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筑波大学
AC入試

筑波大学 AC入試

Give yourself the best chance to get into your dream college.

筑波大学のAC入試は問題解決能力を身につけた、活動的な人を選抜する自己推薦型の入試である。選考は、書類提出と面接・口述試験により志願する学群・学類に必要な学習適応性が評価され合格者を決定する。

※掲載内容は変更されている場合があります。必ず大学のホームページ、入試案内冊子などをご確認ください。

2022年8月27日更新

AC入試

【限定開催】
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入試の特徴と出願資格

志願者の主体的で継続的な取り組み(最近2年間、又はそれ以上の長期間にわたるもの)から「問題解決能力」が評価される。全ての志願者を対象に書類審査による第1次選考を行い、第1次選考合格者を対象に個別面接・口述試験による第2次選考を行う。

募集人員は全ての学類・専門学群をあわせて45名。

入試概要

1出願期間

  9月上旬

2第1次選考結果

  10月上旬

3第2次選考

  10月中旬〜下旬

4合格発表日

  11月上旬

入試の特色

【アドミッションポリシー】
筑波大学のAC入試は問題解決能力を身につけた、活動的な人を選抜する入試である。要項によれば、問題解決能力とは「問題意識を持って、自ら学び、自ら考え、よりよく問題を解決する資質や能力」と説明されている。入試は書類選考と面接・口述試験の2段階選抜。志願者の主体的で継続的な取り組みから問題解決能力を評価するのが目的であり、高等学校の成績や語学資格などの出願基準は設けられていない。
この入試を実施しているのは人文・文化学群の全ての学類、情報学群の全ての学類、生命環境工学群の生物学類、そして体育専門学群である。すべての学群・学類で実施しているわけではないので、要項等でチェックしておきたい。
第1次選考の提出書類は志願理由書と自己推薦書、そして自己推薦書の根拠となる資料である。「特定の学群・学類を志願する理由」について記述する志願理由書によって「筑波大学で学びたいという強い意欲」が評価され、「これまでに、自分で課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、主体的に判断して、取り組んできたこと」を自己推薦書とその証明資料で評価される。
第2次選考の30分間の個別面接・口述試験では、提出した書類のうち、自己推薦書を中心に内容が確認される。そして志願する学群・学類に必要な学習適応性(学習能力、知識、意欲等)が評価される。筑波大学は高度な研究に取り組んでいる大学である。大学入学後、研究に取り組む能力等があるかどうかといった視点から、合格者が選抜されると考えておくと良いだろう。

 

【難易度】
学群・学類ごとに募集されるため、倍率も情報学群知識情報・図書館学類の4.4倍から生命環境学群生物学類の約7.0倍まで開きがある。高等学校の成績等の出願基準は設定されていないため、継続的な活動における問題発見と解決の過程を説明できれば、誰しもに合格のチャンスがある入試といえよう。
しかも、この入試は何らかの目覚ましい活動実績を重視する入試ではないという点も、志願者にとって魅力的であろう(体育専門学群を除く)。「活動の実績そのものを重視するのではなく、志願者がどのような工夫によってその実績を上げたのか、また、その実績をどのように認識しているのかを重視」するとAC入試案内に書かれている。「結果に至る過程や、活動の『質』」をアピールできれば、合格を手にできる可能性があるのだ。
募集のある学群・学類を志望する人のうち、これまで主体的かつ継続的に、なんらかの活動や研究に取り組んできた人は、ぜひ受験を考えてみると良い。

アイディア 合格のツボ

問題解決能力を評価する入試である以上、自己推薦書のウェイトが極めて高い。なんといっても自己推薦書と自己推薦書の根拠となる資料が合否を分ける。第1次選考の書類審査はもとより、第2次選考でも自己推薦書の内容を中心に面接・口述試験が実施されるため、時間をかけて満足のいく自己推薦書を書き上げたい。
自己推薦書は「あなたがこれまで主体的に、そして継続的に取り組んできた活動や研究の内容をもとに、自分の『問題発見・解決能力』を提示」し、「大学でどのように学びたいのか」についても具体的に記述する書類である。A4サイズであれば分量・様式は自由。これまでに取り組んできた学習や活動を中心に、経緯や内容、結果などを考察するとともに、大学入学後の展望といったものまで記述するのが一般的である。各学群・学類のアドミッションポリシーを咀嚼し、自己推薦書の構成や内容、特に中心となるテーマを定められると良い。
分量・様式が自由であるため、読みやすく理解しやすい資料作成をイメージすると良い。大学で執筆するレポートや論文の体裁を模してみるのも一案である。特に自ら興味を持って取り組んだ探究活動については脚注や出典等も明記する論文の形式をイメージすると良いだろう。

 

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筑波大学AC入試 現役合格インタビュー

先輩の声

松村 英美里

筑波大学 人文・文化学群

森村学園高等部出身

2021年卒業

松村 英美里

受講していた「慶應義塾小論文」では、論文の論理構造など講座を受けていなければ知らなかったテクニックが盛りだくさん。論文対策だけでなく、志望理由書を書く上でも非常に参考になりました。また、この講座で“ソシュールの構造主義”を教えて頂いて、私も同じような研究をしてみたいと思うようになりました。

面接対策に役立ったのは、「総合型・学校推薦型選抜特別指導」の講座「SDGs探究学習プログラム」です。AC入試の二次審査は30分の面接で、主に私の研究論文について質問されたのですが、展開されたのは発展的な理論ばかり。ただ、ここで焦らず解答できたのは、この講座で答えのない問題に取り組み、予期せぬ問題にも対応できる瞬発力が養えたからでした。柔軟な思考能力を伸ばすには本当にオススメの講座です。

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