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国際基督教大学(ICU)
ユニヴァーサル・アドミッションズ

国際基督教大学(ICU) ユニヴァーサル・アドミッションズ

Give yourself the best chance to get into your dream college.

国際基督教大学 教養学部 ユニヴァーサル・アドミッションズ「4月入学帰国生入学試験」は、外国の教育制度で中学・高校を通じ2年以上継続して教育を受けた者を対象とする帰国生入試である。「4 月入学帰国生入学試験」では、十分な日本語能力を持ち、なおかつ自らの海外経験をリベラルアーツにおいて生かし開花させる資質を持つ学生を広く求めているため、「英語」の試験として IELTS、TOEFL iBTまたは Cambridge English の成績で英語力を測る一方で、「入学願書」内「ショートエッセイ」では、日本語を通して深い洞察力や批判的かつ論理的な分析力を評価、そして、「面接」を通して、 ICUが帰国生に求める資質が備わっているかどうかが評価される。

※掲載内容は変更されている場合があります。必ず大学のホームページ、入試案内冊子などをご確認ください。

※2024年8月24日更新

教養学部 ユニヴァーサル・アドミッションズ

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入試の特色

外国の教育制度で中学・高校を通じ2年以上継続して教育を受けた者を対象とする帰国生入試。ただしこの方式は「十分な日本語能力を持っている」のが条件だし入試の内容もそれがないと無理。日本の中・高等学校の全学年を外国の教育制度において英語で学んだ者に関しては、大学が「English Language Based Admissions (April/September Entry)」(英語による書類選考)方式を推奨している。

 出願に必要な英語資格はIELTS (Academic Module)、TOEFL iBT、ケンブリッジ英語検定合格の3つから1つ。

 倍率は志願者を合格者で割って約3倍。2024年度入試以前とは難度が逆転し、総合型選抜難度より若干難度低くなっている。シンプルではあるもかなり難しいショートエッセイ(日本語小論文)は一発勝負的色彩で失敗する危険を有する。

 帰国生で、かつ英語資格で相応の結果を出している者は、ICUの総合選抜か帰国生入試を選ぶ蓋然性が高い。それ自体は間違っていないのだが試験内容は意外にも日本語の力であるのを見落としてはならない。評定平均の有無によるとはいえ、じっくり書類で、というパターンを好むならば総合で、瞬発力で決めたければ帰国生で、といった区別をしたい。

 アドミッションポリシーが強く示唆するように国際基督教大学は自然・社会・人文の3科学を満遍なく配置した完全な形のリベラルアーツ大学で「リベラルアーツとは何か」を理解していていないと痛い目に遭う。

 英語資格もそこそこで日本の学校にいる期間の方が圧倒的に長いから日本語の試験は大丈夫などと請け合わない方がいい。変に在日日数が長いと我が国独特の「文系」「理系」の割り振りに知らず知らずどっぷりはまっていて、アメリカや欧州主要国で(ICUのモデルはアメリカに近い)当たり前のリベラルアーツの感覚から却って離れてしまう危険すら内包してしまう。技術的な難度より思想的な方での理解を十分になして臨みたい。

入試概要

1出願期間

  8月上旬

 

2第一次選考合格発表

  9月上旬

 

3.第一次選考内容

  書類選考

 

4第二次選考時期

  9月中旬

 

5.第二次選考内容

  オンライン個人面接

 

6最終合格発表

  9月下旬

 

 

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アイディア 合格のツボ

「特色」で触れたように英語資格を一定水準満たした者にとっての勝負は日本語である。ここが最大の「ツボ」。

 出願にあたって提出する「入学願書」に記さなければならない「志望理由等」が最初の関門。「志望動機または理由」「何を学びたいか、その理由も含めて述べる」(併せて400 字以内)ではアドミッションポリシーとの適合性を観察される。さらに「あなたの人生観に大きな影響を与えたと思われることを述べてください」(350 字以内)も問われる。結果的に短い字数であっても、当初の文案は5W1Hをふんだんに用いた長めのものを作っておきたい。

「ショートエッセイ(小論文)」では2つの課題からどちらかを選んで、1,000字以内で記述する。文字数も多く、社会で起きている問題や事象を的確に把握し、自分自身との関わりについて述べなければならない。生半可な気持ちで遭遇すると何も書けないという事態さえ招来させかねない。ここで試されているのは、アドミッションポリシーにもある「批判的かつ論理的な分析力」だ。

「オンラインによる個人面接」で大学側は「アドミッション・ポリシーに基づき、ICUが帰国生に求める資質が備わっているかどうかを評価」する。最初から最後まで「アドミッション・ポリシー」重視。もっとも、帰国生のみに求めるアドミッションポリシーはないので満遍なく、かつ深く理解しておく必要がある。

 

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