早稲田大学
人間科学部

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早稲田大学人間科学部で実施されている「FACT(Fundamental Academic Competency Test)選抜」は、“5つの力”「CLEAR(対話力・論理力・表現力・分析力・省察力)」を重視した入試である。倍率は毎年1.4倍程度のため、出願条件を満たしていれば是非ともチャレンジしたいところだ。
※掲載内容は変更されている場合があります。必ず大学のホームページ、入試案内冊子などをご確認ください。
2024年11月23日更新
- 人間科学部 FACT選抜
入試方式
人間科学部 FACT選抜
- 合格のツボ
- 入試の特徴と出願資格
- 入試概要
- 入試の特色
目次
早稲田・慶應義塾大学
私大 総合型・学校推薦型選抜で合格実績No.1を誇る早稲田塾が、早慶の総合型選抜を徹底解説!実際に合格した先輩の事例なども交えながら、入試のポイントをお伝えします。
開催日時
5/11(日) 13:30~14:30
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合格のツボ
「特色」で述べたように「出願条件を満たす」が実質的な最大の「合格のツボ」。とはいえ選考過程もなかなかに厳しい。
書類は志望理由書と事前課題。志望理由書は題意がきめ細かいので正確に反応していけば何とかなるが相応の時間を要する。大変なのは事前課題だ。実験と観察・分析であり、かつ全選考にわたる影響力を持つ。大学の研究室レベルで理数が得意でも座学中心の知識だと太刀打ちできない。幸い過去問題が公開されているので早めに取りかかってみよう。
ここで1次選考。出願期限から通過発表まで約10日と異様に短いのは「志願者は少ない」と当局も腹をくくっている上に事前課題の良し悪しが専門家からすればほぼ一目瞭然だからと推察できる。
通過者のみ会場試験(最終)に臨む。論述試験と面接。面接は提出書類と地続きであるのはアドミッションポリシーに明記されているため確実である。論述は大変だ。まず英文の読解が出される。また事前課題を受けた形の問いも来るのが確実。後は表やグラフなどの資料を示しながらの分析・思考。表現である。集合、数列、確率といった数的思考を武器に生データや「とある状況」を解析していく。理科4科目の履修条件が各自まちまちなのでどれかに偏る心配はない。「解く」というより「説明する」に近い。
入試の特徴と出願資格
全体の評定平均3.9以上だけでなく、理科と国語が特に優れていることが求められるため、この2教科で評定平均4.1以上が求められる。事前課題や2次選考内容でも分かるように、「データを客観的に読み解き要約する力」「そこから得られた洞察を科学的知見と結びつけ て分析する力」「それらを批判的かつ論理的にまとめ、わかりやすく提示する力」が合否を大きく左右する。日頃からの学習態度が合格へ繋がるとも言える。
入試概要
出願時期
9月上旬
主な提出書類
志望理由書(1,200 字以上 1,500 字以内)
・選択した学科を志望する具体的な理由
・人間科学部で研究したいこと
・将来(卒業後)の抱負
英語外部検定試験のスコア(入学日(2022年4月1日)から遡って2年以内に受験したもの)
事前課題
・ウェブサイトに公開されるA4サイズ5ページ以上10ページ以内のレポート形式
・「データを客観的・批判的に読み 取り要約する分析力」「得られた洞察の合理性を自ら確認し、また展開する論理性や省察性」「示すべき事柄を必要に応じて図や表を併用しながら他者にわかりやすく伝える表現力」が審査される
2次選考時期
11月下旬
合格発表
11月中旬
入試の特色
略称「FACT」を直訳すると「基礎学問的能力テスト」。アドミッションポリシーによると高校までの教科科目に関する幅広い基礎学力と、理科・国語の2教科についての特に優れた基礎学力を持ち、加えて、データを客観的に読み解き要約する力、そこから得られた洞察を科学的知見と結びつけて分析する力、それらを批判的かつ論理的にまとめ、わかりやすく提示する力を高い次元で併せ持つ受験生、研究するという営みへの高い関心と尽きない意欲、新しい分野への好奇心とチャレンジ精神に富んだ受験生を求めます」とある。ほぼこれに尽きるであろう。
まず学力は評定平均値3.9以上かつ理科および国語で履修した全科目で4.1以上を出願条件としてはかる。他に「数学Ⅱ・B」が履修条件。さらに外国語資格・検定試験(英検など)のスコアか結果を出せるか国際バカロレア資格を取得見込みのどちらかが必要だ。国際バカロレアは認定校でないとどうにもならないので外国語検定の方が一般的だ。
募集は「国内者向け」と「帰国生向け」の二本立て。帰国生の条件はTOEFL iBT72 以上など。
難易度以前に「国内者向け」は文理にわたる履修条件と理科・国語を特定した高めの評定平均を求めるため出願条件のハードルが高い。「帰国生向け」は当然ながらそうである者しか受けられない。ゆえに倍率こそ低いも事前に条件を満たせないケースが多々ある。
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先輩の声
西島 大翔くん
早稲田大学 人間科学部
成蹊高校
2024年度卒業

早稲田大学人間科学部のFACT選抜は、一次試験が志望理由書と事前課題、二次試験が論述試験でした。志望理由書は、なぜやりたい学びがこの学部でなければならないのか、理由が強く求められます。私は早稲田塾で受講した「総合型・学校推薦型選抜特別指導」で、早稲田大学と自分の探究テーマへの熱意をどう盛り込み、インパクトのある志望理由書に仕上げるかを念頭に置いて取り組んできました。志望理由書を作成する過程で、スタッフや担任助手と対話を積み重ねたことで、コミュニケーション能力も養えたと思います。