、大学入試の英語の中では最長時間の類です。
設問は長文、リスニングと、以下のものです。
「現代文???」と思うような設問が2004年から連続して出されています。その問題とは……
藤沢校と町田校の3年生の難関国公立大英語の11講の授業で取り上げましたが、
なかなか厳しいようですね。(授業で取り扱われることも少ないようですが)日本語の文から英語に要約、
そしてその日本語に対する意見記述です。2004年からこの問題が毎年出されています。
尚、この形式は1987年以前にも出されており、1993、1984、1983年、1982年と連続で出題されていました。つまり、80年代に出された問題形式が復活して、定着した形です。
同様の形式は東大でしばしば見られますが、ここまで長くはありません。
1984年には東北大でも出題がありましたが、最近ではこのような要約形式はほとんど見かけなくなりました。
このように80年代の問題へと回帰しているケースは、東大の2009年の英文法の書き換え問題などでも見られます。
一般的に古い問題はあまりやっても意味がないと言われがちですが、それは必ずしも正しい見解ではありません。
第一志望ならば、傾向とあまり気にせずに数多くの過去問に当たることも、ひとつの戦略でしょう。
この形式の問題への対策は、最低過去問を当たると当時に、数多く、時間を縛って練習する事に越したことはありません。
受験した先輩によれば、練習不足や時間配分のミスから本番で得点できないケースが多いようです。
当然、「現代文」の要約ができないとダメだと思います。そのあたりも意識しながら、練習量を積んで下さい。
さて、もう一つ、外大の英語の問題を解くにあたって、知っておいて欲しい情報は、
外大は解答を公表している数少ない大学です(ホームページにあります。)
市販されている解答とは「違った視点」で解答が作成されているなと、気づかされることも少なくいないです。その例が、英文要約の解答例です。
詳しくは、実際に問題を解いたあとに(現在2009年の問題の解答例があります)チェックしてみると分かりますが、重要だと思われる日本語の箇所がほぼそのまま全部英訳されている場合もあり、自分の言葉で、まとめ過ぎてもダメなのかと考えさせられます。
いずれにしても、外大英語は学習の質量とも、ある意味厳しいトレーニングが不可欠です。
常に添削指導を受けられる環境を作り、スピードも意識しつつ、対処してください。
高2・1生の皆さんは、基礎体力(単語、文法)でもたつくことなきよう、演習量を確保できる態勢を整えておきましょう。
次回は、一橋大を特集します。










