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東京医科歯科大学
歯学部

東京医科歯科大学 歯学部

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東京医科歯科大学歯学部の特別選抜Ⅰは学校推薦型選抜である。出願書類の評価、小論文試験、面接試験の成績を総合し合否を判定する。歯学科に関しては大学入学共通テストの受験が必須。

 

※掲載内容は変更されている場合があります。必ず大学のホームページ、入試案内冊子などをご確認ください。

2022年9月3日更新

歯学部 歯学科 特別選抜Ⅰ(学校推薦型選抜)

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アイディア 合格のツボ

文案を練る必要がある書類は「志望理由書」。2種あって1つは「東京医科歯科大学において学びたい理由、高校等在学中の自己の活動の成果及び卒業後の自己の将来像等について」(2000 字以内)で、もう1つは「国際感覚に優れていることを示す具体的な活動及び経験等について」(字数同)。

 学びや将来像はアドミッションポリシーの「歯科医師として」「臨床あるいは基礎研究を通して」や「幅広い教養と知識」「問題を発見し、解決していく能力」あたりを意識したい。「在学中の自己の活動」は「特筆すべきリーダーシップ能力」あたりか。

 「国際感覚に優れていることを示す」「活動及び経験」はアドミッションポリシーの「国内外に幅広く目を向け」や「コミュニケーション能力」などと符合する。実際に医科歯科卒業生は医師に限らず海外での活動に熱心な方も多いから求められるのは当然ともいえる。

志願者数が募集人員の約4倍を上回る場合、ここで1次選考される。9倍程度になるのが常なので確実に行われよう。通過者のみ会場試験(最終)に臨める。

 試験内容は小論文・面接(グループおよび個人)。小論文は大問2題で、1はこの方式共通。整数、場合の数、確率、数列といった数㈵Aで十分解ける問題とグラフの読み解き、国際性を試す問題などで構成される。

 2はかなりハード。小問1は歯科に関わるデータ読み解きで訓練しておけばクリアできそう。問題は小問2だ。まず英文での出題。ここは何とかなってもサイエンス(メディカルより広範囲)全般に関わる内容で、日本語で出題されても難しいほどに理解が困難なレベルなのだ。直前対策ではどうにもならないから早めの対策を講じておこう。

 面接は課題解決能力をグループで試した後に書類などをもとにした教員との個人間のやりとりである。

 

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入試概要


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1.主な出願資格

・高い基礎学力とバランスの取れた人格を持つこと
・優れた語学力(英語力)とそれに伴う豊かな国際感覚を持つこと
・歯学に対する強い関心を持つこと。

2.出願期間

11月上旬

3.主な提出書類

志望理由書、推薦書、学習状況調査票など

【志望理由書】

東京医科歯科大学において学びたい理由高等学校等在学中の自己の活動の成果及び卒業後の自己の将来像等について(2,000字以内) ※英語での記載は不可。

国際感覚に優れていることを示す具体的な活動及び経験等について(2,000字以内) 英語での記載は不可。

4.一次選考(書類審査)合格発表

11月中旬

5.二次選考時期

11月下旬

6.選考内容

【小論文試験】

大問1と大問2を出題する。大問1は、全学科・専攻で共通とし、問題発見および解決に必要な批判的・創造的・協働的思考力を問う。
大問2は、「i.論理的な思考を問う科学問題」、「ii.医歯学領域への関心を問う問題(英語で出題する。)」、 「iii. 柔軟な思考を問うエッセイ形式問題」から、2~3題を課す。

 

【グループ面接と個人面接】
課題を与え、グループ面接を行った後、提出書類とグループ面接の内容により個人面接を行う。

 

【令和4年度大学入学共通テスト】

合格と判断する際の目安の得点は、指定された教科・科目の得点の総合計が原則7割以上。

 

・国語:『国語』
・地理歴史・公民:「世界史B」「日本史B」「地理B」『倫理,政治・経済』から1科目選択
・数学:『数学I・数学A』『数学II・数学B』
・理科:「物理」「化学」「生物」から2科目選択
・外国語:『英語(リーディング及びリスニング)』『ドイツ語』『フランス語』『中国語』『韓国語』から1科目選択

7.合格発表

12月上旬

※条件付合格として発表し、大学入学共通テストの成績を確認後、2023年2月以降に最終結果通知を送付。

入試の特色


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募集人員は10人。学校長の推薦を必要として合格したら必ず入学しなければならないのが原則だ。志願者を合格者で割った倍率は6.0倍。国公私立を問わず歯学の最高峰かつ最難関とみなされる大学だけあって難度は極めて高い。

 1つの高校が推薦できるのは2人。評定平均のハードルが設定されていないため校長先生の判断次第とはいえ、「高い基礎学力」「優れた語学力(英語力)とそれに伴う豊かな国際感覚を持つ」といった条件があるので学業が振るわなかったり英語が苦手であればまず無理だ。

大学としてのアドミッションポリシーは「使命」として「研究者・医療人のリーダーを育て」るを掲げる。その上で「幅広い教養と知識」「問題を発見し,解決していく能力」「国内外に幅広く目を向け」を挙げる。ここと「教育理念」をミックスすると「幅広い教養と知識」と豊かな感性を備えた人間性が加わって高い倫理観と説明能力を育てる。「国内外に幅広く目を向け」とは国際感覚と国際競争力に優れる人材で海外教育研究拠点、海外国際交流協定校への派遣を積極的に推進するという道筋を示す。

ここに学科独自のアドミッションポリシーが重なる。キーワードは「コミュニケーション能力」「歯学界のリーダーとして指導的役割を果たせる積極性」だ。さらに「教育目標」として「歯科医師としての……」と明記されているから歯科医師国家試験を突破するのは前提ととらえていい。ただし「歯科臨床あるいは基礎研究を通して」ともあるので研究者の道を除外してはいない。

 歯科医の過剰が叫ばれて久しく、国立大学の一般選抜でさえ低倍率を時に記録する。そのなかで「医科歯科は別格」と受験生のみならず患者まで認識しているのは医学部を合わせ持ち歯学との融合教育プログラムを導入している点や「国内最強」の呼び声高き歯学部附属病院で学べ、かつ国試突破後も多くがここで雇われるという、おそらく日本一の環境が待っているからであろう。

 国公立に多い総合大学の一部としての歯学でも、私立で目立つ単科でもない独自のありようは魅力的で、難関をあえて突破するだけの価値は十分にある。

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歯学部 口腔保健学科 特別選抜Ⅰ(学校推薦型選抜)

【限定開催】
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アイディア 合格のツボ

文案を練る必要のある書類は「志望理由書」。題意は「東京医科歯科大学において学びたい理由、高校等在学中の自己の活動の成果(国際感覚に優れていることを示す具体的な活動及び経験等)及び卒業後の自己の将来像等について」を日本語3000 字とかなり長い字数で書き上げなければならない。

 学びや将来像はアドミッションポリシーの「研究者・医療人のリーダーを育て」るや「幅広い教養と知識」「問題を発見し、解決していく能力」あたりを意識したい。

 「国際感覚に優れていることを示す」「活動及び経験」はアドミッションポリシーの「国内外に幅広く目を向け」や「コミュニケーション能力」などと符合する。実際に医科歯科卒業生は海外での活動に熱心な方も多いから求められるのは当然ともいえる。

 倍率が4倍未満ならば1次選考はなく皆が会場試験(最終)に臨める。ただし書類は試験とともに選抜の柱の1つだから適当でいいとはいかない。

 試験内容は小論文・面接(グループおよび個人)。小論文は大問2題で、1はこの方式共通。整数、場合の数、確率、数列といった数㈵Aで十分解ける問題とグラフの読み解き、国際性を試す問題などで構成される。

 2は学科独自でいずれも英語の課題文を読解して問いに答える形式だ。「衛生」の内容はメディカル系。「基本的人権」に関わるような倫理観や観察眼を試す問いも含まれる。時事的なテーマがしばしば採用されてきた。「工学」は「人間と自然」をテーマとした現象に関する文献がしばしば出題されている。英文はかなり長く、読解が中心ながら条件を付加して考えさせる問いもあり容易でない。

 面接は課題解決能力をグループで試した後に書類などをもとにした教員との個人間のやりとりである。

 

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入試概要


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1.主な出願資格

・高い基礎学力とバランスの取れた人格を持つこと
・優れた語学力(英語力)とそれに伴う豊かな国際感覚を持つこと
・口腔保健衛生学に対する強い関心を持つこと。

2.出願期間

11月上旬

3.主な提出書類

志望理由書、推薦書、学習状況調査票など

【志望理由書】

東京医科歯科大学において学びたい理由、高等学校等在学中の自己の活動の成果(国際感覚に優れていることを示す具体的な活動及び経験等)及び卒業後の自己の将来像等について(3,000 字以内) ※英語での記載は不可

4.一次選考(書類審査)合格発表

11月中旬

5.二次選考時期

11月下旬

6.選考内容

【小論文試験】

大問1と大問2を出題する。大問1は、全学科・専攻で共通とし、問題発見および解決に必要な批判的・創造的・協働的思考力を問う。
大問2は、英語の長文を読み、設問に英語及び日本語で答える形式で、出題の文章内容を踏まえて、自身の考えを日本語で述べる力を問う。

 

【グループ面接と個人面接】
課題を与え、グループ面接を行った後、提出書類とグループ面接の内容により個人面接を行う。

7.合格発表

12月上旬

入試の特色


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募集人員は口腔保健衛生学専攻・口腔保健工学専攻ともに2人ずつ。学校長の推薦を必要として合格したら必ず入学しなければならないのが原則だ。「衛生学」の倍率は3.5倍で「工学」が2倍。評定平均の出願条件はないので校長先生の判断次第とはいえ「高い基礎学力」を求めるから成績の振るわない者は厳しい。加えて「優れた語学力(英語力)とそれに伴う豊かな国際感覚を持つ」も必要で「英語が苦手」だと無理であろう。

 志願者数が募集人員の約4倍を上回る場合は書類の1次選考がなされるが、未満に収まっているので行われない可能性が高い。もっとも、募集人員が2人と少ないので8人を超えると選考に踏み切る公算大。全国で誰がどれだけ出願してくるなど分かりようもないから万が一にも「書類をおろそかにしても大丈夫」などと楽観しないように。

大学としてのアドミッションポリシーは「使命」として「研究者・医療人のリーダーを育て」るを掲げる。その上で「幅広い教養と知識」「問題を発見し,解決していく能力」「国内外に幅広く目を向け」を挙げる。ここと「教育理念」をミックスすると「幅広い教養と知識」と豊かな感性を備えた人間性が加わって高い倫理観と説明能力を育てる。「国内外に幅広く目を向け」とは国際感覚と国際競争力に優れる人材で海外教育研究拠点,海外国際交流協定校への派遣を積極的に推進するという道筋を示す。

 ここに学科独自のアドミッションポリシーが重なる。両専攻とも「保健・医療・福祉等の関連職種と連携して活動できる能力を身につける」が特徴的。「衛生」は歯科衛生士、「工学」は歯科技工士をたやすく連想しよう。従属的な位置づけでなく独立した口腔の専門家として歯科医師、医師、保健師などと患者のQOLを保てるだけの技量を得させようとしている。なお「工学」はメディカルというより「ものつくり」(エンジニアリング)の色彩が極めて濃くアドミッションポリシー以外でもしばしば言及されている。

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